近づく業績相場の足音 「金利高・株高」は良い兆候 川崎 健 編集委員 11月12日 株高の勢いが止まらない。12日の日経平均株価は1年2カ月ぶりとなる8日続伸を記録した。急ピッチな株価上昇を「カネ余りによるバブル相場」と警戒する声は根強い。だが、ころころと変わる物色動向から一歩引いて全体を見渡せば、市場で重要な変化がひとつ起きているのに気づく。金利高と株高が同時に進む新たな局面に入っているのだ。 「今、投資家に決まって聞かれる典型的な質問が2つある。ひとつは相場は行き過ぎではな 近づく業績相場の足音 「金利高・株高」は良い兆候
「超悲観シナリオ」浮上 1年後の日経平均6500円 NQNスペシャル 7月7日 日経平均株価が軟調な展開をみせる中、突如浮上した「超悲観シナリオ」が市場で話題となっている。野村証券が7日、1年後の日経平均の見通しを6500円とするシナリオを提示したのだ。背景にあるのは日銀の動き。政府債務の引き受けなどにより円の信認低下が起きれば、日本から資金が逃避する「悪い円安・悪い株安」が進む可能性がある。 野村証券は今夏、顧客向けに「マイナス金利への挑戦」と題するサマーセミナーを開催す 浮上した「超悲観シナリオ」 1年後の日経平均6500円
経常黒字が最少に 所得収支の黒字の伸び悩みは意外・尾畑氏 5月12日 尾畑秀一・野村証券シニアエコノミスト 財務省が発表した2013年度の国際収支状況(速報)では、経常黒字が比較可能な1985年度以降で過去最低となった。所得収支の黒字が意外に伸び悩んでいることが改めて印象づけられた。背景には世界的な低金利があるようだ。米長期金利も低水準で推移していることもあり、円安・貿易赤字を相殺しきれていない構図だ。 家電など耐久消費財の国内需要が盛り上がると、輸入が増える傾向 経常黒字が最少に 所得収支の黒字の伸び悩みは意外・尾畑氏