殺傷事件後、児童が初登校 カリタス小が再開 6月5日更新 川崎市多摩区でスクールバスを待っていた児童ら20人が殺傷された事件で休校していた私立カリタス小が5日、再開した。小学校前では教職員や警備員らが見守る中、徒歩や保護者が運転する車で児童が登校した。事件現場となったスクールバス乗り場はJR登戸駅前の別の場所に移され、車両もチャーターした市バスを使った。 学校関係者や警備員、警察官が配置されたバス乗り場では、久しぶりの友人との再会を喜ぶ姿も。児童が乗り 殺傷事件後、児童が初登校 カリタス小が再開
カリタス小が保護者会、5日に授業再開「心のケア、最大限に」 6月4日 川崎市多摩区でスクールバスを待つ私立カリタス小の児童ら20人が殺傷された事件で、同小を運営する学校法人カリタス学園は4日、保護者会を開いた。終了後、高松広明事務局長は報道陣に「心のケアと安全確保に最大限努める」と述べた。事件後、休校していた同小は5日、再開する。 保護者会では、子供たちがスクールバスを見て事件を思い起こさないよう、市バスを使用することや、カウンセラーを少なくとも カリタス小が保護者会、5日に授業再開「心のケア、最大限に」
川崎殺傷、識者はどう見る 「拡大自殺」「高い計画性」 6月4日 川崎市多摩区の20人殺傷事件は4日で発生から1週間が過ぎた。包丁で無差別に切りつけた犯行の状況は明らかになりつつあるが、岩崎隆一容疑者(51)は自殺し、動機の解明は進んでいない。犯罪学や精神医学の専門家は事件の特徴として、あえて子供が集まる状況を狙った計画性の高さや、他人を道づれにする「拡大自殺」の可能性を指摘する。 ■児童集まる時間帯を特定か 「初めから多くの児童の殺傷を目的としたテロ行為と言え 川崎殺傷、識者はどう見る 「拡大自殺」「高い計画性」
犠牲者悼み、献花絶えず 「なぜこんな目に」 川崎20人殺傷事件1週間 6月4日 川崎市多摩区でスクールバスを待っていた私立カリタス小の児童ら20人が殺傷された事件は4日、発生から1週間を迎えた。現場には献花が絶えず、この日も多くの人が訪れ、犠牲者を悼んだ。「なぜこんな目に遭わなければならなかったのか」。事件の衝撃は今も消えず、悲しみが広がった。 近くに住む会社員の岩崎由紀子さん(48)は手を合わせ、「もうこんな事件は起きないからね」と心の中で語り掛けた。いつも見掛けたバスを 犠牲者悼み、献花絶えず 「なぜこんな目に」 川崎20人殺傷事件1週間
中年ひきこもり、親ら苦悩 自治体「ためらわず相談を」 6月3日 東京都練馬区の自宅で元農林水産事務次官が長男を刺殺したとされる事件や、川崎市多摩区で児童らが殺傷された事件は、ひきこもり状態の中高年を抱える家族が苦悩する姿を浮かび上がらせた。ひきこもりの問題を周囲に打ち明けづらい家族は多く、行政や民間団体による支援にどうつなげるかが課題になっている。 【関連記事】「長男ひきこもり、家庭内暴力も」 逮捕の元農水次官 「川崎市の殺傷事件が頭に浮かんだ。(死亡した長男 中年ひきこもり、親ら苦悩 自治体「ためらわず相談を」