楽天、規約巡り新たな火種 違約金・手数料に賛否 ネット・IT 8月19日更新 ネット通販「楽天市場」の一部出店者で構成する任意団体「楽天ユニオン」は18日、楽天が出店者に課す違約金制度などが独占禁止法違反(優越的地位の乱用)だとして、公正取引委員会に排除措置命令を求めた。楽天に送料の無料化に続く新たな火種が加わる。公取委の判断によっては、運営モデルの見直しを迫られる可能性もある。 「オンラインショッピングモールの出店者全体に影響のある問題だ」 300店超が参加する楽天ユニ 楽天、規約巡り新たな火種 違約金・手数料に賛否
楽天の「送料無料」に反旗 出店者、公取委に調査要請 ネット・IT 1月23日 ネット通販サイト「楽天市場」を運営する楽天と一部出店者の対立が深まっている。出店者の任意団体は22日、一定額以上の購入者への送料を一律無料にする楽天の規約変更が独占禁止法に抵触するとして公正取引委員会に調査を求めた。送料の負担増のほか、罰金を伴う違反点数制度などへの反発もある。公取委の今後の判断次第ではプラットフォーマーと取引先の関係に影響を与える可能性がある。 楽天は3月18日から、消費者が3 楽天の「送料無料」に反旗 出店者、公取委に調査要請
膨張する独禁法 「優越的地位の乱用」適用どこまで ネット・IT 法務・ガバナンス 1月12日 世界のあちこちで、独占禁止法(競争法)の存在感が大きくなっている。日本でも競争当局は個人データの利用から人材、知的財産の保護まで独禁法の適用を探るようになり、契約や交渉、訴訟などビジネスの現場で「優越的地位の乱用」という言葉が飛び交うようになった。分野を超えて現行法の不備を補う「柔軟」なルールとして期待がかかる一方、執行の課題や企業が萎縮するリスクへの懸念もくすぶる。独禁法の現在地を探る。(児玉 膨張する独禁法 「優越的地位の乱用」適用どこまで