「三陸を好きになって」 鉄道や花火をきっかけに 東日本大震災10年 復興の担い手たち 地域総合 東北 岩手 2月23日更新 「私の好きな岩手県沿岸地域を、訪れた人にも好きになってもらえるようにしたいけど、まだ勉強不足で……」。沿岸部を結ぶ県などの第三セクター、三陸鉄道(三鉄、同県宮古市)宮古駅に勤務する千代川らんさん(21)は、はにかみながらこう話す。 津波で自宅が浸水 2011年の東日本大震災で死者・行方不明者が825人に上った山田町の出身で、19年に入社。駅窓口での切符販売や改札などを1年半ほど担当し、現在は団体 「三陸を好きになって」 鉄道や花火をきっかけに
三陸花火競技大会実行委「中止考えず感染対策追求」 東日本大震災10年へ 新型コロナ 岩手 東北 12月1日 新型コロナウイルスの感染が三たび拡大に転じ始めた10月末、東日本大震災被災地の岩手県陸前高田市で花火大会が開かれた。観客1万人以上が集まったが、徹底した感染防止策で患者の発生を防いだ。主催した三陸花火競技大会実行委員会の浅間勝洋実行委員長は「中止を考えずに対策を追求したことで、ドローンによる新たなライブ配信も提案できた」と話す。 ――三陸花火大会では、1万発以上が被災地の夜空を彩りました。 「昨 三陸花火競技大会実行委「中止考えず感染対策追求」
移住起業家の夢、被災地を照らす 岩手・陸前高田 東日本大震災10年へ 岩手 東北 11月3日 2011年3月に起きた東日本大震災から来年で10年を迎える岩手県陸前高田市で10月31日、花火大会が開催された。今年はコロナ禍で全国的にほとんどの花火大会が中止となり、復興途上の被災各地の経済も打撃を受けた。そんな中、19年12月に神奈川県から同市へ移住したベンチャー起業家の浅間勝洋さん(39)が実行委員長を務める「三陸花火大会」が、感染防止対策を取りながら開かれた。夜空に浮かぶ色鮮やかな光が、 移住起業家の夢、被災地を照らす 岩手・陸前高田