中国、資金調達が再加速 1月、1年半ぶり伸び率拡大 中国・台湾 2月22日 【北京=原田逸策】中国で企業や個人の資金調達が再加速する兆しが出てきた。銀行や市場からの調達総額を示す「社会融資規模」の残高の伸び率は1月、1年半ぶりに拡大に転じた。銀行を介さない資金調達である「影の銀行」の規制が緩んでおり、当局は中小企業融資の拡大へ銀行の資本増強も後押しする。資金調達の伸びは景気の先行きを占う注目点となる半面、金融改革の棚上げで過剰債務がさらに膨張する懸念がくすぶる。 企業や 中国、資金調達が再加速 1月、1年半ぶり伸び率拡大
米中貿易協議始まる 知財など覚書作成に着手 トランプ政権 米中衝突 北米 2月22日 【ワシントン=鳳山太成】米中両政府は21日、ワシントンで閣僚級貿易協議を開いた。中国の知的財産侵害や技術移転の強要など構造問題への対応を巡り、覚書を作成する作業に着手した。3月1日の協議期限が迫るなか、期限延長や首脳会談の日程も議題となる見通しだ。 会合は22日までの2日間。初日は米側から米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表、ムニューシン財務長官、ロス商務長官、ナバロ大統領補佐官らが顔を 米中貿易協議始まる 知財など覚書作成に着手
崖っぷち対米交渉、習近平式「集中指導」の明と暗 トランプ政権 習政権 習政権ウオッチ 米中衝突 貿易摩擦 ファーウェイ副会長逮捕 経済 政治 金融機関 コラム(国際・アジア) 中国・台湾 北米 2月20日 米中貿易協議の3月1日の交渉期限を前にワシントンで世界が注視する米中閣僚級協議が2月21日から再開される。中国経済は1月の新車販売が前年同月比で15%も落ち込むなど綱渡り。危機打開の使命を負う中国側交渉団は、共産党トップとしての習近平(シー・ジンピン)が直接、指揮する体制を敷いている。 「(習近平をトップとする)共産党中央の組織が直接、対米交渉をコントロールしている。委託を受けた経済ブレーン、劉 崖っぷち対米交渉、習近平式「集中指導」の明と暗
米中貿易協議、次官級で 構造問題を詰め 貿易摩擦 中国・台湾 2月12日 【北京=原田逸策】米中両政府は北京市内で次官級の貿易協議を始めた。中国の構造問題を中心に意見を交わす。合意事項を中国側がきちんと履行したかを検証する枠組みをどうつくるかも焦点になる。14、15日に開く閣僚級協議に向け、両者の隔たりをどこまで縮められるか注目される。 米中協議は1月30、31日に閣僚級でワシントンで開いて以来となる。 協議は11日に始まり、3日間を予定する。米側は通商代表部(UST 米中貿易協議、次官級で 構造問題を詰め
米中貿易協議、次官級で開始 知財など構造問題詰め 貿易摩擦 中国・台湾 2月11日 【北京=原田逸策】米中両政府は11日、北京市内で次官級の貿易協議を始めた。中国の構造問題を中心に意見を交わすとみられる。合意事項を中国側がきちんと履行したかを検証する枠組みをどうつくるかも焦点になる。14、15日に開く閣僚級協議に向け、両者の隔たりをどこまで埋められるかが注目される。 米中協議は1月30、31日に閣僚級でワシントンで開いて以来となる。 米通商代表部(USTR)のゲリッシュ次席代表 米中貿易協議、次官級で開始 知財など構造問題詰め
米朝会談の脇に「第三の男」、習近平氏が狙う一石二鳥 緊迫 北朝鮮 トランプ政権 習政権 習政権ウオッチ 米中衝突 南北首脳会談 貿易摩擦 ファーウェイ副会長逮捕 経済 政治 コラム(国際・アジア) 中国・台湾 朝鮮半島 東南アジア 北米 2月6日 2月下旬にも南シナ海に臨む風光明媚(めいび)な地で、米朝首脳ばかりではなく、米中首脳も顔を合わせる場面が見られるかもしれない。2つの首脳会談では、北朝鮮の核放棄絡みばかりでなく、1953年から休戦中のままである朝鮮戦争の正式な終結、さらに米中経済・貿易戦争という3つの課題が複雑に絡み合いながらテーブルに載る可能性がある。 中国国家主席の習近平(シー・ジンピン)、米大統領のドナルド・トランプは3つ 米朝会談の脇に「第三の男」、習近平氏が狙う一石二鳥
米、中国に合意履行の検証迫る 貿易協議で首脳会談へ 米中衝突 貿易摩擦 中国・台湾 2月1日 【ワシントン=原田逸策、鳳山太成】米中両政府の閣僚級貿易協議が1月31日終わった。中国の市場開放など一定の進展があったが、米国は合意の履行を検証する枠組みづくりを迫った。中国による技術移転の強要、国有企業への補助金の問題でも溝が残った。中国側は2月下旬にも首脳会談を開いて決着を図る段取りを描くが、合意はまだ見通せていない。 「(合意の)履行、履行、履行だ」。31日午後、トランプ米大統領と劉鶴副首 米、中国に合意履行の検証迫る 貿易協議で首脳会談へ
米中貿易協議2日目に 中国、2月の首脳会談提案か 中国・台湾 北米 2月1日 【ワシントン=原田逸策】米中両国政府がワシントンで開いている閣僚級の貿易協議は31日、2日目の議論に入った。開始に先立ち、トランプ米大統領は「友人である習近平(シー・ジンピン)国家主席と近い将来に会うまでは、最終的な合意はない」とツイッターに投稿し、首脳会談での決着に意欲を示した。3月1日の期限までに「未解決の問題を何も残さず、完全な合意を目指している」とも表明した。 米紙ウォール・ストリート・ 米中貿易協議2日目に 中国、2月の首脳会談提案か
米中貿易協議、初日の議論 知財保護など協議 トランプ政権 貿易摩擦 中国・台湾 北米 1月31日 【ワシントン=原田逸策】米中両国政府がワシントンで開いている閣僚級の貿易協議は30日、初日の話し合いを終えた。知的財産権の保護や技術移転の強制など中国の構造問題を中心に意見を交わしたとみられる。今回の協議でどこまで米中間の隔たりを埋められるか注目される。 米中の閣僚協議は2018年6月初めに開いて以来、約8カ月ぶり。中国の劉鶴副首相、中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁らが訪米し、米通商代表部(U 米中貿易協議、初日の議論 知財保護など協議
米財務長官「金融開放、前倒しを」 米中衝突 貿易摩擦 中国・台湾 1月30日 【ワシントン=原田逸策】米中両政府による閣僚級の貿易協議が30日に始まる。ムニューシン米財務長官は29日の米テレビ番組で、中国側に金融市場開放の前倒しを求める考えを示した。中国の劉鶴副首相が率いる代表団には中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁が同行しており、金融開放も協議の焦点になる。 中国では外資の証券会社や保険会社が事業展開する場合、中国企業との合弁出資にする必要がある。18年から外資の過半出 米財務長官「金融開放、前倒しを」