クラフトの旗手 井手直行氏(14)人と土地の縁に恵まれ 日経MJ 長野 コラム サービス・食品 4月16日 ヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)の看板ビールである「よなよなエール」のこだわりをご紹介するため、時計の針を創業した1997年に戻します。 当時無職だった私がヤッホーへの入社を決意した日。当時の社長の星野佳路に連れられた場所が、長野県佐久市で建設中だったヤッホーの醸造所でした。この時、現場で醸造設備の工事を指揮していた一人がブルワー(醸造士)の福岡篤史です。現在は「あーすぃー」のニックネー クラフトの旗手 井手直行氏(14)人と土地の縁に恵まれ
GoTo補助「ワクチン接種者に限定を」 星野リゾート代表 新型コロナ サービス・食品 4月14日 星野リゾートの星野佳路代表は14日、政府の観光需要喚起策「Go To トラベル」事業について、補助対象者をワクチン接種者に限定すべきだとの考えを明らかにした。ワクチン接種を促進することにもつながり、「(宿泊施設の)スタッフも安心して迎えることができる」と述べた。 同日開催したオンライン GoTo補助「ワクチン接種者に限定を」 星野リゾート代表
星野リゾート、都市型観光に照準 コロナ収束後見据え サービス・食品 環境エネ・素材 4月14日 星野リゾートは14日、観光客に照準を合わせた都市型の観光ホテル「OMO」の出店を拡大すると発表した。まずは今春に京都市、沖縄県那覇市の2カ所でオープンする。経営難のホテルの運営も引き継ぎながら、全国規模で出店を検討する。出張客や訪日客の減少で都市型ホテルの経営環境はリゾートよりも厳しいが、新型コロナウイルスの収束後も見据えて、逆張りの拡大戦略で先手を打つ考えだ。 「2023年には訪日客が100% 星野リゾート、都市型観光に照準 コロナ収束後見据え
クラフトの旗手 井手直行氏(13)メルマガで殻を破る 日経MJ 長野 コラム サービス・食品 4月9日 インターネット・ショッピングモール「楽天市場」で休眠状態だった店舗の注文はいったん増えましたが、すぐに頭打ちに。打開策を求めて、人気店をお手本にすることにしました。 人気店には共通の特徴がありました。メルマガには担当者の日常生活がつづられ、親近感がわいてくるのです。こんなに魅力的な人が紹介する商品なら買って損はない――。読んでいて購入しそうになりました。 一方で私のメルマガは「夏はビールがおいし クラフトの旗手 井手直行氏(13)メルマガで殻を破る
クラフトの旗手 井手直行氏(11)経営難、途方に暮れる 日経MJ 長野 コラム サービス・食品 3月26日 「よなよなエールの製品サイクルは終わっています」。地ビールブームがはじけ、売り上げが右肩下がりで減り続けていた頃のことです。会議の席上、あるマーケティングの専門家から主力製品である「よなよなエール」はこれ以上売り上げが伸びないと指摘されました。ブランドの寿命が尽きたというのです。 スタッフのみんなが「よなよなエール」のおいしさに自信を持っていました。けれども、誰も反論できなかった。私自身も、その クラフトの旗手 井手直行氏(11)経営難、途方に暮れる
寒風の絶景温泉をのれん1枚で… 星野リゾートの舞台裏 3月25日 星野リゾートが全国で展開する旅館・ホテル運営の舞台裏を大公開する新刊『星野リゾートの事件簿2』(日経BP)では、2010~20年にかけて起きた11の事件をテーマにしながら、スタッフが課題解決に向けて何を考え、動いたのかを詳細に記しています。ここでは、界箱根で起きたエピソードを紹介しましょう。 ◇ ◇ ◇ 「さ、寒い。寒すぎる……」 星野リゾートの温泉旅館、界箱根の池上真敬総支配人はかつて赴 寒風の絶景温泉をのれん1枚で… 星野リゾートの舞台裏
星野リゾート、京都に3ホテル 閉館施設など引き継ぐ 新型コロナ 京都 関西 サービス・食品 3月16日更新 星野リゾート(長野県軽井沢町)は16日、4月以降、京都市内に3軒のホテルを開業すると発表した。新型コロナウイルス禍の影響で閉館したホテルなどの運営を引き継ぐ。コロナ禍の収束は見通せないが、世界的な観光都市である京都の集客力を評価して攻勢をかける。いずれも価格を抑えた都市観光ホテルで、近隣客を呼び込むほか、インバウンド(訪日外国人)需要の回復も見据える。 4月15日に「OMO3京都東寺」と「OMO 星野リゾート、京都に3ホテル 閉館施設など引き継ぐ
観光業、コロナとどう向き合う?星野リゾート 星野代表 サービス・食品 環境エネ・素材 3月16日 新型コロナウイルスの感染長期化で観光需要は低迷したままだ。コロナワクチンの接種が始まったが、遅々として進まない。感染再拡大を懸念する声は依然として根強い。流行2年目を迎え観光業はどのようにコロナと向き合うべきか、星野リゾートの星野佳路代表に聞いた。 ――運営する施設の稼働状況はどうですか。 「感染者数が減少に転じた2月上旬ごろから、新規の予約も増えてきている。『旅行に行きたい』と感じている人は多 観光業、コロナとどう向き合う?星野リゾート 星野代表
クラフトの旗手 井手直行氏(9)地ビールブーム追い風に 日経MJ 長野 サービス・食品 3月12日 「準備を進めている地ビールのプロジェクトに参加してほしい」。星野リゾート(長野県軽井沢町)の事務所。星野佳路代表の言葉に驚きました。1997年2月。地ビールの存在は知っていましたが、飲んだことはありませんでした。私が半信半疑の表情をしていたのでしょう。「建設中の醸造所を見に行こうよ」。星野が運転する車に乗って長野県佐久市の工業団地に向かいました。 粉雪が降るなか、醸造所の建設工事が進んでいました クラフトの旗手 井手直行氏(9)地ビールブーム追い風に
コロナ下でも伸びた企業 身近な付加価値を説く 石鍋 仁美 小売り・外食 編集委員 サービス・食品 環境エネ・素材 3月7日 アパレルや観光など新型コロナウイルスで逆風が吹く業界にも、業績を伸ばす企業がある。その取り組みからは、いま生活者の求めるものが垣間見える。 オーガニックコットン(有機栽培綿)の服やタオルなどを企画販売するアバンティ(東京・新宿)の2020年7月期決算は増収増益となった。今期も勢いを維持している。鍵は「アナログ接客」だという。 最初の緊急事態宣言で店を休む前、紙の通販カタログを急ぎ作成し手書きの手 コロナ下でも伸びた企業 身近な付加価値を説く