「免疫の阪大」支える産学連携と人材育成の力 日経産業新聞 大学 新型コロナ 大阪 関西 コラム(ビジネス) ヘルスケア 9月2日 免疫学の世界的な拠点である大阪大学免疫学フロンティア研究センターが、製薬企業との連携を強化している。基礎研究の段階から産学が綿密に連携するケースは珍しく、ノーベル賞候補の権威らの成果を創薬へ生かす狙いだ。その原動力には、かつて阪大と中外製薬の連携から大型薬を生み出した成功体験がある。 ■論文引用で世界トップクラス 阪大吹田キャンパス(大阪府吹田市)に研究棟を持つ阪大免疫センターは、2007年に国の 「免疫の阪大」支える産学連携と人材育成の力
時価総額で武田超えの中外製薬 ロシュ傘下で成長 日経産業新聞 コラム(ビジネス) ヘルスケア 12月3日 製薬各社が新薬創出に苦しむなか、中外製薬の躍進が際立っている。主力のリウマチ薬は年間売上高約2000億円の大型薬に成長。血友病や抗がん剤の新薬も市場の評価が高い。時価総額は4兆円を超え、国内トップに立つ。その経営戦略を解剖すると、スイスのロシュ傘下での安定した経営基盤に加え、オープンイノベーションの徹底が見てとれる。 2024年の世界売上高は44億ドル(約5000億円)――。英調査会社エバリュエ 時価総額で武田超えの中外製薬 外の力取り込み成長