日本のグローカルアート十選(6) 北大路魯山人「於里辺篭花入」 美の十選 7月8日 「天上天下唯我独尊」の書で知られた北大路魯山人はお茶の宣伝やグルメ漫画のモデルになり、今や、美食日本の元祖のようだ。 日本のグローカルアート十選(6) 北大路魯山人「於里辺篭花入」
画室64畳、絵描き村の礎 櫻谷文庫(もっと関西) コラム(地域) 関西 11月8日 京都市北区の衣笠地域は大正から昭和半ばにかけて、日本画家が大勢移り住んだことから「絵描き村」と呼ばれた。その早い時期の1人が、戦前に一世を風靡した木島(このしま)櫻谷(おうこく)(1877~1938年)。公益財団法人「櫻谷文庫」(門田理代表理事)は随時、櫻谷の旧邸を公開しており、画業がなされた現場と暮らしぶりを目にできる。 ■高窓備え開放的 櫻谷は日本画の一派「四条派」の流れをくみ、西洋絵画の陰影 画室64畳、絵描き村の礎 櫻谷文庫(もっと関西)
石野貞雄氏、「華岳」を愛し婿は神証理事長 相場師列伝 6月25日 石野貞雄といえば天才日本画家村上華岳、華岳といえば石野貞雄といわれるほど2人の因縁は深い。山崎種二と竹内栖鳳、足立全康と横山大観との関係のように相場師は日本画家を愛好する。中村光行はその著「こちら北浜」で2人の交友ぶりを描いている。 華岳会の第1回個展が開かれたのは昭和9年で、会場は開業したばかりの石野貞雄の店だった。20点の作品が展示された。石野は当時家賃25円の借家に住んでいて華岳の色紙を3 石野貞雄氏、「華岳」を愛し婿は神証理事長