膨張する独禁法 「優越的地位の乱用」適用どこまで ネット・IT 法務・ガバナンス 1月12日 世界のあちこちで、独占禁止法(競争法)の存在感が大きくなっている。日本でも競争当局は個人データの利用から人材、知的財産の保護まで独禁法の適用を探るようになり、契約や交渉、訴訟などビジネスの現場で「優越的地位の乱用」という言葉が飛び交うようになった。分野を超えて現行法の不備を補う「柔軟」なルールとして期待がかかる一方、執行の課題や企業が萎縮するリスクへの懸念もくすぶる。独禁法の現在地を探る。(児玉 膨張する独禁法 「優越的地位の乱用」適用どこまで
チケット、ネット高額転売に網 6月に新法 法務インサイド ネット・IT 法務・ガバナンス 5月8日 人気アーティストのコンサートや大型スポーツイベントのチケットを買い占める「ネットダフ屋」行為を禁じるチケット不正転売禁止法が6月14日、施行される。チケットの高額転売に悩んできたイベント関係者や、2020年開催の東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は「ネットダフ屋の撲滅につなげたい」と期待するが、チケット転売の需要自体はなくならない。五輪委はニーズが高まる2020年春にかけて公式のリセールサイ チケット、ネット高額転売に網 6月に新法