AI、ノーベル賞級に迫る 生物学50年来の難題に解決策 AI 1月16日更新 人工知能(AI)が「ノーベル賞の領域」に足を踏み入れた。そんなことを感じさせる研究成果が生まれた。米アルファベット傘下の英ディープマインドが半世紀にわたる生物学の難題を解くAIを開発したという。創薬研究などに革新をもたらす可能性を秘める。 世界的権威をもつ米国の科学誌サイエンスが毎年末に公表する科学研究の「十大成果」。2020年を代表するブレークスルーの一つに選ばれたのがディープマインドのAIだ AI、ノーベル賞級に迫る 生物学50年来の難題に解決策
四国年末回顧 コロナ禍で見せた底力、来年の注目点は 新型コロナ 5G 愛媛 香川 高知 徳島 四国 12月28日 2020年は四国もまた新型コロナウイルス対策に追われた1年だった。しかし防戦一方だったわけではない。地域が見せた底力やこれからにつながる動きを、4県の支局記者による座談会形式でまとめた。 ◆移動スーパー、海洋プラごみ回収……企業の頑張り 徳島 まずは企業の頑張りを強調したい。徳島で言うと移動スーパー「とくし丸」の躍進だ。買い物弱者の高齢者が中心ユーザーだったが、コロナ下で子育て中の母親など新しい 四国年末回顧 コロナ禍で見せた底力、来年の注目点は
ドコモ携帯の群れ AI追跡で浮かぶ株価材料 インベスターズ 12月24日更新 新型コロナウイルスで凍り付いた世界経済が、いつ、どこから息を吹き返すか。株式投資家にとって2020年の最大テーマをさぐるべく、投資情報会社aiQ(東京・千代田)を率いる山本裕樹(40)はNTTドコモの携帯電話8000万台の群れを追跡した。 ■生産回復「トヨタは早い」 「トヨタは日産よりも生産の戻りが早い」。aiQは携帯の位置情報データをAI(人工知能)で解析し、顧客の投資家に伝えた。トヨタ自動車は ドコモ携帯の群れ AI追跡で浮かぶ株価材料
ACESが3億2000万円調達 事業領域を拡大 スタートアップ 12月7日 人工知能(AI)開発スタートアップのACES(エーシーズ、東京・文京)は、約3億2000万円を調達した。すでに同社に投資している経営共創基盤(IGPI)とDeep30が第三者割当増資を引き受けた。調達した資金で事業領域を広げる。 エーシーズの田村浩一郎最高経営責任者(CEO)は、AI研究で著名な東京大学大学院工学系研究科の松尾豊研究室博士課程に在籍する。Deep30は松尾豊研究室の関係者で構成さ ACESが3億2000万円調達 事業領域を拡大
AIが「人間並み」の文章 画像、音声に次ぐ革新迫る AI 科学&新技術 11月19日更新 人工知能(AI)の「言語能力」が飛躍的に向上している。人間並みに高度で自然な文章を生成する技術も登場した。画像・音声の認識に次ぐ革新が起こりつつある。 「GPT-3がブロックチェーンに匹敵するほどの破壊的な可能性をもつと考える理由を説明する」。こんな導入で始まる7月公開の英語のブログが、AI研究者らの間で話題を呼んだ。 読み進めると「GPT-3」の説明が長文で記されている。米テスラの最高経営責任 AIが「人間並み」の文章 画像、音声に次ぐ革新迫る
人工知能のアーキテクトたち マーティン・フォード著 読書 10月24日 AI(人工知能)や関連する分野のリーダー23人を、気鋭のサイエンスライターがインタビューした記録をまとめたもので、松尾豊氏による秀逸な解説とともに、読みごたえがある。専門知識のない読者にも理解できるように腐心されている一方で、技術の本質に迫る質問を投げ、深い答えを引き出している。技術がどんな思想と経緯のもとに生まれてきたのかがわかって大変興味深く読める。 最近のAIの劇的な進化を牽引(けんいん) 人工知能のアーキテクトたち マーティン・フォード著
J-WAVEと筑波大、「イノフェス」オンライン 東京 茨城 関東 10月16日 ラジオ局のJ-WAVEと筑波大学は17~18日に「イノベーション ワールド フェスタ(イノフェス)」を開く。テクノロジーや音楽、エンターテインメント、サイエンス、アートが融合するイベントで2016年に筑波大で始まった。5回目となる今回は新型コロナウイルスの影響を考慮し、無観客でオンラインで開催する。 360度全天周スクリーンに囲まれた2つのステージ上で、トークセッションやアーティストによるライブ J-WAVEと筑波大、「イノフェス」オンライン
イライザ、国内最大級の学習データ備えたAIエンジン開発 スタートアップ AI 9月23日 人工知能(AI)開発スタートアップのELYZA(イライザ、東京・文京)は、テキストでは国内最大級の学習データと高度なアルゴリズムを備えたAIエンジン「ELYZA Brain」を開発したと発表した。契約書やメールから重要な情報を抽出したり、大学入試レベルの穴埋め問題を解いたりできる。AIに大量のテキストデータを学習させること イライザ、国内最大級の学習データ備えたAIエンジン開発
黒船コロナが変革迫る 「今こそAI普及を」 新型コロナ AI 科学&新技術 9月20日 新型コロナウイルスへの対応を巡り、日本は人工知能(AI)などデジタル技術の活用で後れを取った。国内のAI研究の第一人者である東京大学の松尾豊教授に、日本の課題や米中対立の影響などを聞いた。 ――コロナ対応でAIの活用が進みました。 「感染リスクの把握や画像認識の技術を用いた体温の測定、肺炎などのコンピューター断層撮影装置(CT)スキャン、治療薬やワクチン開発でAIが活用されている。海外はかなり速 黒船コロナが変革迫る 「今こそAI普及を」
高専×AI、学生の起業進む 香川高専で2例目 香川 四国 スタートアップ AI 8月20日 高等専門学校のロボットなどの技術力と人工知能(AI)を組み合わせた学生の起業が進んでいる。国立香川高等専門学校詫間キャンパス(香川県三豊市)の学生が電線点検にAIを活用する企業を設立した。香川出身でAI研究の第一人者、松尾豊・東京大学大学院教授らが支援する同高専で2例目となる起業で、地方発のイノベーションが生まれる可能性がある。 「三豊AI開発」(三豊市)を起業した専攻科1年の武智大河さん(21 高専×AI、学生の起業進む 香川高専で2例目