亡き兄の分まで2倍の生き方 マネックスG松本社長 12月24日 マネックスグループの松本大社長がネット証券会社マネックスを立ち上げて20年以上がたつ。これまで多くの事業を手がけてきたが、そのぶん挫折もたくさん経験した。キャリアの出発点がトレーダーだったこともあり、「損切り」の大切さを強調するが、そのためには「周りから意見をもらうための体制作りが大事」と話す。さらに「自分の持っている力を使い切る」生き方が大切だと語り、人一倍働くことを自らに課している。 <<(上 亡き兄の分まで2倍の生き方 追従せず自分で決める
私は未来切り開く屯田兵 マネックスグループ松本社長 12月17日 マネックスグループ社長の松本大氏は1999年、インターネット証券会社マネックス(現マネックス証券)を設立した。2004年にマネックス・ビーンズ・ホールディングス(現マネックスグループ)を立ち上げ、米ネット証券や暗号資産(仮想通貨)交換会社を買収するなど、新しい領域に挑戦しながら金融業界の変革の波を乗り切ってきた。松本社長を支えたのは「いま手元にあるものを守るより、新しいものを作り出すことがリーダ リーダーは未来切り開く屯田兵 冷静に分析し仲間説得
不整脈診断のカルディオインテリジェンスが最優秀賞 スタートアップ AI 12月4日 人工知能(AI)を開発するスタートアップの中から優れた企業を表彰するコンテスト「HONGO AI 2020」が4日に開催され、不整脈の診断を支援するカルディオインテリジェンス(東京・港)が最優秀賞のBEST AWARDを受賞した。 カルディオインテリジェンス代表で、循環器内科が専門の医師でもある田村雄一代表は「社会課題を解決する姿勢が評価されてうれしい」と語った。授賞理由について、本選考委員でス 不整脈診断のカルディオインテリジェンスが最優秀賞
ネット証券が好業績、4~9月 株価急変で取引増 金融最前線 金融機関 10月28日 インターネット証券が好業績にわいている。大手5社の2020年4~9月期決算は、auカブコム証券を除く4社が増収増益だった。新型コロナウイルス禍による株価急落と外出自粛で個人投資家の売買が活況で手数料収入が増えた。ただ手数料は今後引き下げ競争の激化が避けられない。米国では再編や人員削減に踏み込む例も出てきた。代替収益の育成が喫緊の課題だ。 「未来がキラキラした成長分野とは思えない」。マネックスグル ネット証券が好業績、4~9月 株価急変で取引増
株主提案へ賛成3割超 JR九州など9社で、統治に批判 株主総会 株主総会ニュース 7月10日 コロナ下でも株主の監視の目が強まっている。3月期企業の株主総会議案の賛否率を調べたところ、JR九州やフジテックなど9社で株主提案への賛成率が3割を超えた。企業統治や収益性を問題視する声が多く、会社議案でも取締役選任などの賛成率が低下した。ESG(環境・社会・企業統治)面の要求も強まる中、企業は一段の経営改善努力を求められる。 通常、3月期企業の総会は6月中に終わるが、今年はコロナ影響で東芝やレオ 株主提案へ賛成3割超 JR九州など9社で、統治に批判
世界のネット証券の口座急増 「非対面」が個人呼ぶ 金融最前線 主要金融ニュース 金融機関 5月26日 世界のインターネット証券会社の口座数が急増している。新型コロナウイルスの感染拡大への懸念から株式相場が急落した3月以降、米国の大手では新規口座開設数が2倍以上に伸びたほか、英国でも3倍近くに跳ね上がった。株価が低いとみた資産形成層が流入している。人との接触を避けて取引できる利点も加わり、証券取引のデジタル化が一気に進んでいる。 米最大手のネット証券、チャールズ・シュワブは2020年3月の新規口座 世界のネット証券の口座急増 「非対面」が個人呼ぶ
相場乱高下で取引活況 1~3月、ネット証券業績改善 金融最前線 主要金融ニュース 金融機関 5月7日 新型コロナウイルスの感染拡大による株式市場の混乱を受け、個人投資家の取引が活発になっている。インターネット証券大手5社の2020年1~3月期は最終損益が4社で改善した。3月の株価急落など激しい値動きで投資意欲が高まった。通期では比較できる4社中3社が減益となり、取引手数料に依存する収益体質からの脱却は見えないままだ。 「稼働口座数が過去最高になっている」。7日に決算を発表したマネックスグループの 相場乱高下で取引活況 1~3月、ネット証券業績改善
マネックスGの松本社長、日米の株式相場「パニックは過ぎた」 5月7日 マネックスグループ(8698)の松本大社長は7日、2020年3月期(前期)の決算説明会で、新型コロナウイルスの感染拡大で乱高下した日米の株式相場について「心理的なパニックは過ぎた」と語った。ワクチンや治療薬の研究の進展や、各国による大規模な経済対策を支えに「二番底を付けにいくというより、米国株の戻りについていくかたちで日本株も戻っていくだろう」と、株価は上昇するとの見方を示した。 松本社長は、新 マネックスGの松本社長、日米の株式相場「パニックは過ぎた」
「世界の取引所、国境越えつながる」松本大氏 GO2030 金融機関 3月31日 マネックスグループ創業者の松本大氏(56)は語り口こそソフトですが、元トレーダーらしい大胆さを持ち合わせます。10年後に国境を超え、つながるグローバルな取引所が誕生する可能性を見据え、資本市場の活性化に意欲的です。 松本大氏(まつもと・おおき) 1963年埼玉県生まれ。東大法学部卒業後、87年にソロモン・ブラザーズ・アジア証券入社。移籍したゴールドマン・サックス証券では94年に同社で最年少のパート 「世界の取引所、国境越えつながる」松本大氏
大手・ネット証券決算 10社中9社が減益 金融最前線 金融機関 1月31日 証券各社が収益確保に苦しんでいる。31日に出そろった大手・ネット証券10社の2019年4~12月期決算は、野村ホールディングスを除く9社が最終減益となった。12月に日経平均株価は2万4000円台を回復したが、個人の売買が低迷し、手数料収入が伸び悩んだ。各種取引の「手数料ゼロ化」も進み、業績の回復が描きにくくなっている。 「顧客が高齢化し、目的が資産運用から保全に変わっている」(大和証券グループ本 大手・ネット証券決算 10社中9社が減益