「逮捕後の議員歳費寄付」 元法相公判、30日に論告 4月8日 2019年の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反(買収、事前運動)の罪に問われた元法相の前衆院議員、河井克行被告(58)は8日、東京地裁の被告人質問で、給料に当たる議員歳費について「政治不信を招いた。逮捕後に受け取った相当額を贖罪(しょくざい)の形で非営利団体に寄付する」と述べた。昨年6月の逮捕以降、歳費や手当など計約2500万円を受け取ったとみられる。 被告人質問はこの日で終了し、地裁 「逮捕後の議員歳費寄付」 元法相公判、30日に論告
河井元法相の議員辞職を許可 衆院 政治 4月1日 衆院は1日の本会議で無所属の河井克行元法相(衆院広島3区)の議員辞職を許可した。辞職に伴う補欠選挙は実施せず、秋までの次期衆院選に統合される。 河井氏は2019年参院選を巡る買収事件で公職選挙法違反の罪に問われ、3月に東京地裁であっ 河井元法相の議員辞職を許可 衆院
自民・広島県連会長に岸田氏 4月に参院再選挙 政治 広島 3月27日更新 自民党広島県連は27日、広島市内で定期大会を開き、新たな会長に岸田文雄前政調会長を選任した。前会長の宮沢洋一参院議員は次期衆院選広島3区の候補者選定で県連の意向を通せず、辞任を表明していた。 公選法違反で有罪が確定した河井案里前参院議員の当選無効に伴う参院広島選挙区再選挙を1カ月後に控えた中での3度目の就任。岸田氏は「県連が困難に直面している時期で、大変大きな責任を感じている」と述べ 自民・広島県連会長に岸田氏 4月に参院再選挙
「私が陣営の最終責任者」元法相、スタッフ買収は否定 3月26日 2019年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公職選挙法違反(買収、事前運動)の罪に問われた元法相の衆院議員、河井克行被告(58)は26日、東京地裁の被告人質問で、妻の案里前参院議員(47)=有罪確定=の陣営に関し「最終的に誰が責任を負うかといえば、私以外にいない」と述べた。陣営スタッフへの現金供与は買収に当たらないと主張した。 元法相は選挙運動を取り仕切る「総括主宰者」として起訴されたが、 「私が陣営の最終責任者」元法相、スタッフ買収は否定
河井元法相、議員辞職願を提出 「万死に値する」とコメント 政治 3月25日更新 公職選挙法違反(買収など)の罪に問われた元法相の河井克行被告が25日、衆院に議員辞職願を提出した。近く衆院本会議で辞職を許可する。 河井被告は23日に東京地裁であった被告人質問で2019年参院選の広島選挙区を巡る買収行為を認めた。衆院広島3区選出で当選7回。昨年6月に自民党を離党した。同区の補欠選挙は実施されず、次期衆院選に統合される。 河井 河井元法相、議員辞職願を提出 「万死に値する」とコメント
「県連会長への布石」河井元法相、現金趣旨説明 3月24日 2019年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公職選挙法違反(買収、事前運動)の罪に問われた元法相の衆院議員、河井克行被告(58)の公判が24日、東京地裁で開かれた。元法相は被告人質問で、地元議員らに供与した現金の趣旨に関し「当選7回でも自民党広島県連の会長になれず、疎外感があった。会長就任への布石として金を差し上げた」と明かした。 元法相は、無派閥だったことなどを理由に県連で長年孤立し 「県連会長への布石」河井元法相、現金趣旨説明
春秋(3月24日) 春秋 3月24日 「他山の石」という成句は、中国の古典「詩経」が原典と聞く。よその山から出た粗悪な石でも、自分の宝石を磨くのに利用できる。「他人のつまらぬ言動も自分の人格を育てる助けになる」という意味だ。少しくだけた表現なら「人のふり見て我がふり直せ」に近い。 ▼文化庁が過去に実施した「国語に関する世論調査」で、「他山」の意味を尋ねたところ、興味深い結果に。本来の用法と異なり、「他人の良い行いを自分の手本にする」 春秋(3月24日)
自民「影響ないと言えず」 立民「首相の責任も追及」 政治 3月23日 2019年参院選の広島選挙区を巡る買収事件で、公職選挙法違反(買収など)の罪に問われた元法相の河井克行被告が23日、衆院議員を辞職する意向を表明した。政府・与党は「政治とカネ」問題への批判の矛先を向けられかねないと懸念する。 河井被告は23日の東京地裁であった被告人質問で地元議員らへの買収行為を認め「衆院議員を辞することとした」と言明した。衆院は近く本会議で議員辞職を許可する。 加藤勝信官房長官 自民「影響ないと言えず」 立民「首相の責任も追及」
河井元法相、一転買収認めた背景 重い量刑回避狙いか 3月23日更新 2019年7月の参院選を巡り公職選挙法違反(買収など)罪に問われた元法相の河井克行被告(58)は23日、被告人質問で無罪主張を一転させて起訴内容の大半を認め、衆院議員を辞職する意向を表明した。「認めるべきは認めることが政治家としての責任」と述べた。現金を受領したとされる支持者ら100人のうち94人が公判で買収行為を認め、否認を維持できないと判断したとみられる。 「妻、案里(前参院議員)の当選を得 河井元法相、一転買収認めた背景 重い量刑回避狙いか
[社説]河井買収事件 自民にも責任 社説 政治 3月23日 元法相の河井克行被告が東京地裁の公判で2019年7月の参院選での買収行為を認め、衆院議員を辞職する意向を表明した。 候補者だった妻の案里前参院議員はすでに有罪が確定し、2月に当選無効となった。政治不信を高めた責任は極めて重い。多額の活動費を提供して陣営を後押しした自民党は、資金の流れを改めて詳細に調査して公表すべきだ。 克行被告は23日の被告人質問で「選挙買収罪を争うことはしない」と述べ、起訴内 [社説]河井買収事件 自民にも責任