渋沢栄一の理念、今に生かす 玄孫のコモンズ会長に聞く 日経MJ 法務・ガバナンス 2月14日 「日本資本主義の父」と言われる渋沢栄一は、日本初の銀行など約500社の設立に関与した。14日から放映のNHK大河ドラマで主人公となるほか、新1万円札に採用され注目が高まる。玄孫(孫の孫)の渋沢健氏はコモンズ投信の会長を務める。資本主義と道徳・倫理を両立させようと唱えた栄一の理念を掘り下げ、金融を通じて持続可能な経済社会を目指す。(聞き手は日経MJ編集長 鈴木哲也) 自分の心が逆境を招く ――大河 渋沢栄一の理念、今に生かす 玄孫のコモンズ会長に聞く
ESG時代に響く宇沢弘文「社会的共通資本」の思想 SDGs 日経ヴェリタス 小平 龍四郎 みんなのESG 編集委員 学ぶ 2月3日 7年前に死去した経済学者、宇沢弘文の思想が静かに見直され始めた。健全で持続可能な経済活動を支える「社会的共通資本」の考えは世界的な資本主義見直しの思潮のなかで、投資家に有益な視座を提供している。ESG(環境・社会・ガバナンス)関連の情報開示や会計制度の見直しとも通底している。 東急東横線の代官山駅にほど近いイベントスペースで、2020年9月から21年1月にかけて「宇沢弘文を読む――社会的共通資本 ESG時代に響く宇沢弘文「社会的共通資本」の思想
2021年の市場、ESGの奔流は止まらない 小平 龍四郎 SDGs 株式投資 マネー底流潮流 編集委員 11月23日 ESG。2020年の株式市場でこの言葉を聞かない日は、ほとんどなかったのではないか。環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の3つの単語の頭文字からとった造語が、マネーの世界を駆け巡った年だった。ブームの過熱を指摘する声はあるものの、おそらく21年はESGの奔流がさらに勢いを増す。今から1年後には、当たり前になりすぎて言葉としては徐々に消え始める可能 2021年、ESGの奔流は止まらない
SDGs推進へ本腰 埼玉県内の行政や事業者 新型コロナ 埼玉 10月23日 国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)の推進を目指し、埼玉県内の自治体や事業者が本腰を入れ始めた。官民が連携してSDGsに取り組む組織が発足し、23日にシンポジウムを開催。埼玉県は2020年度を「SDGs元年」と位置付け、関連施策を加速する方針だ。 SDGsは貧困や気候変動、クリーンエネルギーなど17項目について、30年までの国際目標を示している。9月には埼玉県の官民でSDGsを推進する横断 SDGs推進へ本腰 埼玉県内の行政や事業者
アップルが拓く「帳簿の世界史」の新局面 小平 龍四郎 SDGs 新型コロナ コラム(経済・金融) 編集委員 8月24日 米アップルの時価総額が先週、初めて2兆ドルを突破した。「世界一価値のある企業」の市場評価を支えるものは、好業績と積極的な株主還元、さらにビジネスモデルの確かさだ。 加えて、8月10日の日経電子版の拙稿「アップル、時価総額2兆ドルの隠し味」で指摘したように、脱炭素の野心的な目標設定がESG(環境・社会・統治)投資家の支持をひきつけている点も見逃せない。「アップルはESG投資の最大の隠れキャラ」とい アップルが拓く「帳簿の世界史」の新局面
「心の資本」を企業価値に 7月27日 産業医と言えば勤務中に具合が悪くなった時にお世話になる先生のイメージが強いだろう。だが丸井グループの産業医、小島玲子氏は執行役員として経営に関わり、投資家向け広報(IR)の場にも登場する。コロナ禍が続くなか、従来の枠を超えた産業医の役割が注目されている。 小島氏は病院での勤務などを経て、2011年に丸井専属の産業医になった。昨年、執行役員に就任、ウェルネス推進部の部長も務める。 健康を損なう社員 「心の資本」を企業価値に
コモンズ渋沢氏「理由なき株高、裏に投資家の恐怖心」 NQNスペシャル 6月10日 日経平均株価は約3カ月半ぶりに2万3000円台を回復したのもつかの間、10日は下落して始まった。過熱感を示す指標が目立つなかで上昇を続けてきた相場に対し、戸惑いを隠せない投資家は少なくない。長期投資を基本姿勢とするコモンズ投信の渋沢健会長はここまでの急速な上昇基調を「投資家の恐怖心が奥底にあり、理由なき上昇を加速させている」と喝破。「コロナ禍で社会の変化に対応できる『勝ち組企業』が浮かび上がる」 コモンズ渋沢氏「理由なき株高、裏に投資家の恐怖心」
「渋沢栄一の思想、インパクト投資で実現」渋沢健氏 GO2030 5月21日更新 長期目線で日本企業に投資するコモンズ投信創業者の渋沢健氏(59)。2024年度に発行が予定されている新紙幣の1万円札の図柄に採用された高祖父、渋沢栄一の「論語と算盤(そろばん)」の思想を受け継ぎ、社会に与えた影響を重視するインパクト投資の実現を目指します。 渋沢健氏(しぶさわ・けん) 1961年神奈川県生まれ。87年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校で経営学修士号(MBA)を取得。2008年にコモ 「渋沢栄一の思想、インパクト投資で実現」渋沢健氏
起業支援の新潮流 日本の資金を世界へ(渋沢健) 2月10日 海外を中心に活動する日本人起業家のネットワーク組織である一般社団法人WAOJE(ワオージェ、東京・千代田、猪塚武代表理事)は2020年1月30日、「WAOJE海外進出支援基金」を設立すると発表しました。基金の総額は1億9000万円で、京都信用金庫、第一勧業信用組合、フューチャーベンチャーキャピタルなどが関わっています。 同基金は海外での起業や事業拡大を目指すWAOJE会員(国内外25支部、会員数約5 起業支援の新潮流 日本の資金を世界へ(渋沢健)
あなたにとって「夢のコラボ」は? 石鍋 仁美 編集委員 COMEMOの論点 1月4日 「こんな会社とこんな会社のコラボがあったら面白そう」「こことここが組んだらこれまでにない面白いサービスが誕生するのでは」。投稿プラットフォーム「COMEMO」(https://comemo.nikkei.com)で「夢のコラボ」を募ったところ、多くのアイデアが寄せられた。 提案で目立ったのは「いま困っている人たちの悩み」や「目の前にある社会課題」を企業のコラボで解決し、ビジネスや地域活性化にもつ あなたにとって「夢のコラボ」は?