株、勢いづくテック強気シナリオ 押し目買い有望に 国内株概況 株式 1月21日 21日午前の日経平均株価は反発し、前引けは前日比204円高の2万8727円だった。米IT株の好業績期待で、前日の米主要3指数がそれぞれ過去最高値を付けたのが材料視された。14日の昨年来高値を上回り、2万9000円を射程に収める。株価調整が短期間にとどまるのは、業績成長が確実視されるテック株を巡る強気のシナリオが勢いづいているためだ。 21日午前は米株式相場の騰勢が続くと期待した買いが目立った。日 株、勢いづくテック強気シナリオ 押し目買い有望に
株、膨らむ3万円の「買う権利」 出遅れ投資家が上昇演出 国内株概況 株式 1月12日 12日午前の日経平均株価は続伸し、前引けは前週末比47円高の2万8186円だった。米政治の不透明感で売りが先行したが、すかさず押し目買いが入り上げ幅は一時100円を超えた。急ピッチの株高進行の直後でも底堅さを保つのは、買い遅れる投資家の多さを象徴しているとの見方がある。彼らの焦りはデリバティブ(金融派生商品)市場にも波及している。 12日午前の日経平均は一時前週末に比べ148円高の2万8287円 株、膨らむ3万円の「買う権利」 出遅れ投資家が上昇演出
株、感染拡大を黙殺する投資家 景気回復、強気派の盾 国内株概況 株式 1月6日 6日午前の日経平均株価は続落し、前引けは前日比39円安の2万7119円だった。米南部ジョージア州で5日、上院の決選投票があり、開票序盤で民主党が優位だったのが売り材料視された。もっとも朝方から景気敏感株が買われ、底堅さも意識されている。新型コロナウイルスの感染拡大の中でも、景気回復が続いているとの確信が強気派の盾となっている。 6日午前の日経平均は100円超下落する場面があった。米国では5日に連 株、感染拡大を黙殺する投資家 景気回復、強気派の盾
縮まる伝統市場との距離、ドル安・株高で復活 NQNスペシャル コラム 12月28日 デジタル金融時代の象徴といえるビットコインなどインターネット上の暗号資産(クリプトアセット)。2018年のバブル崩壊後、長らく鳴かず飛ばずだったが、20年はそれまで距離を置いてきた機関投資家の市場参入が急増し、ビットコインのドル建て価格は12月に初めて2万ドルを超えた。その後は2万8000ドル台まで急伸している。「デジトレ最前線」第3部は暗号資産のプレーヤーたちに現状と今後の展望を聞く。 暗 縮まる伝統市場との距離、ドル安・株高で復活
株、にわかに吹いた金利上昇の風 循環物色で日本浮上も 国内株概況 株式 12月24日 24日午前の日経平均株価は続伸し、前日比140円高の2万6665円で前場を終えた。クリスマス休暇に入る海外勢が増えるなか、景気敏感株を中心に買いが優勢になった。英国と欧州連合(EU)が貿易交渉で近く合意するとの観測や新型コロナウイルスのワクチン普及といった材料が手掛かりだ。前向きな投資家心理は米国の金利動向にも表れている。 24日はエネルギー関連や素材などの景気敏感業種への買いが目立つ。前引け時 株、にわかに吹いた金利上昇の風 循環物色で日本浮上も
グロースに挑むバリュー 半導体躍進、商社に大物注目 NQNスペシャル コラム 12月17日 「AI(人工知能)革命の投資会社になる」――。ソフトバンクグループ(SBG、9984)の孫正義会長兼社長は11月、決算説明会で力強く語った。既存事業を売却し投資会社への生まれ変わりを急ぐ孫氏がお金を振り向けた先は、やはり米IT(情報技術)大手「GAFAM」の一角だった。 GAFAM天下、資金も成長株に 上場株投資に踏み出したSBG。8月にアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)やグーグルの持ち株 グロースに挑むバリュー 半導体躍進、商社に大物注目
株、「2カ月遅れのトリプルブルー」 よぎる急落の記憶 国内株概況 株式 12月16日 16日午前の日経平均株価は反発し、前引けは前日比79円高の2万6767円だった。米国の追加経済対策を巡る与野党協議進展や新型コロナワクチン普及への期待から、景気敏感株を中心に買いが優勢になった。一時は9日に付けた年初来高値を上回る2万6874円まで上昇したがすぐに跳ね返され、上値は重く推移した。年明けに控える重要な米国の政治イベントが様子見姿勢を促す一因となっているようだ。 16日の東京市場では 株、「2カ月遅れのトリプルブルー」 よぎる急落の記憶
日銀短観が改善 市場の見方 NQNスペシャル コラム 12月14日 日銀が14日発表した12月の全国企業短期経済観測調査(短観)は、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)がマイナス10と前回の9月調査から17ポイント上がった。改善は2四半期連続で、市場予想(マイナス14)を上回った。株式相場や円相場への影響を市場関係者に聞いた。 株、業績拡大の期待維持 松元浩・ピクテ投信投資顧問グローバル資産運用部長 大企業・製造業の業況判断指数(DI)が9月調査から改 日銀短観が改善 市場の見方
株、駆け巡る孫氏の思惑 「ソフトバンクG非公開化」なら巨額の買い需要 国内株概況 コラム 株式 12月10日 10日午前の日経平均株価は反落し、前日比88円安の2万6728円で終えた。米国で追加経済対策の与野党協議が停滞したのが嫌気され売りが先行したものの、下げ渋った。ソフトバンクグループ(9984、ソフトバンクG、SBG)が逆行高となったためだ。背景にあるのは非公開化を巡る思惑。もし実現すれば市場に多大な影響を及ぼすだけに、市場参加者の皮算用がすでに始まっている。 前日の米株式市場でIT(情報技術)株 株、駆け巡る孫氏の思惑 「ソフトバンクG非公開化」なら巨額の買い需要
株、意外高の裏に空売り勢の巻き戻し 12月1日 1日午前の日経平均株価は反発し、前引けは前日比390円高の2万6824円だった。前日の米株安を材料視して売りが先行するとの予想が出ていたが、フタを開けてみれば上げ幅が一時400円に迫る大幅高となった。大引けにかけて弱含んだ昨日と打って変わり好調な値動きとなったのは、空売り勢の焦りが大きい。 「ここまで力強い動きになるとは想定していなかった」――。東海東京調査センターの仙石誠シニアエクイティマーケ 株、意外高の裏に空売り勢の巻き戻し