老いる特養 迫る大量改築 (真相深層) 経済 東京 7月4日 東京都内で特別養護老人ホームの老朽化が課題になり始めた。2018年度末時点で築30年以上の特養が約100カ所ある一方、うち6割で改築のめどが立たないためだ。老朽施設の改修を進めるため、都内の自治体は入所者の一時的な受け皿環境の確保に動き出した。分譲マンションやインフラに次ぎ、高齢者施設の"老い"が東京に迫ってきた。 5月下旬、東京都世田谷区立の特養「芦花ホーム」に高齢者を乗せた車が到着すると、職 老いる特養 迫る大量改築(真相深層)
足りない特養、実際には空き 首都圏で6000人分 漂流する社会保障 経済 ヘルスケア 地域総合 12月16日 高齢化に伴う需要増に逆らうように介護施設の空きが目立ってきた。日本経済新聞が首都圏の特別養護老人ホーム(特養)の入所状況を調べたところ、待機者の1割に相当する約6千人分のベッドが空いていた。介護人材の不足で受け入れを抑制する施設が増え、有料老人ホームなど民間との競合も激しい。国や自治体は施設拡充に動くが、需給のミスマッチを解消しなければ無駄なハコモノが増えていく。 【関連記事】単身高齢者、三大都市 足りない特養、実際には空き 首都圏で6000人分