アベノ無形革命 道半ば 日本の未来は見えない資産に 中山 淳史 Deep Insight 本社コメンテーター 9月8日 安倍晋三首相が退陣を表明する1カ月ほど前、企業会計の世界で1つの「事件」が起きたのを知っているだろうか。 日本の製造業の象徴的存在といえるトヨタ自動車が、4~6月の四半期決算で初めて工場や土地などの有形資産とは別に「無形資産」の項目をバランスシート(貸借対照表)に設けたのだ。額は1兆円を超えた。 2021年3月期から欧州やアジアで広く使われる国際会計基準(IFRS)に移行したので当然だ、との指摘 アベノ無形革命 道半ば 日本の未来は見えない資産に
経済でみる名画 資本主義と西洋美術の物語 美の十選 5月23日 絵画の背景には経済があります。誰がどんな目的で絵画を注文し、画家はどんな思いで描いたのでしょうか。「会計の世界史」の著者で公認会計士・作家の田中靖浩氏が、西洋美術と経済活動をめぐる物語へと案内します。 経済でみる名画(1) レオナルド・ダ・ヴィンチ「受胎告知」 経済でみる名画(2) ピーテル・ブリューゲル(父)「ベツレヘムの人口調査」 経済でみる名画(3) レンブラント「織物商組合の見本検査人たち」 経済でみる名画 資本主義と西洋美術の物語
経済でみる名画(10) エドワード・ホッパー「ナイトホークス」 美の十選 5月19日 20世紀、T型フォードの生産から幕を開けた米国の工業化はその後、家電製品の生産へとつき進む。 経済でみる名画(10) エドワード・ホッパー「ナイトホークス」
経済でみる名画(9) ゴッホ「タンギー爺さん」 美の十選 5月18日 テレワークの普及に伴い自宅でテレビ会議をする人が増えている。その際の悩みが自宅の雑然とした背景。ここに「デジタル壁紙」を使う人がいるようだ。 ゴッホ本作の背景に注目してみよう。うしろの壁に浮世絵が飾られている。実はタンギー爺(じい)さんの店では浮世絵を扱っていなかったらしい。ということは、これはテレワーク壁紙の元祖なのだ。 パリのジャポニズムブームにいち早く反応し、ゴッホは浮世絵の豊かな色彩や輪 経済でみる名画(9) ゴッホ「タンギー爺さん」
経済でみる名画(7) ミレー「晩鐘」 美の十選 5月14日 ファストフードの定番「フレンチフライ」はフランス発祥ではない。どうやらフランス語圏ベルギー南部の名産をアメリカ人が誤解したらしい。 美食の国フランスはヨーロッパでもジャガイモの普及が遅かった国だ。19世紀半ばに描かれたミレー「晩鐘」には夫婦の足元にジャガイモがあることから、この時期のフランスでは栽培されていたことがわかる。 フランス革命後の混乱のなかで人々は「貧者のパン」と呼ばれたジャガイモを食 経済でみる名画(7) ミレー「晩鐘」
コロナ不況下の銘柄選び 財務にも注目 株式投資 増やす 5月14日 休日の午後、筧家のリビングでは、良男と幸子がお茶を飲みながらくつろいでいます。その傍らで満だけはタブレット端末を操作したり、メモを取ったりとせわしない様子です。良男が立ち上がって、画面をのぞき込みました。 筧(かけい)家の家族構成筧幸子(48)良男の妻。ファイナンシャルプランナーの資格を持つ。筧良男(52)機械メーカー勤務。家計や資産運用は基本的に妻任せ。筧恵(25)娘。旅行会社に勤める社会人3年 コロナ不況下の銘柄選び 財務にも注目
経済でみる名画(6) ターナー「雨・蒸気・スピード グレートウェスタン鉄道」 美の十選 5月13日 運命の分かれ道、それは島国イギリスにとって木材不足だった。 この材料・エネルギー不足のピンチを彼らは石炭の利用によって乗り切った。 経済でみる名画(6) ターナー「雨・蒸気・スピード グレートウェスタン鉄道」
経済でみる名画(5) カナレット「ベネチア 大運河のレガッタ」 美の十選 5月12日 産業革命でヨーロッパ随一の経済大国にのし上がったイギリス。 しかし彼らは芸術・文化面で「ジェントルマンの国イタリア」に成り金の引け目を感じていた。 経済でみる名画(5) カナレット「ベネチア 大運河のレガッタ」