「できること日々考えた」 天皇陛下、コロナ下の交流模索 令和の皇室 新型コロナ 2月23日 2019年5月の即位から2年弱、本来なら新天皇としての活動が本格化していたはずの時期を、新型コロナウイルスの感染拡大が直撃した。61歳の誕生日を迎えた天皇陛下はこの1年間を振り返り「現状ではオンラインが有効な手段」と述べられた。制約の中で新たな象徴像の模索が続く。 陛下は記者会見の冒頭、天皇が過去の天変地異や疫病流行下で大仏をつくったり、写経に励んだりした歴史を語り「(歴代の天皇は)国民に寄り添 「できること日々考えた」 天皇陛下、コロナ下の交流模索
「オンライン活動に新たな可能性」 天皇陛下、会見全文 令和の皇室 新型コロナ 2月23日 天皇陛下は23日、61歳の誕生日を迎え、これに先だって記者会見に臨まれた。宮内記者会があらかじめ提出した5つの質問と、その関連質問に答えられた。主なやりとりは以下の通り。 「忍耐強く乗り越え、明るい将来心待ちに」 問い 新型コロナウイルスの感染拡大により、皇室の活動も制限され、天皇陛下が多くの国民と交流される機会が減りました。国民との直接のふれあいが難しい中、陛下は皇后さまとご進講を重ね、オンラ 「オンライン活動に新たな可能性」 天皇陛下、会見全文
両陛下、熊本の豪雨被災者見舞う オンラインで初 1月27日 天皇、皇后両陛下は27日、2020年7月豪雨で甚大な被害を受けた熊本県内4カ所の被災者らを見舞うため、オンラインで交流された。両陛下のオンラインによる被災地のお見舞いは初めて。宮内庁は両陛下の現地訪問も検討したが、被災から時間がたつ一方で新型コロナウイルス感染拡大の収束は見通せず、遠隔での実施となった。 初めに同県の蒲島郁夫知事が被災状況を説明。両陛下はその後人吉市、八代市、芦北町、球磨村の被災 両陛下、熊本の豪雨被災者見舞う オンラインで初
天皇陛下、ビデオで「支え合い進むこと願う」 コロナ案じ 令和の皇室 新型コロナ 1月1日更新 天皇、皇后両陛下は1日、新年のビデオメッセージを公表された。天皇陛下は新型コロナウイルス感染拡大を案じ「支え合いながら、進んで行くことを心から願っています」と語り、苦境にある国民を励まされた。皇后さまも同席し年始のあいさつを述べられた。映像は1日午前5時半に宮内庁ホームページで公開される。 映像は7分弱で、陛下は冒頭で2020年7月の豪雨災害に触れた後、主にコロナについて言及。医療従事者らに対し 天皇陛下、ビデオで「支え合い進むこと願う」 コロナ案じ
皇居で新年祝賀の儀 規模縮小して実施 令和の皇室 新型コロナ 1月1日更新 天皇陛下は1日、皇居・宮殿で皇后さまとともに皇族方や三権の長などから新年のお祝いを受ける国事行為「新年祝賀の儀」に臨まれた。儀式は新型コロナウイルス感染拡大の影響で出席者の規模を縮小して開催された。 儀式は午前10時頃始まり、両陛下は皇族方などから順に祝賀を受けられた。陛下は宮殿「松の間」で衆参両院議 皇居で新年祝賀の儀 規模縮小して実施
「日常大きく変わった」 天皇陛下のビデオメッセージ全文 令和の皇室 新型コロナ 1月1日更新 【天皇陛下】皆さん新年おめでとうございます。 【皇后さま】おめでとうございます。 【天皇陛下】今年の正月は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、残念ながら一般参賀の場で皆さんに直接お話をすることができなくなりました。そこで、今回は、ビデオで新年の御挨拶をしようと思います。 振り返りますと、昨年7月に、豪雨により多くの尊い命が失われたことは痛ましいことでした。御家族を亡くされた方々や、住む家 「日常大きく変わった」 天皇陛下のビデオメッセージ全文
困難なときこそ弱者思う 天皇陛下メッセージ解説 令和の皇室 新型コロナ 井上 亮 1月1日 天皇、皇后両陛下はビデオ画面を通して、視線をまっすぐ国民に向けて語られた。政治家が紙に目を落として棒読みする姿を見慣れた昨今、その言葉は清新な印象を伴って多くの人の心に響くのではないだろうか。 メッセージの大半は新型コロナ禍で占められた。これを国難において国民を鼓舞する「令和の玉音放送」と評する向きもあるかもしれないが、それは違う。 「国難」は政治的思惑で設定されることもありえる。その都度、天皇 困難なときこそ弱者思う 天皇陛下メッセージ解説
エズラ・ボーゲル氏死去 ジャパン・アズ・ナンバーワン 12月21日更新 日本の高度経済成長は年功序列の社会制度や勤勉さが要因だと分析した1979年のベストセラー「ジャパン・アズ・ナンバーワン」で知られる米社会学者で、ハーバード大名誉教授のエズラ・ボーゲルさんが12月20日、東部マサチューセッツ州ケンブリッジの病院で死去した。90歳だった。同大関係者が明らかにした。 死因は不明だが、直前に手術を受けていたという。 ボーゲルさんは30年、中西 エズラ・ボーゲル氏死去 ジャパン・アズ・ナンバーワン
28件で即位の特別恩赦 法務省が発表 政治 12月18日 法務省は18日、天皇陛下の「即位礼正殿の儀」に伴う特別基準恩赦について、100件の出願を受理し、28件を恩赦相当と決定したと公表した。昨年実施した政令恩赦「復権令」と合わせ、即位の礼に関する恩赦はすべて終了する。 特別基準恩赦は、一律に行う政令恩赦とは異なり、個々に審査する個別恩赦の一つ。 今回、中央更生保護審査会が①病気などで長期間、懲役や禁錮刑を執行できない人の「刑の執行免除」②政令恩赦の対 28件で即位の特別恩赦 法務省が発表
両陛下、働く障害者とオンライン交流 長野 12月17日 天皇、皇后両陛下は17日、12月の障害者週間にちなみ、障害者雇用に注力するエプソンミズベ(長野県諏訪市)の各工場で働く障害者らとオンラインで 両陛下、働く障害者とオンライン交流