出光、ベトナムでリスク抱え船出 43年ぶり製油所稼働 環境エネ・素材 東南アジア 12月11日 出光興産は11日、ベトナムに新設した製油所で商用生産を始めたと発表した。日本企業の製油所新設は43年ぶりだ。国内はガソリン販売が落ち続けているため成長余力のある新興国を開拓する。ただ、ベトナムは計画時より需要の伸びが鈍化し、製油所の新設計画を撤回する動きもある。リスクを抱えた船出となる。 ベトナムの首都、ハノイ市中心部から南に車で約4時間30分。タインホア省で建設中だったニソン製油所が商業運転に 出光、ベトナムでリスク抱え船出 43年ぶり製油所稼働