ニッチ製造業株に仕込み 企業統治改革に期待 スクランブル 株式 12月28日更新 新型コロナウイルス禍で乱高下した2020年の取引も残りわずか。目端の利く投資家は、すでに21年に向けて仕込みを進めている。物色の対象となっているのは、特定の分野で高い競争力を持つ製品を造る「ニッチ製造業株」だ。東証市場再編やコーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)の改定を見据え、収益向上の期待が高まっている。 大型株に比べて出遅れが目立っていた中小型株だが、28日の東京市場では半導体関連の ニッチ製造業株に仕込み 企業統治改革に期待
株29年ぶり高値 米大統領選後に広がる「いいとこ取り」、楽観の買い誘う 11月6日 6日午前の東京市場で、日経平均株価は262円高の2万4367円となった。終値でみると1991年11月以来およそ29年ぶりの高値圏にある。米大統領選の決着が付かず、不透明感が残る中での意外高となる株式相場。欧米では新型コロナウイルスの感染拡大が続いているが、いいとこ取り相場への期待が買いを誘っている。 米大統領選後の金利低下で、バリュー(割安)株よりもグロース(成長)株優位の展開が続くとみられてい 株29年ぶり高値 米大統領選後に広がる「いいとこ取り」、楽観の買い誘う
「ニッチ銘柄」にも改革圧力 海外勢、再び統治に照準 10月26日 株式相場の方向感が乏しくなるなかで、日本の企業統治(ガバナンス)が再び海外投資家の注目を集めている。昨年末から今年夏に運用を始めた2つのファンドの成績はいずれも好調に推移。改革が進む銘柄を買うだけでなく、後ろ向きな企業の空売りでも稼ぐ。ガバナンスでは注目度が高くなかった「ニッチ銘柄」にも目を凝らしている。 「意識の低い企業はずっとそのままだ」。スイスの富裕層向け金融機関、ユニオン・バンケール・プ 「ニッチ銘柄」にも改革圧力 海外勢、再び統治に照準
上方修正の企業数に注目 4~9月期決算、市場の見方 10月12日 今月下旬から3月期決算企業の2020年4~9月期の決算発表が本格化する。新型コロナウイルスで例年とは全く違う夏を越え、企業業績はどうなったのか。大きく悪化した4~6月期から、回復に向っているのかに注目が集まる。市場関係者からは景気の底打ち感から上方修正の企業が増えそうだとの声も上がっている。 「自動車中心に業績回復 対面伴う企業も減益幅縮小」 SMBC日興証券 圷正嗣チーフ株式ストラテジスト 7~ 上方修正の企業数に注目 4~9月期決算、市場の見方
株、緊急事態復活論にピリピリ 「新常態」に人気集中? 7月2日 2日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発。前場終値は144円高の2万2266円だった。香港株が上昇して始まると次第に買いが優勢となったが、先物主導の前日の下げ(166円)は帳消しできておらず、上値の重さは拭いきれない。新型コロナウイルスの感染再拡大で、国内でも緊急事態宣言が再び出され行動制限が課せられるとの思惑も浮上。ヒトの生活に敏感な小売り株の二極化傾向に拍車がかかりそうな気配だ。 米国のニ 株、緊急事態復活論にピリピリ 「新常態」に人気集中?
海外中長期勢、日本株再評価の兆し 6月19日 海外の中長期マネーが日本株に流入してきた。欧米株に比べた割安感に加え、金融・財政政策を背景にした相対的な底堅さや日本企業の変革や安定配当への期待があるからだ。新型コロナウイルスの感染「第2波」への懸念は残るが、株価の調整に伴う乱高下が一服し、下値は堅いとみた年金資金などを運用する中長期勢がリスクオンに動き始めた。 19日の東京市場で日経平均株価は一時下げに転じる場面もあったが、終値は前日比123 海外中長期勢、日本株再評価の兆し
消えた業績予想 銘柄選びに効く3指標は 日経ヴェリタスセレクト 6月2日 「どのように銘柄を選べばいいか分からず困っています」。緊急事態宣言の解除後も在宅勤務を続ける会社員のみーなさん(30代)は株式投資に悩む毎日だ。 みーなさんは投資信託を入り口に投資をスタートし、今年1月から個別株の取引にも参戦。相場上昇で"ビギナーズラック"を実感していたところに「コロナ・ショック」が降りかかった。足元では含み損を抱えるが、保有銘柄を入れ替えようにも、これまで投資判断の参考にして 消えた業績予想 銘柄選びに効く3指標は
株、人民元巡る機械の買いが支え 持続性には懐疑の声も 8月8日 8日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発した。前日比120円高の2万0636円で終えた。中国人民銀行(中央銀行)が設定した人民元取引の基準値を巡り、米中貿易摩擦への警戒が和らいだとして株価指数先物を中心に買いが入った。このまま大引けとなれば、日経平均は5営業日ぶりに反発するが、機械的な買いに支えられた上昇が持続するかは疑問の声が多い。 日経平均が明確に上昇へと転じ、上げ幅を広げたのは10時すぎ 株、人民元巡る機械の買いが支え 持続性には懐疑の声も
需給が呼ぶ夏の株高、過熱する債券から資金シフトも 6月21日 海外の株式市場でリスクオンの雰囲気が強まってきた。土台にあるのが、売り圧力の弱まってきた需給構造だ。為替市場で1ドル=107円すれすれに近づいた円高が頭を押さえつける日本株も需給は軽くなっており、今年の夏は意外な株高局面があるかもしれない。 21日の東京市場は1ドル=107円台前半に進んだ円高が嫌気され、日経平均株価は前日比204円安だった。お約束のようにトヨタ自動車や村田製作所に売り注文が集ま 需給が呼ぶ夏の株高、過熱する債券から資金シフトも
「バフェット流」にすがる市場 6月19日 19日の日経平均株価は大幅反発した。だが投資家は景気の先行き懸念を抱いたまま。象徴するのが、景気に左右されにくい銘柄の人気だ。これらは独自の事業モデルを持ち、利益変動が小さい特徴を持つ。米著名投資家、ウォーレン・バフェット氏の銘柄選びにも似ており、日本株の中から「バフェット流銘柄」を選ぶ動きも目立つ。 「短期筋の買い戻しはどこまで続くか」。19日の朝方はこの話題で持ちきりだった。だが次第に日経平 「バフェット流」にすがる市場