人形浄瑠璃文楽に小3が弟子入り 竹本織太夫さんに 関西 3月28日 徳島県の小学3年生、藤本智大さん(9)が28日、人形浄瑠璃文楽の語り手、竹本織太夫さんに入門し、師弟の盃(さかずき)を交わす儀式を行った。藤本さんは地元の阿波人形浄瑠璃で稽古し、舞台に立った。徳島の人形浄瑠璃出身で文楽に入るのは、十代目豊竹若太夫以来118年ぶり。 竹本織子太夫の名をもらった藤本さんは、4月1日付 人形浄瑠璃文楽に小3が弟子入り 竹本織太夫さんに
文楽太夫、世代交代待ったなし 大御所去り正念場 コラム(地域) 関西 1月4日 大阪が生んだ世界無形文化遺産、文楽。長年支えてきた大御所の技芸員が相次ぎ他界し、世代交代が待ったなしだ。特に語りの太夫はこの5年で大幅に減った。大阪の誇りである伝統芸能を次代に継承できるのか。中堅、若手の技芸員たちが決意を新たに芸を磨く。(敬称略)=文楽の夕べ 対談「襲名 つなぐ芸 挑む境地」はこちら 「先代に恩返しできるように名を大きくしたい」。人形遣いの吉田幸助改め五代吉田玉助は昨春、襲名披 文楽太夫、世代交代待ったなし 大御所去り正念場
文楽の夕べ 対談「襲名 つなぐ芸 挑む境地」 コラム(地域) 関西 1月4日 日本経済新聞社は公益財団法人文楽協会の協力を得て2018年11月29日、大阪市中央公会堂(大阪市)で第15回「文楽の夕べ」を開いた。文楽太夫の竹本織太夫と人形遣いの吉田玉助が「襲名 つなぐ芸 挑む境地」と題して対談。由緒ある名跡を継いだ2人が意気込みなどを語った。司会は森西真弓・大阪樟蔭女子大教授。(「文楽太夫、世代交代待ったなし」はこちら) 53年ぶりに名跡を復活させた吉田玉助は「名前は『幸』 文楽の夕べ 対談「襲名 つなぐ芸 挑む境地」
2018年関西文化界を振り返る 飛躍 世代・国の枠超え(もっと関西) 関西タイムライン コラム(地域) 関西 12月28日 2018年の関西文化界を振り返る。演劇・演芸では宝塚歌劇団が国の枠を超えて飛躍する一方、伝統芸能は世代交代や襲名などで新たな顔の登場が続いた。音楽は劇場の独自企画が注目され、美術は新施設の開設が相次いだ1年だった。 【演劇・演芸】宝塚、台湾20公演 現代演劇では宝塚歌劇団が盤石の人気と新たな可能性を見せつけた。萩尾望都の名作漫画を原作とする花組「ポーの一族」が宝塚ファンの枠を超えて広く人気を呼ん 2018年関西文化界を振り返る 飛躍 世代・国の枠超え(もっと関西)
語りや三味線 大阪で体験教室 義太夫節 ボクも私も(もっと関西) 関西タイムライン コラム(地域) 関西 11月30日 人形浄瑠璃文楽を客席で鑑賞するだけでなく、語りや三味線の演奏を体験する機会を提供する動きが広がっている。体験することで、芸への理解が深まり、文楽の楽しみ方が広がる。かつて大阪で文楽が栄えた頃は、商家の旦那衆らが義太夫節を稽古し、自らも語る「素人義太夫」が文楽を支えていた。義太夫節愛好者を増やし、文楽のファン拡大にもつなげる狙いだ。 「歌はメロディーに文字を当てはめますが、義太夫節は音と音の間に言 語りや三味線 大阪で体験教室 義太夫節 ボクも私も(もっと関西)
文楽、新時代に挑む コラム(地域) 関西 3月8日 大阪で生まれた伝統芸能、人形浄瑠璃文楽。三味線の演奏とともに太夫が語る物語に合わせ、1体の人形を3人で操って芝居をする世界に類を見ない芸能だ。誕生から300年余にわたって、大阪の庶民に愛され、育まれてきた文楽で、このところ重要な名跡の襲名が相次いでいる。脈々と芸を受け継いできた伝統芸能の世界は今、転機を迎えている。 ■補助金騒動/続く世代交代 2012年、橋下徹大阪市長(当時)が文楽協会への大阪市 文楽、新時代に挑む
竹本織太夫襲名 地元ミナミで愛されたい(もっと関西) コラム(地域) 関西 1月5日 人形浄瑠璃文楽の語り手である太夫、豊竹咲甫太夫(さきほだゆう)が六代目竹本織太夫(おりたゆう)(42)を襲名した。襲名披露は師匠である豊竹咲太夫の父、八代目竹本綱太夫の五十回忌追善公演にも当たり、綱太夫の前名である織太夫を襲名することは将来の綱太夫への布石でもある。世代交代が進む文楽界で、次世代を担う太夫としての期待が高まる。 3日に国立文楽劇場(大阪市中央区)で初日を迎えた初春文楽公演。追善と 竹本織太夫襲名 地元ミナミで愛されたい(もっと関西)
重要な襲名相次ぐ 文楽、次の柱に奮起期待 5月3日 歌舞伎に比べて襲名が少ない人形浄瑠璃文楽で、今年から来年にかけて重要な名跡の襲名が相次ぐ。1年ほどの間に3人の襲名が続くのは半世紀ぶりで、世代交代をアピールする。 4月の地元・大阪公演に続き、5月13日から東京・国立劇場で襲名披露公演に臨むのは、豊竹英太夫(はなふさだゆう)改め六代目豊竹呂太夫(ろだゆう)(70)。来年1月には若手のホープ豊竹咲甫太夫(さきほだゆう)(42)が歴史のある名跡、竹本 重要な名跡襲名相次ぐ 文楽、次の柱に奮起期待