貧困にコロナが直撃 途上国が「してはいけないこと」 前田 裕之 12月28日 世界経済が発展するにつれ、1日に1.9ドル未満で生活する「貧困者比率」は過去30年間で大きく下がってきた。それでもサブサハラ・アフリカをはじめ、世界各地にはなお貧困や保健衛生の問題に苦しむ数多くの人々がいる。そうした現場で支援や調査活動を続けてきた専門家たちの訴えには重みがある。 『開発コンサルタントという仕事』(2020年10月、日本評論社)の著者、笹尾隆二郎氏は1990年代後半から開発コンサ 貧困にコロナが直撃 途上国が「してはいけないこと」