中国、指導強化探る、4中全会が開幕 中国・台湾 10月28日 【北京=羽田野主】28日に開幕した中国共産党の重要会議である第19期中央委員会第4回全体会議(4中全会)では党の指導強化が一つの焦点になる。出口の見えない米中貿易戦争に混乱が続く香港情勢など習近平(シー・ジンピン)指導部が抱える課題は山積みだ。党内の統治力を高め、権力基盤を強化する狙いがあるとみられる。 中国国営の新華社が開幕を伝えた。4中全会は31日まで4日間の日程で「中国の特色ある社会主義制 中国、指導強化探る、4中全会が開幕
二階氏、中国の胡春華副首相と会談 4月28日 【北京=竹内悠介】中国を訪問中の自民党の二階俊博幹事長は28日、北京の中南海で胡春華副首相と約30分間、会談した。習近平(シー・ジンピン)国家主席が主導する広域経済圏構想「一帯一路」について「大きなポテンシャルを持った構想だ」と述べた。 二階氏は26日、安倍晋三首相の特使として一帯一路の国際会議に参加した。胡氏は二階氏の参加に関して「日本の一帯一路フォー 二階氏、中国の胡春華副首相と会談
習氏、長期政権にらみの布陣 王岐山氏は副主席有力 習政権 中国・台湾 2月28日 【北京=永井央紀】中国共産党の重要会議、第19期中央委員会第3回全体会議(3中全会)が28日閉幕した。3月5日から始まる全国人民代表大会(全人代、国会に相当)に諮る国家・政府の人事案を内定。習近平(シー・ジンピン)国家主席(総書記)の盟友、王岐山・前政治局常務委員の国家副主席就任が有力視され、習氏の長期政権をにらむ布陣を整える。 国営新華社通信によると3中全会は国家・政府の人事案などを固めた。具 習氏、長期政権にらみの布陣 王岐山氏は副主席有力
「ポスト習世代」発言慎重 10月20日 【北京=多部田俊輔】中国・北京で開催中の共産党大会で、習近平総書記(国家主席)より10歳前後若い「ポスト習世代」の地方指導者が19日、省ごとの会議に相次ぎ登場した。習氏が長期政権に意欲をにじませ、新しい最高指導部にポスト習世代の起用を見送る観測が上がるなか、自らの功績をアピールするよりも習氏に忠誠を誓う姿勢が目立った。 「習氏の活動報告は読めば読むほど内容が深く豊かになる」。習氏の側近として台頭 「ポスト習世代」発言慎重
台頭する習派な人びと(習近平の支配) 9月18日 2012年11月、中国共産党のトップである総書記に就いた習近平。当時「習は、おそらく2代前の総書記、江沢民の操り人形になる。実権を持つことは非常に難しいだろう」といわれた。あれから5年がたつ。大方の予想はほぼ覆された。今では「習1強」とまでいわれ、権力は習に集中しつつある。その陰には習に忠誠を誓い、支えてきた人々がいた。最近は「習派」などと呼ばれ、10月18日に開く党大会の後はさらに存在感を増し 台頭する習派な人びと
ポスト習世代の孫氏、重慶市トップに 11月20日 【広州=多部田俊輔】中国共産党は20日、重慶市トップの同市共産党委員会書記に孫政才・前吉林省党委書記(49)を任命した。3月に解任された薄熙来元書記が多くの批判勢力を冤罪(えんざい)に追い込んだ問題などを解決して薄氏色を一掃することが使命となる。孫氏は胡春華・内モンゴル自治区党委書記(49)と並ぶ若手のホープ。習近平総書記の次のトップを担う世代とされており、2人のつばぜり合いが激しさを増しそうだ ポスト習世代の孫氏、重慶市トップに
重慶市トップに孫氏 「ポスト習世代」の有望株 11月20日 【深セン(中国広東省)=多部田俊輔】中国国営の新華社は20日、重慶市トップの同市共産党委員会書記に孫政才・前吉林省党委書記(49)が就いたと発表した。孫氏は今回の党大会で指導部に当たる政治局員に選ばれた「ポスト習近平総書記世代」の若手有望株。3月に重慶市トップを解任された薄熙来元書記の影響力一掃や経済成長に成功すれば、5年後の党大会で最高指導層の政治局常務委員入りの可能性もある。 孫 重慶市トップに孫氏 「ポスト習世代」の有望株