茂山茂、大曲「木六駄」に挑む 関西タイムライン 京都 関西 1月22日 狂言師の茂山千五郎と茂が兄弟会「傅(かしずき)之会」を2月7日に金剛能楽堂(京都市)で行う。当初予定の昨夏から延期していた公演。茂が修業の節目とされる大曲の一つ「木六駄」に挑む。茂は「45分と長く、細やかさも求められる難しい曲。チャレンジの心境」と話す。 太郎冠者(茂)は主人から都に住む伯父に燃料や酒などを届けるよう命じられるが、道中で届けるはずの酒を飲んでしまう。苦労して伯父の家にたどり着き、 茂山茂、大曲「木六駄」に挑む
落語や能狂言、ネットでライブ配信 新型コロナ感染拡大 新型コロナ 京都 大阪 関西 3月19日 新型コロナウイルスの感染拡大を受け演劇や演芸などの公演中止が相次ぐなか、関西の伝統芸能で動画投稿サイトを使ったライブ配信が広がっている。いち早く動画配信を始めた落語や狂言に続き、21日には大槻能楽堂(大阪市中央区)が無観客公演のネットライブ配信を計画。生での鑑賞機会が減り、演者は観客とつながる手段を模索している。(小国由美子) 「繁昌亭のロビーから、面白いものを全世界に発信しよう」――。上方落語 落語や能狂言、ネットでライブ配信 新型コロナ感染拡大
能、狂言、文楽の競演「フィガロの結婚」を再演 文化往来 3月12日 能、狂言、文楽と西洋のオペラを融合した「狂言風オペラ フィガロの結婚」が16~24日、全国6都市で再演される。狂言風オペラは2002年に大蔵流狂言師の故・茂山千之丞らが始めた狂言師と西洋の管楽合奏の共演。18年の「フィガロ」で初めて能と文楽を加え好評だったという。芸術総監督を務める観世流能楽師で人間国宝の大槻文蔵は「ややもすれば水と油だが、能面と人形の作り出す世界が喜劇には合う」と話す。 物語の 能、狂言、文楽の競演「フィガロの結婚」を再演
茂山千五郎一門、ユーチューブで狂言ライブ中継 4月13日 京都を拠点にする大蔵流狂言の茂山千五郎一門は狂言の普及のため、インターネットの動画サイト「ユーチューブ」で、一部の公演のライブ中継の配信に踏み切る。すでに今月に入り過去に撮影した演目を配信。同一門は「舞台に足を運んでもらうきっかけとして、動画サイトを利用することにした」としている。 ライブ中継するのは名古屋公演(4月20日)、東京公演(同30日)、京都公演(5月4日)。いずれも狂言2演目とダイジ 茂山千五郎一門、ユーチューブで狂言ライブ中継