首相、改憲実現へ残り2年 衆院解散「躊躇はない」 憲法改正 政治 12月10日 第200臨時国会は9日、閉幕した。自民党が憲法改正案を国会に示す前提とする国民投票法改正案の成立は見送った。安倍晋三首相は2021年9月の党総裁任期までに改憲する目標を堅持するものの、残り2年弱での実現は日程的に厳しくなってきた。通常国会での進捗が焦点となる。政府・与党は通常国会について20年1月20日を軸に召集する方向で調整に入った。 首相は9日夜の記者会見で改憲について「自民党が先頭に立って 首相、改憲実現へ残り2年 衆院解散「躊躇はない」
[社説]懸案の先送りを続ける国会では困る 社説 政治 12月9日 国家的課題への議論を深め、合意点を見いだすのが立法府の仕事のはずだ。67日間に及んだ臨時国会は与野党の対立ばかりが際立ち、重要な政策論争は後回しとなった。憲法改正の手続きを定める国民投票法改正案は採決がまたも見送られ、各党の調整力不足を露呈する結果となった。 臨時国会では日米貿易協定が承認され、改正会社法も成立した。野党4党は首相主催の「桜を見る会」などの問題究明のため会期を40日間延長するよう [社説]懸案の先送りを続ける国会では困る
「桜を見る会」SNS投稿突出 閣僚辞任より多く 政治 11月26日 首相主催で毎年春に開く「桜を見る会」がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で話題になっている。ツイッターの投稿数は閣僚の辞任や大学入学共通テストへの英語民間試験の導入などと比べ多い。桜を見る会に安倍晋三首相や与党幹部の選挙区の一般の人が参加していた実態などが浮き彫りになり、身近な話題として反応している。 NTTデータの「なずきのおと」で直近1カ月のツイッターのつぶやきを分析した。「桜 「桜を見る会」SNS投稿突出 閣僚辞任より多く
長期政権を「評価」55% 2閣僚辞任「緩み」67% 政治 世論調査 11月24日 安倍晋三首相は20日に通算在任日数が憲政史上、最長となった。日本経済新聞社の22~24日の世論調査で、2012年12月に発足した第2次安倍政権以降の仕事ぶりについて質問すると「評価する」と答えた人が55%、「評価しない」が34%だった。長期政権を評価する声が過半に達したが、一方で「安倍政権に緩みがあると思う」と答えた人も67%にのぼった。 第2次安倍政権以降の仕事ぶりを「評価する」と答えた人は内 長期政権を「評価」55% 2閣僚辞任「緩み」67%
自公、補正予算「真水10兆円」 来年の政治日程にらむ 経済 政治 11月21日 自民、公明両党の幹部は20日、2019年度補正予算案の規模について、国による直接の財政支出である「真水」で10兆円を求めると一致した。災害復旧や日米貿易協定の発効をにらんだ国内の農業対策などが軸になる。10月の消費税増税を受け、景気減速への懸念に対応する。大型補正論には、衆院解散時期の観測も絡む来年の政治日程をにらんだ思惑がある。 自民党の二階俊博、公明党の斉藤鉄夫両幹事長ら両党幹部が20日、都 自公、補正予算「真水10兆円」 来年の政治日程にらむ
終盤国会へ 政府・与党、日米貿易協定を最優先に 政治 11月16日 臨時国会は会期が残り3週間あまりとなった。政権の最優先課題である日米貿易協定承認案は15日、当初の想定より遅れて衆院外務委員会で可決した。菅原一秀前経済産業相と河井克行前法相の辞任で国会が一時空転し、審議日程に影響が出ている。政府・与党は同協定の承認を最優先に終盤国会へ臨む。提出法案を最低限に絞り込んで臨んだ国会だったが、予想外に苦心している。 10月4日に召集した臨時国会の会期は12月9日まで 終盤国会へ 政府・与党、日米貿易協定を最優先に
桜を見る会、野党の追及続く 支持率への影響注視 政治 11月14日更新 立憲民主党など野党は14日、政府が2020年の開催中止を決めた首相主催の「桜を見る会」を巡る追及を続けた。野党は安倍晋三首相が後援会関係者を多数参加させるなど私物化していたのではないかと主張している。菅義偉官房長官は招待基準などの見直しを進める考えを重ねて強調した。与野党とも支持率など世論の動向を注視している。 立民の安住淳国会対策委員長は14日の代議士会で「始まりはこれからだ。収束なんて大間違 桜を見る会、野党の追及続く 支持率への影響注視
「桜を見る会」も早期幕引き 相次ぐ問題、打撃を回避 政治 11月14日 政府は13日、首相主催で毎年春に開いている「桜を見る会」について2020年の開催は中止すると発表した。安倍晋三首相の事務所名で地元の後援会関係者を招いたと野党が追及していた。安倍政権では最近、閣僚の相次ぐスピード辞任など、問題が起きては早期に幕引きする事例が続いている。「桜を見る会」も傷口の拡大を避けるため、早期決着を図った。 この問題を最初に共産党の田村智子氏が追及したのは8日の参院予算委員会 「桜を見る会」も早期幕引き 相次ぐ問題、打撃を回避
参院予算委論戦のポイント 政治 11月8日 参院予算委員会の論戦のポイントは次の通り。 【2閣僚辞任】 福山哲郎氏(立民)菅原一秀前経済産業相と河井克行前法相の辞任に対し、どう責任を取るのか。 安倍晋三首相 国民の皆さまに大変申し訳なく、責任を痛感している。それぞれの行政分野で一つ一つの課題に結果を出すことで、国民の信頼回復に努める。 福山氏 任命権者として責任はどう取るのか。 首相 私は政策を前に進めていく責任を負っている。その責任を放 参院予算委論戦のポイント
首相、英語民間試験の延期「申し訳ない」 政治 11月8日 参院予算委員会は8日、安倍晋三首相と関係閣僚が出席し、集中審議を実施した。首相は2020年度開始予定の大学入学共通テストで英語民間試験の導入を見送ったことについて「政府として申し訳なく思う」と陳謝した。野党は見送りを決めた萩生田光一文部科学相に国語と数学の記述式問題も中止するよう求めたが、萩生田氏は応じなかった。 野党は6日の衆院予算委に続き8日の参院予算委で、英語民間試験の混乱をめぐり首相や萩 首相、英語民間試験の延期「申し訳ない」