ウイグル 米中の新たな火種に (The Economist) The Economist 1月26日 トランプ前米政権で国務長官を務めたポンペオ氏は退任間際の19日、中国政府による新疆ウイグル自治区における少数民族ウイグル族らへの弾圧を国際法上の犯罪となる「ジェノサイド(民族大量虐殺)」に認定すると発表した。バイデン新大統領が次期国務長官に指名したブリンケン氏もこれに同意すると明言している。 米国は大統領が交代する先行きを見通しづらい時期に、中国が内陸部で行っている残虐行為にどこの国よりも最も厳 ウイグル 米中の新たな火種に(The Economist)
尖閣周辺で活動先鋭化も 中国・海警法 中国・台湾 1月23日更新 【北京=羽田野主】中国の習近平(シー・ジンピン)指導部が日本の海上保安庁に相当する海警局の権限などを定めた海警法を新たに制定した。外国が中国の主張する管轄海域で構造物を設置した場合、強制排除する権限も盛り込んだ。尖閣諸島の周辺や南シナ海で中国公船が攻勢を強めてくる懸念がある。 海警局の守備範囲は海保よりかなり広い。中国の領海や接続水域などよりも広い「管轄海域」とその上空まで権限が及ぶと定めた。中 尖閣周辺で活動先鋭化も 中国・海警法
米「世界のリーダー」復活難路 アジア外交、台湾焦点に トランプ政権 バイデン政権 Think! 北米 1月22日更新 【ワシントン=永沢毅】バイデン米大統領は国際協調路線に回帰し、国際社会での指導力の回復に意欲をみせる。トランプ前政権の4年で米国の威信は傷つき、新冷戦とも呼ばれるほど対立を深める中国は影響力を高めた。脱炭素でも遅れが目立ち、バイデン氏がめざす「世界のリーダー」の復活は難路だ。 米「世界のリーダー」復活難路 アジア外交、台湾焦点に
「米中こそ団結必要」中国外務省、バイデン氏の出方見極め 中国・台湾 1月21日 【北京=羽田野主】中国外務省の華春瑩報道局長は21日の記者会見で、バイデン米大統領の就任に「祝意」を表明した。バイデン氏が就任演説で「団結」にくり返し触れたことに触れ「いまの中米関係に必要なことだ」と話した。バイデン氏の対中政策の出方を見極める考えを示した。 この日の記者会見では米中関係の見通しを問う質問が相次いだが、華氏が多くの時間を割いたのはトランプ前政権への批判と不満だった。 華氏はトラン 「米中こそ団結必要」中国外務省、バイデン氏の出方見極め
「ウイグル族弾圧は虐殺」米国務長官が認定 米中衝突 北米 中国・台湾 1月20日 【北京=羽田野主、ワシントン=永沢毅】ポンペオ米国務長官は19日、中国による新疆ウイグル自治区における少数民族ウイグル族らへの弾圧を国際法上の犯罪となる「ジェノサイド(民族大量虐殺)」と認定すると発表した。バイデン新政権の幹部候補も同意しており、新政権発足後も火種になりそうだ。 中国外務省の華春瑩報道局長は20日の記者会見で「ポンペオ氏による認定は紙くずにひとしい」と反発した。 ポンペオ氏は声明 「ウイグル族弾圧は虐殺」米国務長官が認定
「政治問題化に反対」中国外務省、 WHOの批判に反論 新型コロナ 中国・台湾 1月19日 【北京=羽田野主】中国外務省の華春瑩報道局長は19日の記者会見で、世界保健機関(WHO)の独立調査パネル(委員会)が新型コロナウイルスを巡り中国の対応を批判したことに反論した。発生当時「十分な情報がなくても早期に発見し、隔離と治療を行って感染者と死者数を抑えた」と主張した。 華氏は「新型コロナの発生源を政治問題にすることに断固として反対する。国際社会のコロナ対策の連携の助けにならない」と強調した 「政治問題化に反対」中国外務省、 WHOの批判に反論
混乱の米国、ほくそ笑む中国 北京ダイアリー 北京ダイアリー 中国・台湾 1月8日 7日朝、北京の自宅でテレビをつけると、CNNが信じられない光景を映し出していた。 米国の首都ワシントンで、たくさんの「暴徒」が連邦議会の議事堂を取り囲んでいる。警備隊が放った催涙ガスだろうか。白い煙がもくもくと上がる。トランプ米大統領の支持者が議事堂に乱入したのだ。 チャンネルを中国国営の中央テレビ(CCTV)に替えても、同じような映像が続く。「米国式の民主がめちゃくちゃだ」。そんなテロップも現 混乱の米国、ほくそ笑む中国 北京ダイアリー
米国連大使、13日から台湾を訪問 中国へ圧力 北米 中国・台湾 1月8日 【台北=中村裕】米国連代表部は7日、クラフト米国連大使が13日から3日間の日程で台湾を訪問すると発表した。1971年に中国が国連に加盟し、台湾は国連を脱退している。国連非加盟の台湾に米国連大使が訪問するのは初めて。中国は激しく反発している。 米国は、国連大使の台湾訪問を通じ、台湾の国際社会での発展を強く支持する予定だ。台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統とも会談するものとみられる。 20日に就 米国連大使、13日から台湾を訪問 中国へ圧力
米議会乱入「衝撃的な光景」、各国指導者が懸念表明 トランプ政権 米大統領選 北米 1月7日更新 米連邦議会の議事堂内に6日、バイデン次期大統領の選出に反対するトランプ大統領の支持者が乱入したことを受け、欧州など各国・地域にも衝撃が広がった。 欧州連合(EU)のミシェル大統領は自身のツイッターに「米議会は民主主義の殿堂だ。ワシントンで今夜目撃された光景はショックだ」と投稿した。スペインのサンチェス首相は「キャピトル・ヒル(米議会)から送られてくるニュースを懸念とともに追っている」とコメントを 米議会乱入「衝撃的な光景」、各国指導者が懸念表明
中国、米国の政治混乱突く 中国・台湾 1月7日 【北京=羽田野主】香港警察が香港国家安全維持法違反の容疑で民主派53人を逮捕したことには、米国の政権移行期という政治的混乱を突きたいとの中国の習近平(シー・ジンピン)指導部の思惑がある。「核心的利益」と位置づける香港問題で、バイデン米次期政権に譲らぬ姿勢を強調する意図もありそうだ。 「予想どおり、一部の外部勢力が香港の内部事務に干渉してきた」。中国共産党系メディアの環球時報は7日の紙面でこう指 中国、米国の政治混乱突く