上宮時代の悪夢が原点 近大野球部監督・田中秀昌(中) 熱視線 コラム 高校野球 1月10日 1985年に母校の大阪・上宮高のコーチとして指導者人生を歩み始めた田中秀昌は「これまでにすごい体験をたくさんさせてもらった」。 元木大介(元巨人)や種田仁(元中日など)を擁した89年春の選抜準優勝はネット裏で見守った。愛知・東邦高との決勝は高校野球史に残る幕切れだった。 想像のつかないことが次々と起こるのが野球 上宮が2-1と勝ち越した延長十回裏、東邦に2死走者なしから粘られ、一、二塁のピンチを 上宮時代の悪夢が原点 近大野球部監督・田中秀昌(中)
阪神・藤浪「結果出すしかない」 先発ローテ入り目指す 1月8日 阪神で先発枠入りを目指す藤浪晋太郎投手が8日、甲子園球場に隣接する室内練習場で練習を公開し、ランニングなどで約2時間半、みっちりと汗を流した。「ローテーション争いは熾烈。結果を出すしかない。しっかり仕上げて2月に入れるように近々、投球練習もすると思う」と引き締まった表情でオンライン取材に応じた 阪神・藤浪「結果出すしかない」 先発ローテ入り目指す
阪神・藤浪、300万円減の6000万円 青柳は2000万円増 12月16日 阪神の藤浪晋太郎投手が16日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約交渉に臨み、300万円減の年俸6千万円で更改した。今季は2年ぶりの白星を挙げたが、1勝6敗。ただ、シーズン後半には中継ぎ、先発で好投を重ね「最後の方に良かった感覚を数字で体現したい。先発で勝てる投手になっていきたい」と来季に向けて力強く話した。 自己最速の162キロをマークするなど中継ぎで鮮烈な印象を残したが、矢野監督は来季は先発でスタ 阪神・藤浪、300万円減の6000万円 青柳は2000万円増
選手もファンも「たかがサイン、されどサイン」 ネット裏から 11月29日 私事で恐縮だが、アルファベット「D」の筆記体大文字は、戦前から戦後にかけて活躍した「ヘソ伝」こと阪急・山田伝外野手にもらったサインの書体をずっとまねている。 中学生だったとき、春のオープン戦のBK杯(阪神―阪急の定期戦)を、甲子園球場で観戦して以来のことだ。同選手は米国育ち。ヘソの前のあたりで飛球を捕るポケットキャッチは見事だったが、「Den Yamada」とサラサラとサインする姿は実にスマート 選手もファンも「たかがサイン、されどサイン」
阪神、新陳代謝で刷新なるか 「リーダー藤浪」に期待 関西発「スポーツCAFE」 11月21日 プロ野球選手に定年はない。技術と体力があれば、いつまでもやれる。ただ、近年の阪神は優れたベテランの力に頼るあまりに、新陳代謝のテンポが遅れ気味だった。高齢選手が3人そろって去る今が、刷新のチャンスだろう。 牛若丸・吉田義男は「暦の年齢は関係ない」と、17年間プレーして36歳で引退した。30歳で年寄り扱いされた1960年代のことだ。「トシ」よりも「気力年齢」が問題。高齢者を排除して刷新と言うのは早 阪神、新陳代謝で刷新なるか 「リーダー藤浪」に期待
阪神、藤原オーナーが社長兼任 揚塩氏の辞任受け 11月20日 プロ野球阪神は20日、藤原崇起オーナー(68)が12月1日から球団社長を兼任すると発表した。両役職の兼任は阪神球団で初めて。大阪市内の阪神電鉄本社で取材に応じた藤原オーナーは「総合的に考えて、私がやるということが今の一番いいやり方。すごく緊張感がある」と表情を引き締めた。 チーム内で新型コロナウイルス感染者が続出した責任を取り、10月に辞任を表明していた揚塩健治社長(60)の後を引き継ぐ。現場に 阪神、藤原オーナーが社長兼任 揚塩氏の辞任受け
阪神、球団社長が引責辞任へ 相次ぐコロナ感染で 10月9日 プロ野球阪神は9日、揚塩健治球団社長(60)が12月1日をもって辞任すると発表した。春に続き、9月に新型コロナウイルス感染者が相次いで出た責任を取った。後任は未定。同社長は「2度にわたり、球界全体にご迷惑を掛けた事実は否めない。いろいろな混乱を招いた球団内の最終責任者は私」と陳謝した。 阪神ではシーズン開幕前の3月下旬に藤浪晋太郎投手(26)ら3選手の感染が確認された。その前に他の4選手とともに 阪神、球団社長が引責辞任へ 相次ぐコロナ感染で
阪神のコロナ陽性、計7人に 試合は選手入れ替え開催 9月25日 プロ野球阪神は25日、糸原健斗(27)、陽川尚将(29)両内野手と岩貞祐太(29)、馬場皐輔(25)両投手、1軍チームスタッフ2人の計6人の新型コロナウイルス感染が新たに確認されたと発表した。2軍の浜地真澄投手(22)の感染判明を受け1軍関係者全員のPCR検査を実施し、陽性者は計7人となった。濃厚接触者とされた選手を含む計10人が出場選手登録を外れた上で、神宮球場でヤクルト戦を行った。 12球団 阪神のコロナ陽性、計7人に 試合は選手入れ替え開催
長いトンネルの出口見えた 阪神・藤浪に復調気配 インサイド/アウトサイド 8月11日 復活というには早計かもしれないが、長いトンネルの出口が見えてきたことは間違いない。ここ数年、制球難から本来の自分を見失っていた阪神の藤浪晋太郎(26)が今季3度の先発登板で復調の気配をみせている。右腕を苦悩させてきた与死球は今季、ここまでゼロ。勝ち星にこそ恵まれないが、涼しい顔で150キロ超を連発する姿は自信を取り戻しつつある証しだろう。(記録は全て10日現在) 今季3度目の先発登板となった5日 長いトンネルの出口見えた 阪神・藤浪に復調気配
現役最年長の阪神・福留 闘志健在、光る勝負強さ 関西発「スポーツCAFE」 8月1日 プロ野球の現役最年長選手、阪神・福留孝介(43)が頑張っている。競争の激しい外野のポジション争いに食い込み、後へ引かない。チーム若返りとの兼ね合いがあるが、勝負強いこのベテランは阪神に欠かせない。 長寿選手に必要な条件は丈夫な体、豊富な練習で磨いた技術、強い意思だ。福留にはそのすべてが備わっている。1999年に中日へ入団し、5年間の米大リーグ生活を経て2013年に阪神入りした。 人当たりはいいが 現役最年長の阪神・福留 闘志健在、光る勝負強さ