名古屋城巡る住民訴訟敗訴 支出違法との主張認めず 愛知 中部 11月5日 名古屋城天守閣の木造復元事業を巡り、文化庁から現状変更許可を得ていない段階で名古屋市が基本設計の代金を施工主に支出したのは違法として、住民団体が支出額約8億4600万円を河村たかし市長らに請求するよう市に求めた訴訟の判決で、名古屋地裁は5日、訴えを退けた。 住民側は、施工主の竹中工務店が基本設計書の作成に当たり文化庁の復元検討委員会の審査を受けておらず、市との契約義務を履行していないと主張したが 名古屋城巡る住民訴訟敗訴 支出違法との主張認めず
たん吸引器配備の請求棄却 医療的ケア児訴訟、名古屋 愛知 中部 8月19日更新 日常的に医療行為の援助が欠かせない「医療的ケア児」に当たる愛知県内の男子中学生と両親が、以前通っていた公立小学校で必要なたんの吸引器を配備せず、毎日親に持参させたことなどが障害者差別に当たるとして、慰謝料計約330万円の支払いなどを地元自治体に求めた訴訟の判決で、名古屋地裁は19日、請求を棄却した。原告側は控訴する方針。 角谷昌毅裁判長は判決理由で「医療的ケアを必要とする児童生徒の教育を受ける権 たん吸引器配備の請求棄却 医療的ケア児訴訟、名古屋
生活保護費引き下げ取り消し請求棄却 名古屋地裁 愛知 6月25日 2013~15年の生活保護の基準額引き下げは生存権を侵害し違憲だとして、愛知県在住の20~80代の受給者18人が名古屋市など居住自治体3市と国に引き下げ処分の取り消しと慰謝料を求めた訴訟の判決で、名古屋地裁は25日、物価下落などを基準額引き下げに反映させた厚生労働相の判断について「過誤や欠落があるとは言えない」として請求を棄却した。 原告弁護団によると、29都道府県で約千人が起こした同種訴訟で初 生活保護費引き下げ取り消し請求棄却 名古屋地裁
同性パートナーに犯罪遺族給付認めず 名古屋地裁判決 愛知 中部 6月4日 名古屋市で2014年に男性が殺害された事件をめぐり、同性パートナーの男性(45)が愛知県に遺族給付金の支給を求めた訴訟の判決が4日、名古屋地裁であった。角谷昌毅裁判長は「同性同士は事実上の婚姻関係と同様の事情にあったとは認められない」と判断し、請求を棄却した。原告の男性は控訴する方針。 国の犯罪被害給付制度は、遺族給付金の対象として配偶者だけでなく「事実上婚姻関係と同様の事情にあった者」を含む。 同性パートナーに犯罪遺族給付認めず 名古屋地裁判決
知事に一部返還請求命令 元愛知県議政活費巡る訴訟 中部 2月28日更新 調査研究や海外視察の名目で愛知県の元県議に支給された政務活動費を巡り、名古屋市民オンブズマンが政活費の趣旨に反した違法な支出だったとして、元県議に対し計約970万円を返還請求するよう大村秀章知事に求めた訴訟の判決で、名古屋地裁は28日、オーストラリアの視察経費など約260万円を返還請求するよう命じた。 角谷昌毅裁判長は判決理由で、観光政策の提言を目的とした退任直前の視察について「時期を問わず任期 知事に一部返還請求命令 元愛知県議政活費巡る訴訟
外観「酷似」訴え認めず 「や台ずし」敗訴、名古屋地裁 中部 9月13日 看板などの店の外観が酷似しているとして、「や台ずし」を展開する居酒屋チェーンのヨシックス(名古屋市)が、横浜市に「磯丸すし」を出店していたSFPホールディングス(東京)に外観の使用差し止めと約471万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が13日、名古屋地裁であった。角谷昌毅裁判長はヨシックスの請求を棄却した。 角谷裁判長は判決理由で、磯丸すしの外観について「や台ずしに依拠して構想したこ 外観「酷似」訴え認めず 「や台ずし」敗訴、名古屋地裁