海を越えた合作 マンガ家 とり・みき エッセー 8月4日 まだ人間が紙にマンガを描いていた時代にも、合作という形式(前回述べたように原作と作画、あるいはアシスタントによる作画協力はここでは除外する)がないわけではなかった。 もっとも有名なのは初期の藤子不二雄のお二人であろう。また、同じトキワ荘グループの石ノ森章太郎、赤塚不二夫、水野英子の三氏も「U・マイア」というペンネームで複数の作品を発表している。これはしかし、同じアパートで寝食を共にしていたからこ 海を越えた合作 マンガ家 とり・みき
漫画の聖地「トキワ荘」再現、手塚さんら生活 6月28日更新 「鉄腕アトム」などで知られる手塚治虫さんら多くの漫画家が暮らし、1982年に解体された東京都豊島区の「トキワ荘」を復元した「トキワ荘マンガミュージアム」がこのほど、7月7日の一般公開を前に報道陣に披露された。 ミュージアムの運営検討会議座長を務めた漫画家の里中満智子さんは「トキワ荘の時代は、世界に広がっていく日本の漫画やアニメが芽生えた時期。その象徴がここ。部屋は小さくても夢は大きかったというこ 漫画の聖地「トキワ荘」再現、手塚さんら生活
モンキー・パンチさん追悼 ルパンに見守られ 6月14日 4月11日に肺炎のため81歳で死去した人気アニメ「ルパン三世」の原作者で漫画家のモンキー・パンチ(本名・加藤一彦)さんをしのぶ会が14日、東京都港区の青山葬儀所で開かれた。 会場には、「ルパン三世」のイメージカラーの赤にちなんで、バラなど約3千本の真っ赤な花で覆った祭壇が用意され、ジャケット姿でにこやかにほほ笑むモンキー・パンチさんの遺影が飾られた。その周りを、ルパンや次元大介など主要キャラクタ モンキー・パンチさん追悼 ルパンに見守られ
まんが美術館で改装記念式典 原画収蔵数は日本一、秋田 東北 4月20日 秋田県の横手市増田まんが美術館で20日、5月1日のリニューアルオープンを記念した式典が開催された。同館は故手塚治虫さんら179人の原画約22万枚を収蔵し、日本一の枚数を誇る。同市出身で「釣りキチ三平」の作者、矢口高雄さんや日本漫画家協会理事長の里中満智子さんらが改装を祝った。 名誉館長を務める矢口さんは「悲しみやスリル、恋など面白い要素を組み合わせて発展した日本の漫画が世界の注目を浴びている」と まんが美術館で改装記念式典 原画収蔵数は日本一、秋田
マンガの原点「トキワ荘」復元へ 豊島区、20年開設 7月7日 東京都豊島区は7日、手塚治虫ら有名漫画家が青春時代を過ごしたアパート「トキワ荘」を復元し、2020年3月に開設すると発表した。建物の外観は当時のままに再現し、手書き原稿の複製や当時の資料などを展示する。日本の漫画文化の発信拠点として位置づけ、国内外の観光客を呼び込みたい考えだ。 トキワ荘があった場所から徒歩約3分の南長崎花咲公園内に建設する。26日にトキワ荘関係者や地元関係者らからなる検討会議( マンガの原点「トキワ荘」復元へ 豊島区、20年開設
「強い女性が歴史を動かす」 里中満智子さん 1月10日 女性も歴史を動かした――。マンガ家生活50周年を2014年に迎えた里中満智子さん(66)は、ライフワークである作品「天上の虹」で持統天皇の生きざまを描いてきた。現代の働く女性にも通じる苦悩や様々な愛の形を描き続け15年3月、完結する。自身も病気を乗り越え仕事と向き合ってきた里中さんに、万葉の時代から続く日本女性の強さを聞いた。 ■古代を舞台にしようと思ったきっかけは万葉集だった 中学生の時、図書館 「強い女性が歴史を動かす」 里中満智子さん
秋の園遊会、山崎直子さんら1600人 10月28日 天皇、皇后両陛下主催の秋の園遊会が28日午後、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれた。今年、国際宇宙ステーションに同時滞在した山崎直子さん(39)と野口聡一さん(45)の宇宙飛行士2人や漫画家の里中満智子さん(62)ら各界の功労者約1600人が出席。あいにくの雨の中、両陛下や皇太子さまらと歓談した。 夫の大地さん(38)とそろって出 秋の園遊会、山崎直子さんら1600人
アニメなど性描写規制案、東京都の条例が継続審議に 3月20日 漫画やアニメで18歳未満と判断される登場人物の性描写などを規制する東京都青少年健全育成条例の改正案について、都議会総務委員会は19日、「さらなる議論が必要」などとして継続審議を決めた。漫画家や出版業界などから「表現の自由を損なう」と反発や危惧が相次いでいた。 最大会派の民主は「作家、学識者らの意見を広く聞かねばならない」と表明。早期成立を求める自民は「改正を円滑に進めるためやむを得ない」と歩み寄 アニメなど性描写規制案、東京都の条例が継続審議に
青少年描写規制に漫画家ら反発 都の条例改正案巡り 3月15日 東京都が漫画やアニメ、ゲームソフトの児童ポルノ的な描写を規制する内容の青少年健全育成条例の改正案を定例議会に提出したことを巡り、漫画家のちばてつやさんや里中満智子さんらが15日記者会見し、「表現の自由を阻害する恐れが大きい」などと反対の立場を表明した。 改正案は、服装などから18歳未満と認識される登場人物を「非実在青少年」と定義。性交渉を描写した作品について 青少年描写規制に漫画家ら反発 都の条例改正案巡り