阪神・佐藤輝、左方向へ本塁打量産 スター候補生そろう プロ野球 3月23日 プロ野球が26日に開幕する。新型コロナウイルス禍で2年目を迎える今季もアマチュア球界から多くの新星がプロの門をたたき、米大リーグからビッグネームの復帰も決まった。規格外のルーキー、移籍先で再スタートする実力者たち――。開幕を待ちわびたファンの視線を集め、今年の球界を盛り上げそうなキーマンの横顔に迫る。 日本プロ野球に新たなスター誕生を予感させた。阪神のドラフト1位、佐藤輝(近大)はオープン戦12 阪神・佐藤輝、左方向へ本塁打量産 スター候補生そろう
長打も魅力の阪神・近本 心身充実、飛躍の時 インサイド/アウトサイド コラム プロ野球 3月23日 今年の阪神打線で話題を集めそうなのは、オープン戦で本塁打6本と量産したドラフト1位ルーキーの佐藤輝明(22)だけではない。2年前のドラフト1位、近本光司(26)のバットから快音が止まらない。打撃改造の成果か、昨年にも増して強い打球が増え、オープン戦5位の打率3割2分4厘をマーク。プロ3年目の今季はチームの選手会長にも就任し、心身ともに充実の時を迎えている。 新人の年から2年連続で盗塁王を獲得し、 長打も魅力の阪神・近本 心身充実、飛躍の時
「格差トレード」に透ける球界発展のロードマップ 球場が呼んでいる(田尾安志) コラム プロ野球 3月21日 いつも驚きを伴うプロ野球のトレードだが、今回は常にも増して驚きに満ちたものだった。3月1日に発表された、巨人・田口麗斗投手(25)とヤクルト・広岡大志内野手(23)の交換トレード。田口の7000万円に広岡の1600万円という推定年俸の格差、開幕まで1カ月を切った段階での交換と、異例ずくめの出来事だった。 発表前日の2月28日、沖縄でのヤクルト―阪神の練習試合で広岡を見たばかりだった。ヤクルト打線 「格差トレード」に透ける球界発展のロードマップ
長嶋元監督「今年はいいね」、巨人激励 20年1月来の公の場 3月2日 プロ野球巨人の長嶋茂雄元監督(85)が2日、東京ドームで行われた全体練習を訪れ、グラウンドで椅子に座ってノックやフリー打撃などを約2時間半、見守った。公の場に姿を現すのは昨年1月に執り行われた故金田正一さんのお別れの会以来で、東京ドームは2019年9月に試合を観戦して以来。 長嶋元監督はマスク姿で紺色のニット帽をかぶり、えんじ色の上着を着て登場。練習前の訓示では「選手の皆さん、ご苦労さまです。今 長嶋元監督「今年はいいね」、巨人激励 20年1月来の公の場
アート・オブ・ベースボール(10) 遠藤忠「長嶋茂雄ヘルメット飛ばす」 美の十選 3月1日 この一枚の写真が雑誌『Number』創刊10号の表紙を飾ったときは、ぶっ魂消(たまげ)るほど驚いた。 アート・オブ・ベースボール(10) 遠藤忠「長嶋茂雄ヘルメット飛ばす」
セ・パ優勝争い デッドヒートはいずこへ ネット裏から コラム プロ野球 2月7日 「賢い馬はゴールで舌を出す」と、競馬好きの阪神・藤本定義監督はニヤリとした。阪神が大洋(現DeNA)と激しくペナント争いを展開した1964年。その閉幕が近いときのことだった。最終結果は阪神が80勝56敗4引き分け、勝率5割8分8厘で優勝。2位大洋は阪神と同じ80勝を挙げたが、58敗2引き分けで勝率5割8分。1ゲーム差、勝率8厘差でペナントを逃した。 競馬の着差に首差、鼻差はあるが、「舌差」はない セ・パ優勝争い デッドヒートはいずこへ
伝統の一戦、もがく阪神 「打倒巨人」の闘志を再び 関西発「スポーツCAFE」 コラム プロ野球 1月24日 巨神戦といえば冠に「伝統の」がつく黄金カード。だが、阪神側から見れば、近年は少し色あせた対戦になっている。黄金の輝きを取り戻す手段が、阪神にあるのだろうか。 2020年の阪神はセ・リーグ2位だったが、優勝した巨人に7.5ゲームの大差をつけられた。3カ月遅れで開幕した「コロナ特例日程」は過密だったので、大負けの印象は倍加した。 開幕が敵地、東京ドームでの巨人3連戦。これに3連敗したのが響いた。3連 伝統の一戦、もがく阪神 「打倒巨人」の闘志を再び
100年前の味復元、「習志野ソーセージ」は永久不滅!? 1月1日 千葉県習志野市が「日本のソーセージ製法 伝承の地」であることをご存じだろうか? まぁ、知らなくて当然。この手の話は、いつも諸説が存在するからだ。 日本記念日協会は2015年、「ソーセージの日」が11月1日であると認定した。1917年(大正6年)のこの日、「第1回神奈川県畜産共進会」が開かれ、横浜中華街のドイツ人コックに弟子入りした大木市蔵氏が、初の日本式ソーセージを出品したことにちなむ。 とすれば氏が 100年前の味復元、「習志野ソーセージ」は永久不滅!?
日経平均、コロナに翻弄された2020年 30年ぶり値幅 12月30日 30日の東京株式市場で今年最後の取引が行われ、日経平均株価は2万7444円で引けた。年末終値としては史上最高値を付けた89年末(3万8915円)以来、31年ぶりの高水準。新型コロナウイルスの感染拡大で急落する場面もあったが、ワクチン開発や巨額の財政出動への期待から年末にかけて上昇した。年間の高値と安値の幅は1万1015円と30年ぶりの大きさとなり、激しい値動きを象徴する数字となった。 ■異例の大 日経平均、コロナに翻弄された2020年 30年ぶり値幅
東証の大納会、ゲストなし 大発会は晴れ着「自粛」 金融機関 12月1日 日本取引所グループ(JPX)は東京証券取引所の今年最後の取引を締めくくる12月30日の大納会で、例年恒例となっている著名人のゲストを招かないと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、人数を限定した形でセレモニーを開く。大納会にゲストが来ないのは2002年に長嶋茂雄さんを最初のゲストとして招いて以来、初めてとなる。 ゲストはその年に活躍したスポーツ選手や文化人 東証の大納会、ゲストなし 大発会は晴れ着「自粛」