マルーンの風、阪急電鉄(2) 女性や子どもに早く着目 サービス・食品 関西 5月3日 「……住宅街は……小豆色で統一された電車の姿や機能と相俟(ま)って、長い長い立体的で緑色の休息地――これまでの日本にはまだなかった、何と名付けてよいかわからない匂いのいい世界を、この地上にかたちづくって来たように思われる」。芥川賞作家で童謡「サッちゃん」などを作詞した阪田寛夫は著書「わが小林一三」で、阪急沿線をこう形容した。 東京・日本橋出身で関東大震災後に阪急神戸線の夙川や岡本周辺に移り住んだ マルーンの風、阪急電鉄(2) 女性や子どもに早く着目
エッセイスト賞、内藤さんら受賞 5月29日 第66回日本エッセイスト・クラブ賞は29日、詩人で作家阪田寛夫さんの長女内藤啓子さん(65)の「枕詞はサッちゃん 照れやな詩人、父・阪田寛夫の人生」と、国立情報学研 エッセイスト賞、内藤さんら受賞
童謡「サッちゃん」創作ノート見つかる 作詞・阪田さん遺品 6月13日 作家で詩人の阪田寛夫さん(2005年死去)が童謡「サッちゃん」を作詞した際の創作ノートが遺品から見つかった。3番までの歌詞が万年筆で書かれているが、手直しの跡は1カ所のみで、一気に書き上げた様子がうかがえる。歌詞はすべて仮名表記だが、創作時は漢字まじりだったこともわかった。 阪田さんが小学部を卒業した帝塚山学院(大阪市)が遺族から寄贈された原稿や書簡、ノートなどを整理中に発見した。同学院は同じ小 童謡「サッちゃん」創作ノート見つかる 作詞・阪田さん遺品