宮城・南三陸のカキ養殖 適正生産図り品質改善 東日本大震災10年へ 宮城 コラム(社会・くらし) 6月13日 志津川(しづがわ)湾は、宮城県南三陸町に囲まれた湾である。寒流系のマコンブや暖流系のアラメなどが藻場をつくり、磯根資源のアワビやウニが育つ、静謐(せいひつ)で豊かな湾だ。日本有数の養殖の漁場としても知られ、主にギンザケ、カキ、ワカメが町の4カ所にある宮城県漁業協同組合の支所・出張所を拠点に生産されている。 東日本大震災前、町の南端にある戸倉出張所の海面には、過密なほどにカキ養殖筏(いかだ)が設置 宮城・南三陸のカキ養殖 適正生産図り品質改善
宮城の養殖銀ザケ生産者ら、地理的表示取得へ 7月5日 宮城県の養殖銀ザケ生産者らがブランド力の向上に取り組む。宮城県漁業協同組合が中心となり、2016年中に国の地理的表示保護制度(GI)への登録をめざす。産地をはっきりさせたうえ、飼料に輸入した魚粉だけでなく国産米を加えてイメージアップをめざす。販売価格を少しでも高め、収入を安定させるのが狙いだ。震災前の生産量を取り戻した今、海外へ販売する計画も持ち上がっている。 GI登録に取り組むのは、県漁協や日 宮城の養殖銀ザケ生産者ら、地理的表示取得へ