台湾・高雄市長補選 民進党の陳氏圧勝 中国・台湾 8月15日 【台北=中村裕】台湾南部の中核都市の高雄市で15日、市長補欠選挙が実施された。対中強硬路線の与党・民主進歩党(民進党)の陳其邁・前行政院副院長(副首相)が67万1804票(得票率70.03%)を獲得して圧勝した。親中路線の野党・国民党で24万8478票(同25.90%)の李眉蓁・高雄市議を退けた。 今回の補欠選挙は、2018年12月に就任した前市長の韓国瑜(ハン・グオユー)氏が、就任後間もなく今 台湾・高雄市長補選 民進党の陳氏圧勝
台湾の韓国瑜・高雄市長が罷免へ 「親中」に逆風 中国・台湾 政治 6月6日 【台北=伊原健作】台湾南部の主要都市、高雄市で6日、韓国瑜(ハン・グオユー)市長(62)に対するリコール(解職請求)の賛否を問う住民投票が行われ、賛成多数で成立した。韓氏は1月の総統選に対中融和路線の野党・国民党候補として出馬し大敗。市長の座も追われることになった。香港問題で対中警戒感が強まり、親中派に逆風が吹く政情を映している。 高雄市選管によると賛成票は約93万9千票と、「有権者の4分の1」 台湾の韓国瑜・高雄市長が罷免へ 「親中」に逆風
サイバー介入は国動かすか 台湾総統選から米国へ 中外時評 1月29日 1月11日の台湾総統選では事前の予想通り、民進党の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統が再選された。一時は出馬も危ぶまれるほど支持率が落ちたが、香港情勢などが追い風になり、自由と民主を守る戦いが支持され圧勝した。 1年前の2019年1月、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は「一国二制度」による台湾統一を主張していた。中国と距離を置こうとする蔡総統は受け入れがたい。できれば国民党の韓国瑜(ハン・グ サイバー介入は国動かすか 台湾総統選から米国へ
台湾総統選から見える人々の選択 就活 池上彰 コラム(ビジネス) 1月27日 台湾で4年に1度の総統選挙が行われ、現職の与党・民主進歩党(民進党)の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統が再選を果たしました。世界が台湾の総統選に注目していました。それはなぜなのでしょう。今回の現代史を巡る旅では、日本人にとってもなじみの深い台湾の歩みや総統選の意味について考えます。 ■最多得票数を獲得した 台湾は羽田空港から飛行機で4時間ほどです。沖縄にも近く、若者にも人気の海外観光地のひとつです 台湾総統選から見える人々の選択
中国で稼げなくなった台湾・香港 経済と政治、力学変化 村山 宏 コラム(国際) 中国・台湾 朝鮮半島 Nikkei Views 編集委員 1月20日 11日の台湾総統選挙で中国と距離を置く現職の蔡英文総統(民進党)が圧勝した。対中関係改善を訴えた国民党の韓国瑜氏は大敗を喫した。香港デモの影響など蔡総統圧勝の政治的な背景が分析されているが、ここではビジネスの観点から結果を考えたい。台湾の選挙といえば毎回、中国が経済的利益をちらつかせ、中国との関係を重視する人物に投票を誘導してきた。いつもそれなりの効力を発揮してきたが、威力が薄れてきているようだ 中国で稼げなくなった台湾・香港 経済と政治、力学変化
台湾総統選で熾烈な国際謀略戦 「親中」消す米中激突 習政権ウオッチ 米中衝突 中沢 克二 香港デモ コラム(国際) 中国・台湾 北米 編集委員 1月15日 11日に投開票された台湾総統選挙で、与党・民主進歩党(民進党)の蔡英文(ツァイ・インウェン)は野党・国民党の韓国瑜(ハン・グオユー)に817万票の史上最高得票で圧勝し、再選を果たした。その背後では奇々怪々の国際的な謀略戦が繰り広げられていた。主な舞台はオーストラリア。役者は豪州亡命を希望するかつての「中国スパイ」と、親中色が濃い国民党の要人。そこには米中の激しい覇権争いが絡んでいた。 政治劇のク 台湾総統選で熾烈な国際謀略戦 「親中」消す米中激突
蔡氏、経済不満でしっぺ返しも 東外大・小笠原准教授 米中衝突 中国・台湾 1月14日 ――民主進歩党(民進党)の蔡英文(ツァイ・インウェン)氏が圧勝した要因をどう見ますか。 「多数の有権者が対中融和の最大野党・国民党の韓国瑜(ハン・グオユー)氏との比較で、蔡氏のこれまでの実績と安定感を再評価したことの表れだ。背景には香港情勢がある。2019年6月から続く香港の民主化を求める抗議活動を巡り、『一国二制度』による台湾統一の姿勢を見せる中国との接近に対する危機感が高まり、中国と距離を置 蔡氏、経済不満でしっぺ返しも 東外大・小笠原准教授
中国は「武力統一」放棄せず 台湾師範大・范教授 米中衝突 中国・台湾 政治 1月14日 ――総統選は米中「代理戦争」の構図が鮮明でした。 「中国が情報工作で選挙介入するのは毎回同じだ。だが米国が親米的な蔡英文(ツァイ・インウェン)総統を事実上後押しし、選挙戦に影響した点で過去の選挙と大きく異なる。米側がSNS(交流サイト)などで中国の情報工作の危険性を提起したのは明確な介入ととれる。ポンペオ氏が米国務長官として初めて総統の当選を祝福したのも象徴的だ」 「統一への拒否感に加え、米中摩 中国は「武力統一」放棄せず 台湾師範大・范教授
台湾総統に蔡英文氏再選 中国、統一戦略見直し必至 米中衝突 中国・台湾 北米 1月12日 11日の台湾総統選で現職の蔡英文(ツァイ・インウェン)氏が圧勝で再選を果たした。民意は中国の「一国二制度」による統一を拒否して蔡氏に2期目の任期を与えたが、発展の道が開けたわけではない。台湾はどこへ向かうのか。蔡氏のかじ取りは、米中の覇権争いや東アジア情勢にも影響を及ぼす。 「情け容赦ない圧力を前に台湾海峡の安定維持に努めてきたことを称賛する」。11日夜、ポンペオ米国務長官は再選を決めた蔡氏への 台湾総統に蔡英文氏再選 中国、統一戦略見直し必至
台湾与党、議会選でも勝利 強硬中国に反発 米中衝突 中国・台湾 1月12日 【台北=伊原健作、加藤彰介】台湾で11日の総統選と同時に投開票された立法委員選(議会選)は、対中強硬路線の与党・民主進歩党(民進党)が過半数を上回り、勝利した。対中融和路線の最大野党・国民党との接戦が予想されたが、統一に向け台湾への圧力を強める中国への有権者の反発が強かった。総統選で圧勝した民進党の現職、蔡英文(ツァイ・インウェン)氏は政策運営の基盤を固めた。中国が警戒を強めるのは必至だ。 議会 台湾与党、議会選でも勝利 強硬中国に反発