LINE Fukuoka(LINEフクオカ、福岡市)は、住民がLINEのアプリ上で行政サービスなどを受けられる事業を全国で展開する。市税の支払いや粗大ゴミの受付サービスなど福岡市で2018年から実施している事業をモデルに、他の自治体へ売り込む。少子高齢化などから行政サービスのIT(情報技術)化需要は高いとみて、20年度中の実行を目指す。
LINEフクオカは福岡市と提携し、ITを活用して市民の利便
LINE Fukuoka(福岡市、LINEフクオカ)は14日、同市と進めてきた自治体サービスのIT(情報技術)化を紹介するイベントを開いた。同市は税金の支払いをキャッシュレス決済できるようにするなどIT化で先行しており、他の自治体にもシステムの採用を働き掛ける。
「行政サービスをより身近にすることができた」。同日、福岡市の会場で登壇したLINEフクオカの鈴木優輔最高執行責任者(COO)は、LIN