金融界トップ、若返り加速 三菱UFJ銀行頭取に半沢氏 Think! 金融機関 12月23日更新 大手金融機関で急速にトップの若返りが進んでいる。三菱UFJ銀行は初めて常務執行役員から頭取を起用し入社年次を9年若返らせるほか、住友生命保険の社長も9年下がる。これまで60歳前後が通例だったトップ就任時の年齢も50代半ばが主流になってきた。急激に進むデジタル化への対応や収益源の多様化を進めるため「脱年次」の動きが強まりそうだ。 三菱UFJ銀の頭取に起用される半沢淳一常務が旧三菱銀行に入ったのは1 金融界トップ、若返り加速 三菱UFJ銀行頭取に半沢氏
変革で「生命力」 デジタル時代に挑む 金融最前線 金融機関 12月16日 「営業で大事なのはどれだけ日常の接点を持つか。デジタルで顧客接点を持ち続けられるかが重要だ」。営業を語る言葉は自然と熱がこもる。人事や営業企画部門などで営業職員と向き合い続けてきた。社内で「変革者」と評される大手生命保険の最年少社長が、新型コロナウイルス禍で営業改革の陣頭に立つ。 社長に至るキャリアの原点は営業職員の人事制度の策定などを担う業務勤労課の課員時代。職員の人事制度を契約継続率や保有契 変革で「生命力」 デジタル時代に挑む
住友生命、高田氏の社長起用発表 営業改革加速へ 金融機関 12月15日 住友生命保険は15日、2021年4月1日付で高田幸徳執行役常務(56)を社長に充てる人事を正式に発表した。高田氏は営業企画部門の担当役員として営業部門の改革を主導してきた。高田氏は新型コロナウイルスの感染収束後の生保営業の未来図を描く重責を担う。 「人とデジタルで付加価値をつけていく」。同日に都内で記者会見した高田新社長は、営業改革の将来像についてこう力を込めた。会長に就く橋本雅博社長は「環境変 住友生命、高田氏の社長起用発表 営業改革加速へ
住友生命社長に高田氏、7年ぶり交代 橋本氏は会長に 金融機関 12月15日 住友生命保険は15日、2021年4月1日付で高田幸徳執行役常務(56)を社長に充てる人事を固めた。橋本雅博社長(64)は会長に就く。高田氏は同社が商品戦略の主軸に据える健康増進型保険「バイタリティー」を担当。新型コロナウイルスの感染拡大下で営業のデジタル化を推進したことなどが評価された。社長交代は7年ぶり。 近く発表する。高田氏は秋田支社長や営業企画部長を経て18年に執行役常務に就任。2度の中期 住友生命社長に高田氏、7年ぶり交代 橋本氏は会長に