御社にもある隠れた信用力 中小救う資金繰り革命 Disruption 12月10日 経済の血液とも例えられる金融。その根幹を成すのがお金を貸し出す融資だ。紀元前1700年代のハンムラビ法典にも記載がある人間社会にとっての古い取り組みだが、最大の壁は貸し手が取れるリスクに限りがあり効率よくお金が流れないことだった。そんなお金の「目詰まり」がいま、社会のデジタル化とともに急速に改善に向かっている。長年の金融の常識に一石を投じる資金繰り革命。現場をたずねてみた。 横浜港に臨む年季の入 御社にもある隠れた信用力 中小救う資金繰り革命
エネルギーミックス見直す時 気候リスク重視、日本経済に変化 コラム(ビジネス) 12月9日 農林水産省は11月25日、10月の台風19号とその後大雨などによる農林水産関係の被害額が3000億円を超えたと発表した。9月の台風15号と合わせると被害額はさらに膨らむ。損害保険業界では、昨年、関西地方などを襲った台風21号で支払保険金額が初めて1兆円を突破し、今年度の台風などの自然災害による支払保険金額は、大手損害保険会社3社だけで合計1兆円を超えることが確実視されている。 その3日後の28日 エネルギーミックス見直す時 気候リスク重視、日本経済に変化
日銀、訳語が揺らぐモメンタム 日銀ウオッチ 経済 12月5日 「10年後か20年後か分からないが、きっと上がるはずだ、という期待でしょう」。ある日銀幹部がこう解説するのは「物価上昇のモメンタム」の含意だ。モメンタムは日銀が追加緩和の是非を判断するうえで最も重視する物差しで、一般に「勢い」と訳される。ただこの訳語が揺らいでいる。 日銀は10月末に公表した経済・物価情勢の展望(展望リポート)で、2019~21年度の消費者物価指数(CPI、生鮮食品除く総合)の見 日銀、訳語が揺らぐモメンタム
「囲い込みより協調を」キャッシュレス決済で日銀総裁 金融最前線 主要金融ニュース 経済 金融機関 12月4日 日銀の黒田東彦総裁は4日、都内で講演し、キャッシュレス決済の普及には事業者間の協調が欠かせないとの認識を示した。複数の手段が乱立する現状について「それぞれ顧客の囲い込みに必死になり、決済サービスの分断が起きる結果、銀行もフィンテック企業も体力を消耗する」と指摘。各陣営のプラットフォームの相互乗り入れの必要性を強調した。 黒田氏は「複数のプラットフォーム間で相互運用性があれば、利用者は1つに参加す 「囲い込みより協調を」キャッシュレス決済で日銀総裁
日銀総裁、リブラなど安定通貨の普及「政策波及効果弱まる可能性」 主要金融ニュース 12月4日 日銀の黒田東彦総裁は4日、財団法人金融情報システムセンター(FISC)の創立35周年記念講演会で講演した。日銀が公表した要旨によると、フェイスブックが主導するデジタル通貨「リブラ」に代表されるグローバルなステーブルコイン(安定通貨)について黒田総裁は「決済 日銀総裁、リブラなど安定通貨の普及「政策波及効果弱まる可能性」
消えたメガバンクの新資本規制 金融庁・日銀の打算は 金融最前線 金融コンフィデンシャル 主要金融ニュース コラム(経済・金融) 金融機関 12月2日 10月9日、東京・日本橋本石町の日銀本店。金融庁の遠藤俊英長官、日銀の雨宮正佳副総裁ら両者の幹部が顔をそろえた。半年に1度のペースで開いている「金融庁・日銀連絡会」だ。金融システムの安定に責任を負う当局者が定期的に意見を交わす場だが、今回は11回目にして初めての出来事があった。 「カウンター・シクリカル・バッファー(CCyB)について」――。「親会」と呼ばれる連絡会の下に置かれた実務者協議の報告 消えたメガバンクの新資本規制 金融庁・日銀の打算は
日銀総裁、追加緩和「現時点で何かやるとは考えていない」 主要金融ニュース 11月29日 日銀の黒田東彦総裁は29日午後、衆院財務金融委員会に出席し、金融政策について「現時点でさらに何か追加緩和をやるということは考えていない」と語った。立憲民主党の桜井周氏への答弁。 もっとも、世界経済の大幅な下振れなど「2%の物価安定目標の実現に 日銀総裁、追加緩和「現時点で何かやるとは考えていない」
日銀総裁、衆院財務金融委に出席 11時28分から 主要金融ニュース 11月29日 日銀の黒田東彦総裁は29日、衆院財務金融委員会に11時28分から16時35分まで出席する。「通貨及び金融の調整に 日銀総裁、衆院財務金融委に出席 11時28分から
「2020年も円高、米中摩擦より欧州の政治不安」榊原元財務官に聞く NQNスペシャル 11月29日 2019年も残すところあと1カ月。外国為替市場では円相場を中心に記録的な狭い値幅となったが、記憶に残るのは正月早々の1月3日や8月に起きたドルやユーロの急落など円高方向の動きだ。その原因だった米中の貿易摩擦や英国の欧州連合(EU)離脱を巡る政治的な混乱は20年に引き継がれる公算が大きい。元財務官の榊原英資・青山学院大学特別招聘教授は「リスクは欧州。ドイツやイタリアの政治リスクが改めて顕在化すれば 「2020年も円高、米中摩擦より欧州の政治不安」榊原元財務官に聞く
長期国債「増やさぬ決意」 福井元日銀総裁が回顧 清水 功哉 経済 編集委員 11月29日 2003年から08年に日銀総裁を務めた福井俊彦氏が日銀に対し任期中の出来事を語った口述回顧が明らかになった。福井氏はデフレ脱却へ量的金融緩和政策を積極的に進めたことで知られるが、財政政策との兼ね合いから長期国債の買い増しに慎重だった様子や、量的緩和を解除したあとの利上げが不十分だったと悔やむ姿が発言から浮かび上がった。 福井氏への聞き取りは日銀金融研究所が16~17年に実施し、18年に内部向け非 長期国債「増やさぬ決意」 福井元日銀総裁が回顧