北朝鮮、通告の「偵察衛星」発射か 自衛隊の態勢は よくわかる 北朝鮮 政治 5月31日更新 北朝鮮が通告した「人工衛星」の打ち上げは31日から発射予告期間に入った。韓国軍は北朝鮮が同日午前、北西部の東倉里(トンチャンリ)一帯から「宇宙発射体」を撃ったと発表した。北朝鮮の狙いや日本の備えなどポイントをまとめた。 ・「軍事偵察衛星」の狙いは?・飛行経路や落下地域は?・自衛隊はどう備える? (1)「軍事偵察衛星」の狙いは? 偵察衛星は他国の兵器の位置や準備状況を把握する目的で運用する。朝鮮労働 北朝鮮、通告の「偵察衛星」発射か 自衛隊の態勢は
ウクライナ原発保護へ「5つの原則」 安保理でIAEA要請 ウクライナ侵攻 北米 5月31日 【ニューヨーク=佐藤璃子】国連の安全保障理事会は30日、ロシア軍が占拠するウクライナ南部のザポロジエ原子力発電所を巡って緊急会合を開いた。国際原子力機関(IAEA)はロシアとウクライナに対し、原発保護のための5つの原則を順守するよう要請した。各国はロシアに早期撤兵を促すとともに、原発の管理権限をウクライナに戻すよう求めた。 原発周辺への攻撃が強まっており、深刻な事故につながるリスクが懸念されてい ウクライナ原発保護へ「5つの原則」 安保理でIAEA要請
日米豪フィリピン、4カ国防衛相が初会談へ 中国抑止で 政治 5月30日 日本と米国、オーストラリア、フィリピンの4カ国は6月上旬にシンガポールで防衛相会談を初めて開く調整に入った。同月2〜4日に同地で催すアジア安全保障会議(シャングリラ会合)にあわせて会う。軍備を増強する中国による台湾有事などのリスクを念頭に安保協力の拡充を議論する。 日本政府関係者が明らかにした。4カ国の艦艇が南シナ海や太平洋を共同で航 日米豪フィリピン、4カ国防衛相が初会談へ 中国抑止で
北朝鮮、人工衛星で「米軍を偵察」 過去の発射と相違 北朝鮮 朝鮮半島 5月30日 【ソウル=甲原潤之介】北朝鮮が30日、6月に「軍事偵察衛星1号機」を発射すると正式表明した。運用目的について米軍の行動を偵察すると明らかにした。人工衛星を名目に弾道ミサイル開発を進めた過去の事例と異なり、軍事作戦上の意図を明確にした。衛星運用の技術レベルが向上すれば日米韓にとって新たな脅威になる。 朝鮮労働党の李炳哲(リ・ビョンチョル)中央軍事委員会副委員長が29日に出した声明を朝鮮中央通信が伝 北朝鮮、人工衛星で「米軍を偵察」 過去の発射と相違
レーダー照射、4年半越し収拾探る 日韓防衛相が会談へ 日韓 北朝鮮 政治 5月30日更新 韓国海軍が2018年12月、自衛隊機に火器管制レーダーを照射した問題を巡る日韓両政府の協議が詰めの段階に入った。韓国側は照射の事実を否定しているものの、その後に作成した軍の指針を撤回する用意がある。日本は再発防止を確実にすることで、韓国との防衛協力を前に進める方針だ。 浜田靖一防衛相と韓国の李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防相が6月3日にもシンガポールで会談する。日韓防衛相の会談はおよそ3年半ぶりとな レーダー照射、4年半越し収拾探る 日韓防衛相が会談へ
対ロシアの制裁逃れ、防止へ資産凍結拡大 第三国に関与 G7広島サミット ウクライナ侵攻 Think! ヨーロッパ 政治 5月30日 主要7カ国(G7)は広島での首脳会議(サミット)で、ウクライナへの力強い支援と厳しい対ロシア制裁の継続を確認した。制裁逃れに関わる個人・団体への資産凍結を拡大する。ロシアに物資が流入する抜け穴をふさいで制裁の効果を高めるため、第三国への関与を打ち出した。 「対ロシア制裁を維持・強化し、その効果を確かなものとするために制裁の回避・迂回防止に向け取り組みを強化していく」。岸田文雄首相は21日、G7広 対ロシアの制裁逃れ、防止へ資産凍結拡大 第三国に関与
北朝鮮「米国の行動を即時監視」 衛星6月発射を公表 北朝鮮 朝鮮半島 5月30日更新 【ソウル=甲原潤之介】北朝鮮の朝鮮中央通信は30日、朝鮮労働党幹部が「軍事偵察衛星1号機」の発射計画を表明したと報じた。「6月にまもなく発射される」とした。米国の軍事行動を即時に監視すると衛星の運用の目的を明らかにした。 朝鮮労働党の李炳哲(リ・ビョンチョル)中央軍事委員会副委員長が29日に「自衛力強化」に関する立場を表明したと伝えた。 偵察衛星を使い「米国や追随兵力の危険な軍事行動をリアルタイ 北朝鮮「米国の行動を即時監視」 衛星6月発射を公表
セキュリティー・クリアランス 輸出管理など対象に 政治 5月29日 政府は29日、安全保障上の機密情報を扱う「セキュリティー・クリアランス(適格性評価)」について制度設計に向けた有識者会議を開いた。中間整理の骨子案をまとめ、対象の範囲を経済制裁や輸出管理の情報、サイバー攻撃への防御策などとする方針を示した。 骨子案は制度を先行導入する米国などを参考に、制度を設計すべきだと提案した。米国は安保上の機密情報を複数の段階に分けており、日本の「特定秘密」も同じようにすべ セキュリティー・クリアランス 輸出管理など対象に
内閣支持率、50%前後に 衆院解散「早期」望まず G7広島サミット 政治 世論調査 5月29日 報道各社の5月の世論調査で岸田文雄内閣の支持率は50%前後となった。主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)をはじめ外交の成果が高い支持率を維持している背景にある。衆院解散・総選挙を巡っては年内を含め早期の実施を望まない世論の傾向が見て取れる。 日本経済新聞社の26〜28日の世論調査で、内閣支持率は4月下旬の前回に比べ5ポイント低下し47%となった。2022年12月以来5カ月ぶりに下落に転じた。 内閣支持率、50%前後に 衆院解散「早期」望まず
北朝鮮「衛星」発射を予告 米韓の軍事情報把握めざす 北朝鮮 朝鮮半島 5月29日 北朝鮮は29日、「人工衛星」を31日〜6月11日の間に発射すると日本に通告した。事前に予告して発射する手順を踏み、軍事偵察衛星の運用をめざしていると国際社会に印象づける。韓国や米国の兵器の運用状況を即時把握する能力の取得をめざす。 日本の海上保安庁は同日、「衛星ロケット打ち上げ」と題する緊急情報を発出した。31日午前0時から6月11日午前0時の間、北朝鮮西側の黄海やフィリピン・ルソン島の東側の合 北朝鮮「衛星」発射を予告 米韓の軍事情報把握めざす