参院選2019

重点区絞る与野党 自民1人区、立民は複数区に的

21日投開票の参院選は終盤に入り、与野党が報道各社の情勢調査などを踏まえて重点選挙区を絞り込んでいる。自民党は東北地方を中心に接戦となっている改選定数1の「1人区」に党幹部を相次ぎ投入する。野党は広島や兵庫といった「複数区」での議席獲得を目指し、立憲民主党の枝野幸男代表らが応援に入る。 安倍晋三首相(自民党総裁)は16日、新潟県上越市で街頭演説した。1人区の新潟は自民現職が野党統一候補の新人を追
重点区絞る与野党 自民1人区、立民は複数区に的

期日前投票、14日までに630万人 制度の定着映す

総務省は参院選投開票日の7日前にあたる14日までに期日前投票者数が630万人を超えたと発表した。1日平均で約63万人にあたる。参院選で過去最高だった前回2016年の同時期の1日平均は59万人で、これを上回った。参院選では04年から始まった現行制度の定着がうかがえる。 04年の参院選の期日前投票者数は717万人だったが、16年には1597万人と倍増した。有権者の3人に1人が期日前投票をした計算だ。
期日前投票、14日までに630万人 制度の定着映す

開票作業の強い味方(写真でみる永田町)

選挙を陰で支える機材メーカー、ムサシのショールームを訪ねました。 まず入って目につく巨大装置は、投票用紙の読み取り機です。1分間で660枚もの投票用紙を、手作業の100倍の速度で瞬く間に仕分けていきます。 速さだけではなく、平仮名、片仮名、そして個性的なくせ字まで判別してくれます。改良を重ね、読み取りエラーは全体の5%になったそうです。 投票用紙の自動交付機も選挙事務の大きな手助けになります。
読み取り機は毎分660枚の投票用紙を高速処理する
開票作業の強い味方(写真でみる永田町)

年金関心層、比例で自民3割超 野党4党合計上回る

21日投開票の参院選で、年金に関心が高い層はどの政党を支持しようとしているのか。12~14日の日本経済新聞社の情勢調査によると、最も重視する政策を「年金など社会保障」と答えた人のうち比例代表の投票先として自民党を挙げたのは33%に達した。立憲民主党は16%だった。年金関心層の支持をどれだけ得ているかは選挙区の情勢にも結びついている。 投票する候補者や政党を決めるときに重視する政策を一つだけ選ぶ情
年金関心層、比例で自民3割超 野党4党合計上回る

公明が「兵庫シフト」 大阪、維新2議席狙う

21日投開票の参院選の終盤情勢は与党が改選過半数の勢いだ。だが複数候補者が乱立した選挙区では与野党の候補者が入り乱れて当落を争う混戦模様となっている。 ■兵庫 14日、神戸市内。首相の安倍晋三が公明党新人の元外務省職員、高橋光男の応援のため選挙カーにのぼった。周囲には数百人の聴衆が集まり安倍の言葉に拍手を送った。 選挙戦のカギを握る中盤の3連休で安倍の兵庫入りを強く要請したのは公明党だ。さらに15
演説会場で手を振る支持者ら(兵庫県尼崎市)
公明が「兵庫シフト」 大阪、維新2議席狙う

世襲議員は問題? 「人材多様性損なう」「政策通」

国政選挙のたびに世襲議員や候補の多さが話題になる。歴代の首相や閣僚の多くもそうだ。選挙に強い世襲議員は比較的若くして当選するため経験豊富で政策に詳しくなるとされる。一方で世襲議員が増えれば人材の多様性が損なわれ、時代の変化への対応力を失うという声も根強い。参院選を機に国会議員の世襲問題を考えてみたい。 「きょうもおつかれさまでした」。6月下旬の午後6時、関東地方のある駅前で参院選に立候補予定だっ
1人で駅前に立ちビラを配る立候補予定の男性(6月下旬)
世襲議員は問題? 「人材多様性損なう」「政策通」

防災対策どう拡充? 限られる財源、模索続く

地震や豪雨などの自然災害が毎年のように各地で頻発するなか、今回の参院選でも災害対策は大きな焦点だ。南海トラフ地震の脅威にさらされる中部地方の各候補者はインフラ整備の充実などの対策を訴えるが、財源には限りがある。迫り来る災害にどう立ち向かうか、自治体の現場では模索が続いている。 太平洋に面する愛知県南部の田原市。1年を通じて安定した波が寄せる国内有数のサーフィンスポットとして知られるが、南海トラフ
海沿いの愛知県田原市に完成した丘陵状施設には、一度に500人弱が避難できる
防災対策どう拡充? 限られる財源、模索続く

外国人受け入れ、共生へ模索 「現場任せ」不満も

国は4月に新たな在留資格「特定技能」を設け、外国人労働者の受け入れ拡大へかじを切った。人手不足の解消策の一環で、今や海外からの人材は日本企業に欠かせない存在だ。ただ、日本語教育や相談窓口の整備は道半ば。各党は参院選の公約で外国人労働者との共生をうたうが、自治体や日本語教室のボランティアなどには「国は現場任せだ」との不満もある。 7月上旬、兵庫県尼崎市。大阪府東大阪市の物流会社「関通」の倉庫で、ミ
物流倉庫で、保管している商品を取り出すミャンマー人の技能実習生(兵庫県尼崎市)
外国人受け入れ、共生へ模索 「現場任せ」不満も

選挙活動を支える「お立ち台」(写真でみる永田町)

参院選の候補者が連日、街頭でマイクを握り、有権者に支持を訴えています。街宣車に乗って演説したり、路上に台を置いて演説したりしています。今回はその「お立ち台」に注目してみました。 よく目にするのがビール箱です。軽いため持ち運びが楽で、お金がかからないのが特徴です。白い布を掛けて見栄えを良くする候補者もいます。ある政党のスタッフは「選挙はお金がかかるから少しでも節約したい」と話していました。 指揮台
選挙活動を支える「お立ち台」(写真でみる永田町)

逃げ水の社会保障改革 参院選後も選挙モード

参院選で年金制度を巡る与野党の論争はかみあわず、社会保障改革の全体像への広がりも欠く。選挙後の政局の焦点は、首相の安倍晋三がここで見送った衆院解散・総選挙をいつ実施するのか、しないのかに移る。団塊の世代が75歳に差し掛かり、医療・介護費が急増し始める2022年より前に見直すはずの給付と負担のバランス。選挙モードが続けば、この改革は逃げ水のように先送りになりかねない。 ■「解散カード」なぜ温存 「私
参院選に向けた討論会に臨む与野党7党首ら=3日、東京・内幸町の日本記者クラブ(共同)
逃げ水の社会保障改革 参院選後も選挙モード

終盤戦、首相「接戦多い」 枝野氏「十分勝ちうる」

21日投開票の参院選は終盤に入り、与野党は15日、それぞれ引き締めを図った。報道各社による参院選の情勢調査などを参考に接戦となっている選挙区を見極め、これまでの活動方針の見直しや投開票日に向けた票の積み上げ策を練った。 【関連記事】改憲勢力3分の2に迫る 参院選情勢調査 自民党は報道各社の情勢調査で優勢が伝えられ、各陣営に緩みが生じかねないと警戒している。安倍晋三首相(党総裁)は15日、北海道での
終盤戦、首相「接戦多い」 枝野氏「十分勝ちうる」

首相「最後まで気を引き締めて」 自民が選対会合

自民党は15日夜、党本部で安倍晋三首相(党総裁)が出席し、参院選対策本部の会合を開いた。報道各社の参院選の情勢調査を受けて、選挙戦終盤に首相が応援に入る接戦の選挙区を絞り込んだ。首相は「僅差で競っている選挙区が多々ある。最後まで
党本部での協議を終え、引き揚げる自民党総裁の安倍首相(15日夜、東京・永田町)=共同
首相「最後まで気を引き締めて」 自民が選対会合

首相「新千歳空港の発着枠2割増やす」

安倍晋三首相は15日、札幌市内での街頭演説で新千歳空港の発着枠を2割増やすと表明した。発着枠拡大が実現すれば、国内外の
首相「新千歳空港の発着枠2割増やす」

党派別 立候補者数

党派 選挙区 比例 合計 改選
自民
49 33 82 66
公明
7 17 24 11
立民
20 22 42 9
国民
14 14 28 8
共産
14 26 40 8
維新
8 14 22 7
社民
3 4 7 1
諸派
69 25 94 2
無所属
31 - 31 4

立候補者一覧

選挙区

比例代表

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党派別 公約

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