ふくおかFGが商社 金属製品の受発注仲介、500社と連携 地域金融 九州・沖縄 6月6日 ふくおかフィナンシャルグループ(FG)が製造業の受発注を仲介する商社を立ち上げた。機械設備などに使われる切削・板金加工品など、基礎的な金属製品を中心に扱う。発注企業からの依頼を受けられる協力工場を傘下地銀の取引先から探しだし、納品以外のプロセスを受け持つ。1年ほどで協力工場を500社集め、2030年をめどに年5万件の取引成立を目指す。 6月から営業を始めたFFGインダストリーズ(福岡市)はふくお ふくおかFGが商社 金属製品の受発注仲介、500社と連携
焼酎・清酒製造の鷹正宗、民事再生法申請 負債約36億円 九州・沖縄 6月5日 焼酎や清酒を製造する鷹正宗(福岡県久留米市)は1日付で福岡地裁に民事再生法の適用を申請し、同日に保全命令を受けた。東京商工リサーチ福岡支社によると、負債総額は現在調査中だが、2022年9月期末時点で約36億8300万円にのぼるという。 鷹正宗は天保年間に創業し、1935年に法人改組した。麦焼酎「めちゃうま」シリーズや清酒「鷹正宗」を製造していたが、同業者との価格競争や国内向けの出荷量減少により業 焼酎・清酒製造の鷹正宗、民事再生法申請 負債約36億円
春秋航空の福岡―上海便就航 中国本土便、続々再開へ インバウンド 新型コロナ 九州・沖縄 サービス・食品 6月5日 中国の格安航空会社(LCC)、春秋航空は5日に福岡―上海便を新たに就航し、福岡空港国際線ターミナルに第1便が到着した。福岡空港と中国本土を結ぶ路線の運航は3年3カ月ぶり。新型コロナウイルス禍で止まっていた中国本土からのインバウンド(訪日外国人客)の客足回復に期待が集まる。 福岡空港では到着イベントが行われ、乗客105人を盛大に歓迎した。国際線ターミナルの展望デッキでは、飛行機が着陸すると拍手が起 春秋航空の福岡―上海便就航 中国本土便、続々再開へ
福岡の国際金融都市構想、日本アセアンセンターと連携 九州・沖縄 6月5日 福岡で国際金融都市構想を推進する産官学組織「TEAM FUKUOKA(チーム福岡)」は5日、国際機関の日本アセアンセンター(東京・港)と連携すると明らかにした。東南アジア諸国連合(ASEAN)地域の企業などに対し、同センターを通じて福岡進出を呼びかける。アジア全体から金融機関やフィンテック企業を呼び込む体制を強化する。 福岡市内でチーム福岡の幹事会を開き、日本アセアンセンターとの連携などを協議し 福岡の国際金融都市構想、日本アセアンセンターと連携
九州電力、バスを「走る蓄電池」に 事業所の電力充当も カーボンゼロ Think! 九州・沖縄 環境エネ・素材 6月5日 九州電力グループが電動のバスやトラックを「走る大型蓄電池」にする仕組みを企業や自治体などに売り込んでいる。大型電気自動車(EV)向け大容量充放電器と、事業所での電気使用をリアルタイムで把握・制御するエネルギーマネジメントシステム(EMS)を組み合わせ、昼間に事業所の電力を充当。電気代節減につなげる。今春に導入実績ができた九州を手始めに、関東や中部など他地域へも普及させようとしている。 大容量充放 九州電力、バスを「走る蓄電池」に 事業所の電力充当も
福岡にセレブは来るか 待望の「五つ星」ホテル開業 Think! 九州・沖縄 6月5日 福岡市についに「五つ星」ホテルが誕生する。かつては慢性的な供給不足により大規模イベントの度に宿泊難民が発生したが、近年の建設ラッシュで一般の観光客やビジネスマン向けのホテルはすでに充実。伸び代として残っているのが富裕層の獲得だ。セレブやVIPが頻繁に訪れるようになれば福岡の国際的な知名度は飛躍的に高まる。 188平方メートルの「スイート」にはキングサイズのベッド、リビングやキッチンが備わり、福岡 福岡にセレブは来るか 待望の「五つ星」ホテル開業
九州の食、どう売り出すか フードBizまとめ読み 九州・沖縄 沖縄 鹿児島 佐賀 サービス・食品 小売り・外食 グルメ&トラベル 6月3日 「九州・沖縄 フードBiz」は、飲食業の運営手法や伝統食品の販路開拓など「食」をめぐるビジネスの新しい試みや工夫を伝えている。非フランチャイズチェーンで勢力を広げるうどん店グループ、ブランド再建を図るサツマイモ産地、ステーキチェーンの徹底したコスト削減策――。これまでに公開した記事4本をまとめ読み形式で紹介する。 ■北九州発うどん店集団「豊前裏打会」、非FCで勢力拡大中 北九州発のうどん店集団「 九州の食、どう売り出すか フードBizまとめ読み
ベトナムのIT企業、福岡に進出 ブロックチェーンに強み Web3 九州・沖縄 AI 6月3日 ベトナムのIT(情報技術)大手VMOホールディングスは福岡での事業展開を始める。同社はブロックチェーンや人工知能(AI)関連の技術に強みを持ち、欧米などグローバル企業からの受注実績がある。福岡の企業や大学との連携を深め、IT産業の活発化や国際金融都市構想の進展につなげる。 2012年にベトナムで創業したVMOは、日本、米国、タイにも拠点を持ち、従業員は計1300人。19年に日本法人を設立して東京 ベトナムのIT企業、福岡に進出 ブロックチェーンに強み
宮崎県小林市、ごみ分別25品目 住民負担との最適解は データで読む地域再生 宮崎 鹿児島 大分 九州・沖縄 6月2日 宮崎県小林市は、2021年度のリサイクル率が41.5%と県全体の平均(17.0%)を上回り、九州でリサイクル先進地の一つとして知られる。その要因は7種25品目に及ぶごみの分別だ。近年は住民に委ねているプラスチックごみの汚れ落としが不十分で選別コストが上昇しており、可燃ごみとして処理するように見直した。山間部に位置する人口4万人の自治体が、分別と住民負担の最適解を探っている。 小林市内のごみの集積 宮崎県小林市、ごみ分別25品目 住民負担との最適解は
スポーツ皿回し、広がる輪 枚数や時間競い段級位認定も カバーストーリー 6月2日 細い棒の先で、皿がくるくると回り出す。赤、青、黄、緑……色とりどりの皿を「選手」が一人で回していく。指の間や股、ワキなどに器用に棒を挟み、バランスを保つ。最終的に10枚以上を同時に回すと、会場は大きな拍手に包まれた。 私は伝統的な曲芸「皿回し」の競技としての魅力に注目し、普及を目指す「日本スポーツ皿回し連盟」の会長を務める。2016年から例年秋に北九州市内で全国大会を開催。40人を超す愛好家が腕 スポーツ皿回し、広がる輪 枚数や時間競い段級位認定も