カーボンゼロ特集ページ

脱炭素時代の「夢の燃料」と期待される水素。サプライチェーン(供給網)を世界各地に張り巡らせるには「運ぶ・ためる」技術の確立が欠かせない。体積が大きくて一度に運べる量が少なく、可燃性で爆発の危険もある難点をどう克服するか。効率輸送に向け有効な解を見つけた海外企業はなく、技術で先行する日本勢にはチャンスだ。 圧縮して運びやすく 水素を気体のまま運ぼうとすれば、入れ物は膨大な容積が必要となる。現時点で
「究極の資源」水素、課題の輸送で5つの手法争う
世界で「カーボンプライシング」(炭素の価格付け)の導入が進んでいます。温暖化ガスを多く出す化石燃料に課金や課税をし、温暖
見てわかるカーボンプライシング 脱炭素へ取り組み促す
私たちは今、歴史の転換期を生きている。象徴となるのが、2050年までに温暖化ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンゼロ」への取り組みだ。地球は大丈夫か。多くの人が抱く懸念は「このままの生き方でいいのか」といった自問自答につ
炭素は地球の厄介者? アニメで学ぶ「カーボンゼロ」
日本は2050年までに二酸化炭素(CO2)など温暖化ガスの排出量を実質ゼロにすると宣言した。カーボンゼロの街を実現するには、どんなイノベーションが必要か、その技術はいつ実現しそうかを探る。
カーボンゼロの街、描けるか 2050年への道のり検証
脱炭素時代の「夢の燃料」と期待される水素。石油製品のように世界中で使われるようになるには、サプライチェーン(供給網)づくりが欠かせない。米国、欧州、中国、そして日本の4軸を中心にじわりと広がる水素供給網をひもとく。 供給網とはモノを「つくる」「運ぶ・ためる」「売る」「使う」の4つの目的をつなげる大きな商流を指す。水素の供給網を広く、太くする試みが世界各地で始まっている。「つくる」の世界3強は米エ
「夢の燃料」水素の覇権競う 米欧中日、供給網で火花
電動化で自動車の業界地図が塗り替わろうとしている。電動車の1つ、電気自動車(EV)のブランド別ランキング(2020年)では米テスラが首位を快走。上位10ブランドに日本勢の姿はない。 米アップルが参入を模索し、米中では多くの新興メーカーが出現している。電動化で底上げされる150兆円の争奪戦に日本は加われるか。 異業種からの参入続々 EVの構造は、従来のガソリン車より簡素になり、多くの部品が入れ替
EV化で塗り替わる業界地図 150兆円争奪戦
2050年までに温暖化ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンゼロ社会」に向けて世界が走り始めた。再生可能エネルギーや電気自動車の利用が前提となり、蓄電池の普及が命運を握る。主力のリチウムイオン電池は中国や韓国の企業が市場を席巻するが、大電化時代にはコスト低下や安全確保、蓄電能力の向上と、さらなるイノベーションが必要になる。日本企業にも商機はある。 世界に先駆けてリチウムイオン電池を商品化した日本
蓄電池で競う世界 日本勢、技術力で商機
燃やしても二酸化炭素(CO2)が出ず「夢の燃料」と期待される水素。燃焼した時のエネルギーが大きく、宇宙ロケットの燃料に使われるほか、発電所などでも活用の研究が進む。これまでの主役だった炭素と比較しながら、水素のイロハを学ぶ。 水素(H)は全宇宙の元素の9割以上を占め、最もありふれた物質だ。地球上にも多く存在するが、水素そのままではなく、酸素(O)と結びついた水(H2O)の状態であることがほとんど
「夢の燃料」水素、炭素超える発熱効率
日本政府は2050年に再生可能エネルギーで、電力の5~6割を賄う目標を掲げている。天候に左右されやすい再生エネを主力電源にするには、電気をためて調整する蓄電池が不可欠で、国内では原子力発電所10基分の出力相当が必要になるとの試算もある。日本勢は送電網の安定化に使う「定置用」や、エネルギー効率の高さから次世代電池といわれる「全固体」で強みがある。 「この分野ではうちが世界のトップランナー。数十年単
蓄電池開発、「定置型」「全固体」に日本勢強み
米国と欧州が「緑の財政支出」を競い始めた。バイデン米政権はインフラ整備や気候変動対策に8年間で2兆ドル(約220兆円)を投じる「米国雇用計画」をまとめた。欧州連合(EU)も7年間に5400億ユーロ(約70兆円)を気候変動対策にあてる。2050年に温暖化ガス排出の実質ゼロを実現するため、米欧とも電気自動車(EV)や再生エネルギーの普及を加速する。 「米国のEV販売が占める比率は中国の3分の1しかな
米欧「緑の財政支出」競う バイデン政権、EVに19兆円