「女の子」の呪いを解く魔法は? 橋本圭子 3月18日 大手商社や保険業界2強に続き、メガバンクでも4月、初の理工系トップが誕生します。経営者も理工系人材が注目されている昨今ですが、中高生向けにIT(情報技術)・プログラミング教育を手掛けるライフイズテック(東京・港)の水野雄介最高経営責任者(CEO)に少し意外な話を聞きました。 「女の子」の呪いを解く魔法は?
9年目のデジャブ 山本由里 3月11日 9年前の3月11日午後2時46分。地面が揺れ、海が逆流して、街が消えた。その日以降日経の編集フロアでも間断なく鳴り響くようになったのが、いわゆる「ピーコ」と呼ばれる通信社のニュース速報。「100人」「1000人」「2000人」……増える一方の犠牲者数を告げ続けた。9年後の今もピーコが鳴りやまない。「新たに30人」「さらに10人」「500人を突破」。新型コロナウイルスの感染者数が拡大している。 9年目のデジャブ
一斉在宅勤務、失敗しないための先手 弟子丸幸子 3月4日 新型コロナウイルスの感染対策で、民間企業で相次いで大規模な在宅勤務が始まりました。「うちの会社、週明けから2週間在宅勤務になって、ほんと憂鬱……」と、友人。なんでそんなに憂鬱?と思ったら、社内結婚につき、旦那さんも一緒に在宅勤務になるとのことで。「狭いおうちで夫婦2人、2週間、ずっと同じ空間。大丈夫なのだろうか……」と。 一斉在宅勤務、失敗しないための先手
新型コロナは日本人を変えるか 吉田ありさ 2月26日 「え?」。2月16日のNHK日曜討論で新型コロナウイルス対策について語る加藤勝信厚生労働相を見ていて、思わず声がもれました。話の途中で加藤氏が口元を手で覆ってせきをしたのです。とっさのことで間に合わなかったのでしょう。 新型コロナは日本人を変えるか
2026年「ひのえうま」がやってくる 武類祥子 2月19日 来年のことを言うと鬼が笑う。「あす何が起こるかわからないのに、来年のことなどわかるはずはない(大辞泉)」という意味の、あまりに有名なことわざですよね。ですが今回は、この先人の格言はあえて無視し、来年どころか6年も先の話をしたいと思います。 2026年「ひのえうま」がやってくる
夫が妻の姓に変えたなら 橋本圭子 2月12日 子どもの頃、結婚したら女性は姓が変わるものだと思っていました。民法では、私が生まれるかなり前から、夫または妻の姓を名乗る、となっていたのにです。母や親戚をはじめ周りのほとんどの夫婦で女性が変えていたからでしょうか。そして今も、妻が夫の姓にするのが大半なのには変わりありません。 夫が妻の姓に変えたなら
人生100年 気になる2つの50% 山本由里 2月5日 突然ですが私、緑内障です。徐々に視野の欠けが進行するという堂々の日本人の失明原因第1位。経過観察で定期的に訪ねる70代の男性医師は悪気なく、行動経済学がいうところの思い込み、「ヒューリスティック(自分の経験・直感に基づき短絡的に判断すること)」発言を繰り出すタイプ。いわく「まだまだ大丈夫だよ。100歳にでもなろうものなら、孫の顔の見分けがつかないかもしれないけど」。 人生100年 気になる2つの50%
起業家を育てた親の共通点 弟子丸幸子 1月29日 インドネシアのスタートアップが15億ドル(1650億円)という巨額の資金調達をする最終段階に入ったとのスクープを英フィナンシャル・タイムズが最近報じました。同国最大の電子商取引(EC)サイトを運営するトコペディアです。 起業家を育てた親の共通点
ゴーン元会長の年金 吉田ありさ 1月22日 師走を揺るがしたカルロス・ゴーン被告=日産自動車元会長・ルノー元最高経営責任者(CEO)。逃亡先レバノンでは各国メディアの取材に次々と応じました。注目を集めたのがフランスでルノーに支払いを求めた訴訟です。 ゴーン元会長の年金
小泉環境相へ 育休の通信簿 橋本圭子 1月17日 育児休暇の取得を表明したばかりの小泉進次郎環境相に長男が誕生しました。きょうの閣議後の会見で明らかにしました(写真)。いよいよ育休取得が実現します。このWomen's Insightsでも度々取り上げてきたので、ここで黙っている訳にはいかないと、臨時に筆をとりました。もちろん育休を取得するかどうか、どのように取るかは個人の問題です。本来、他人がどうこう言う話ではありませんが、世の関心の高い人物の動向が及ぼす影響力の大きさを考え、あえて口をはさみます。 小泉環境相へ 育休の通信簿