トウモロコシ先物、4カ月ぶり安値 作付面積予想上回る 商品ニュース 商品 サービス・食品 7月1日 トウモロコシの国際価格が急落している。6月30日の米シカゴ商品取引所で先物価格(12月物)が1ブッシェル6.19ドルで取引を終え、終値ベースで3月上旬以来およそ4カ月ぶりの安値となった。作付面積が市場予想を上回り、供給増加が意識された。在庫の増加も売り圧力となった。 米農務省が6月30日発表したトウモロコシの作付面積は推計8990万エーカーだった。ロイター通信がまとめたアナリスト予想平均を上回っ トウモロコシ先物、4カ月ぶり安値 作付面積予想上回る
サウジ原油2カ月連続上昇 6月積み、10年ぶり高値圏 商品ニュース 商品 環境エネ・素材 7月1日 日本の石油会社が長期契約で輸入する原油価格が2カ月連続で上がった。サウジアラビア産の代表油種「アラビアンライト」の6月積み価格は1バレル117.48ドル。5月積みを0.46ドル(0.4%)上回り、2012年4月以来、約10年ぶりの高値圏で推移する。欧州連合(EU)によるロシア産原油の禁輸合意などを受けた供給懸念の高まりが影響した。 日本が長期契約で輸入する原油は直接取引(ダイレクト・ディール=D サウジ原油2カ月連続上昇 6月積み、10年ぶり高値圏
アジア鋼材価格下落 熱延コイル2割、中国需要回復鈍く 商品ニュース 商品 環境エネ・素材 7月1日 熱延コイルやステンレス鋼板などの主要鋼材の国際価格が、アジアで軒並み下落した。熱延コイルは4月の直近高値に比べ2割ほど下がり、1年4カ月ぶりの安値をつけた。建築用のH形鋼は約2年ぶりに下落に転じた。中国では都市封鎖(ロックダウン)により経済活動が停滞した影響が残る。海外安が続けば国内の素材値上げが遅れる可能性もある。 熱延コイルの東アジア地区での取引価格(厚さ1.6ミリメートル、CFR=運賃込み アジア鋼材価格下落 熱延コイル2割、中国需要回復鈍く
銅・亜鉛・鉛の建値下げ JX金属など 商品ニュース 商品 7月1日 JX金属は1日、銅の国内相対取引の目安となる建値を1万円引き下げ、1トン117万円とした。同日、三井金属も 銅・亜鉛・鉛の建値下げ JX金属など
7月のインジウム建値引き上げ DOWAエレ 商品ニュース 商品 環境エネ・素材 7月1日 DOWAエレクトロニクスは1日、インジウムの7月の大口需要家向け国内建値を6月に比べ3千円引 7月のインジウム建値引き上げ DOWAエレ
日銀YCC政策の出口は 株式 コラム 7月1日 オーストラリア準備銀行(豪中銀)は1年8カ月継続し昨年11月に停止した豪州版YCC(3年国債金利に目標を設定する長期金利操作政策)に関する総括レビューを先日公表した。同政策は長期金利を低く抑えることで景気回復に寄与したとする一方で「出口では市場の混乱をもたらした」「もっと早く止めるべきだった」「中銀の信用と評判にダメージを与えた」「今後は、YCCよりも資産買い入れ政策が選好されるだろう」との反省 日銀YCC政策の出口は
日経42種、12カ月連続最高 石油や鋼材が押し上げ 商品ニュース 株式 商品 環境エネ・素材 6月30日 景気動向に敏感な素材や燃料などの企業間取引価格を基に算出する日経商品指数42種(1970年=100)の6月末値は12カ月連続で最高値を更新した。資源価格が高騰しガソリンなどの国内価格に波及した。鋼材や化学も価格転嫁が進んだほか、為替の円安進行も指数を押し上げた。一方、世界景気の減速懸念から非鉄は下げた。 6月末値は250.630と5月末の247.872から2.758ポイント(1.1%)上昇した。 日経42種、12カ月連続最高 石油や鋼材が押し上げ
アルミ地金卸値、6月は3.3%安 3カ月連続下落 商品ニュース 株式 商品 6月30日 アルミニウム地金の国内卸価格(商社出し値、置き場渡し)は、6月の平均値が1トン42万2300円と前月に比べ3. アルミ地金卸値、6月は3.3%安 3カ月連続下落
針葉樹合板、中国産の輸入急増 国産の高値で 商品ニュース 商品 環境エネ・素材 住建・不動産 6月30日 住宅の壁や床に使う国産合板が高騰していることを受け、中国からの針葉樹合板の輸入が急増している。貿易統計によると、5月の輸入量は1万9004立方メートルと前年同月の48倍の多さだ。2021年は1年で1万1133立方メートルだったことから、5月の1カ月だけで21年通年を超えた。国産針葉樹合板の生産量と比べるとおよそ1割にあたる。 日本国内では合板不足が続き、国産合板(厚さ12ミリ品)が1枚2000円 針葉樹合板、中国産の輸入急増 国産の高値で
国産合板の流通価格2倍に高騰 丸太不足、侵攻の影濃く 商品ニュース 株式 商品 環境エネ・素材 住建・不動産 6月30日 住宅の壁や床に使う国産針葉樹合板の最高値の更新が続いている。足元の流通価格は前年同期のおよそ2倍となった。ウクライナに侵攻したロシアから原料の供給が停止された余波で国産丸太の価格が上昇し、物流費の高騰なども響いている。当面は高値で推移するとの見方が広がっている。 指標の針葉樹合板(厚さ12ミリ品)は、東京地区の問屋卸価格が6月時点で1枚2000円と、5月と比べ100円(5%)上昇した。最大手のセ 国産合板の流通価格2倍に高騰 丸太不足、侵攻の影濃く