ブリヂストン、配当性向40%固定へ 投資家つなぎとめ 企業業績・財務 3月1日 ブリヂストンは、20~40%としてきた配当性向の目安を40%に固定する。新型コロナウイルス禍を受けた販売減や減損損失、事業再編費用の計上で2020年12月期に233億円の連結最終赤字に転落した。低採算事業の縮小を軸とする利益改善策に一段と資金を投じ、今期からコロナ前水準の黒字を確保して伸ばしていく想定だ。配当性向40%のもと増配していく姿勢を示し、投資家のつなぎとめを図る。 21年12月期は中間 ブリヂストン、配当性向40%固定へ 投資家つなぎとめ
21年3月期純利益予想 ソニー、ゲーム好調で浮上 企業決算 企業業績・財務 3月1日 新型コロナウイルス禍による経済の停滞から復調を探る期間となった2020年4~12月期決算を受けて、各社のデータをランキング形式で分析した。第1回は21年3月期通期の最終損益予想を取り上げる。上位の純利益予想が大きい企業では、巣ごもり消費が旺盛なゲームなどの娯楽コンテンツに強みを持つソニーや任天堂が順位を上げた。 3月期決算の上場企業(変則決算除く)を対象に、20年4~12月期決算発表やその前後に 21年3月期純利益予想 ソニー、ゲーム好調で浮上
早稲アカ、公募増資などで最大28億円調達 企業業績・財務 3月1日 早稲田アカデミーは1日、公募増資などで最大28億円調達すると発表した。教室の新規開校費用や既存教室のリニューアルに向けた設備投資に充てる。財務基盤強化のための短期借入金の返済資金にも充当する。 新たに195万1200株を発行するほか、自社株65万7500株も売りに出す。価格は3 早稲アカ、公募増資などで最大28億円調達
小僧寿し、21年12月期 純利益5.1倍 企業業績・財務 3月1日 持ち帰りずしの小僧寿しは1日、2021年12月期の連結純利益が前期比5.1倍の1億3700万円になりそうだと発表した。足元で持ち帰りや宅配事業が好調なことや、3月1日に6府県で緊急事態宣言が 小僧寿し、21年12月期 純利益5.1倍
吉野家HD、250億円の融資枠契約 みずほ銀などと初設定 企業業績・財務 3月1日 吉野家ホールディングス(HD)は1日、みずほ銀行などと250億円を上限とする融資枠(コミットメントライン)契約を2月26日付で結んだと発表した。融資枠の設定は初。新型コロナウイルス下での運転資金は十分に確保しているが、今後の成長に向けた機動的な資金調達を可能にする。 融資枠にはみずほ銀行や三井住友銀行、三菱UFJ銀行など6つの金融機関が参加した。無担保・無保証で、契約期間は2月 吉野家HD、250億円の融資枠契約 みずほ銀などと初設定
日清食品HD株の売り出し価格、3%安の7886円に 企業業績・財務 3月1日 日清食品ホールディングスは1日、みずほ銀行など銀行3行が保有する日清食HD株を1株あたり7886円で売却すると発表した。同日の終値(8130円)から3%割り引いた価格で、売却総額は約240億円になる。 株式の受け渡しは4日を予定する。売り出し株数は304万1000株。内訳はみずほ銀行が168万8000株、三菱 日清食品HD株の売り出し価格、3%安の7886円に
伊藤園の20年5月~21年1月、純利益49%減 企業業績・財務 3月1日 伊藤園が1日発表した2020年5月~21年1月期の連結決算は、純利益が前年同期比49%減の57億円だった。新型コロナウイルスの流行でオフィス向けなどの自動販売機やコンビニエンスストア経由の飲料販売が落ち込んだ。 売上高は11%減の3386億円。初詣の自粛で神社・寺院に多い伊藤園の自販機の稼働率が例年に比べて低下した。政府の緊急事態宣言の再発令に伴い営業時間を短縮したタリーズコーヒージャパンも都 伊藤園の20年5月~21年1月、純利益49%減
サンデンHD、中国家電大手ハイセンスから214億円調達 企業業績・財務 3月1日 経営再建を目指す自動車向け空調大手のサンデンホールディングス(HD)は1日、中国家電大手・海信集団(ハイセンス)グループ傘下のハイセンス・ホーム・アプライアンス・グループを引受先とする第三者割当増資を通じて約214億円を調達すると発表した。海外拠点の再編などに充てる。 新株の発行価格は256円。ハイセンスは特別目的会社を通じ、株式の約75%(議決権ベース)を取得する。調達資金のうち約141億円は サンデンHD、中国家電大手ハイセンスから214億円調達
西武HD、最終赤字800億円 今期予想を下方修正 企業業績・財務 2月25日 西武ホールディングス(HD)は25日、2021年3月期の連結最終損益が800億円の赤字(前期は46億円の黒字)になりそうだと発表した。従来予想から赤字幅が170億円拡大する。新型コロナウイルス禍の影響を受け、国内外のホテル・レジャー事業などで追加の減損損失を約180億円計上する。 減損額の内訳では子会社の近江鉄道関連が50億円程度で最大となる。ゴルフ場の売却に伴う特別利益も計上するが、減損やホテ 西武HD、最終赤字800億円 今期予想を下方修正
パナソニック10円減配 21年3月期 企業業績・財務 2月25日 パナソニックは25日、2020年10月~21年3月期の配当を前年同期より5円少ない10円にすると発表した。21年3月期通期の配当は計20円となり、前期より10円少なくなる。通期の減配は8年ぶり。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、航空機の娯楽機器を生産する米子会社などの業績が悪化し減収減益になるため。 21年3月期は出張の抑制などコスト削減 パナソニック10円減配 21年3月期