アサヒの1~3月、純利益87%減 国内飲料・海外不振 企業決算 企業業績・財務 5月16日 ビール大手3社の2022年1~3月期連結決算(国際会計基準)が16日、出そろった。アサヒグループホールディングス(GHD)の純利益は前年同期比87%減の43億円だった。原材料高で国内飲料事業の採算が悪化したほか、豪州で手がけるビール事業が新型コロナウイルス禍で振るわなかった。他の2社も国内ビール事業などの苦戦が鮮明になった。 アサヒGHDの純利益は1~3月期として17年1~3月期(27億円)以来 アサヒの1~3月、純利益87%減 国内飲料・海外不振
王将フードの22年3月期、純利益2.1倍 20円増配 企業決算 企業業績・財務 関西 サービス・食品 5月16日 「餃子の王将」を運営する王将フードサービスが16日発表した2022年3月期の連結決算は、純利益が前の期比2.1倍の88億円だった。デリバリーや持ち帰りが好調だったほか、店舗の営業時間短縮による協力金収入が利益を押し上げた。年間配当は120円と前の期実績に比べて20円増やす。 売上高は5%増の847億円。営業利益は15%増の69億円だった。売上高に占めるデリバリーなどの「店外比率」は39%と6ポイ 王将フードの22年3月期、純利益2.1倍 20円増配
電通の1~3月、純利益5倍 ロシア減損137億円 企業決算 企業業績・財務 ネット・IT 5月16日 電通グループが16日発表した2022年1~3月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比5倍の239億円だった。新型コロナウイルス禍からの経済活動の再開を受けて国内外の広告市況が回復した。事業会社の統廃合など構造改革でコスト削減も進んだ。 ロシア事業については現地合弁会社の株式持ち分を相手先企業へ譲渡する方向で交渉を進めている。1~3月期に関連資産の減損損失として137億円を計上した。4 電通の1~3月、純利益5倍 ロシア減損137億円
光通信の純利益60%増、22年3月期 水の宅配好調 企業決算 企業業績・財務 5月16日 光通信が16日発表した2022年3月期連結決算(国際会計基準)は純利益が前の期比60%増の873億円となり、過去最高を更新した。水の宅配サービスが好調だったことに加え、為替差益や持ち分法投資利益の増加も利益を押し上げた。期末配当は前の期比10円増の127円とし、従来予想(124円)から3円増やした。 売上高にあたる売上収益は3%増の5782億円だった。ウオーターサーバーを個人宅に 光通信の純利益60%増、22年3月期 水の宅配好調
DICの22年1〜3月、純利益27%減 価格転嫁追いつかず 企業決算 企業業績・財務 環境エネ・素材 5月16日 DICが16日発表した2022年1〜3月期連結決算は、純利益が前年同期比27%減の74億円だった。独BASFの顔料事業を21年7月から連結対象としたことなどで大幅増収となったが、インク原料の樹脂材料や顔料が高騰し、価格転嫁で吸収しきれなかった。 売上高は32%増の2509億円だった。顔料事業の新規連結効果に加え、半導体の封止材に使う樹脂材料が、高速通信規格「5G」対応スマートフォン向けなどに好調 DICの22年1〜3月、純利益27%減 価格転嫁追いつかず
レオパレス、債務超過解消 22年3月期最終黒字118億円 企業決算 企業業績・財務 住建・不動産 5月16日 経営再建中のレオパレス21が16日発表した2022年3月期の連結決算は最終損益が118億円の黒字(前の期は236億円の赤字)となり、4期ぶりに最終黒字を確保した。工事内製化などで費用を抑えたほか、引当金の戻し入れ益も寄与した。3月末時点で債務超過を解消し、上場廃止に関する猶予期間が解除される見通しだ。 売上高は前の期比3%減の3983億円だった。建築請負が減り減収となったが、主力の賃貸アパート事 レオパレス、債務超過解消 22年3月期最終黒字118億円
東映23年3月期、純利益23%増 ドラゴンボールなど好調 企業決算 企業業績・財務 サービス・食品 5月16日 東映は16日、2023年3月期の連結純利益は前期比23%増の110億円になる見通しだと発表した。傘下の東映アニメーションの「ドラゴンボール」シリーズなどの海外向け版権販売が伸びる。 売上高は22%増の1434億円になる見込みだ。東映アニメが手がける「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」(6月公開)や「ONE PIECE FILM 東映23年3月期、純利益23%増 ドラゴンボールなど好調
東証プライム企業、4年ぶり最高益 22年3月期36%増益 企業決算 Think! 企業業績・財務 スタートアップ ネット・IT エレクトロニクス ヘルスケア 自動車・機械 環境エネ・素材 住建・不動産 サービス・食品 小売り・外食 5月15日 ■コロナ禍からの経済再開に加え円安が追い風 ■商社や鉄鋼、海運が業績を伸ばす ■23年3月期は原材料高が響き3%増に減速 東証プライム企業、4年ぶり最高益 22年3月期36%増益
日清食品HD、原材料高響き純利益13%減 22年3月期 企業業績・財務 サービス・食品 5月13日 日清食品ホールディングスが13日発表した2022年3月期連結決算(国際会計基準)は純利益が前の期比13%減の354億円だった。小麦やパーム油などの原材料価格の高騰が利益を押し下げた。 売上高にあたる売上収益は13%増の5697億円だった。国内ではカップ麺や袋麺に加え「 日清食品HD、原材料高響き純利益13%減 22年3月期
ダイフクの23年3月期、純利益10%増 半導体向け好調 企業決算 企業業績・財務 エレクトロニクス 自動車・機械 5月13日 ダイフクは13日、2023年3月期の連結純利益が前期比10%増の396億円になる見通しだと発表した。4期ぶりに過去最高となる。半導体工場やネット通販の物流拠点での自動化投資が旺盛で、搬送装置の販売が増える。原材料高の影響はあるもののコスト削減で補う。 下代博社長は同日の記者会見で「半導体関係の需要が想定以上に強く、当面続く」と話した。売上高は10%増の5650億円を見込む。空港向けの設備需要も北 ダイフクの23年3月期、純利益10%増 半導体向け好調