大同特殊鋼の4〜12月期、純利益最高 鍛造品の好調で 企業決算 企業業績・財務 中部 株式 自動車・機械 環境エネ・素材 1月30日更新 大同特殊鋼が30日発表した2022年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比27%増の281億円だった。同期間としては2年連続で最高を更新した。「自由鍛造品」と呼ぶ、ほぼ全てを特注仕様で作る鍛造品の販売が好調だった。 売上高は11 大同特殊鋼の4〜12月期、純利益最高 鍛造品の好調で
日立建機の23年3月期、調整後営業益28%増に上方修正 企業決算 企業業績・財務 自動車・機械 1月27日 日立建機は27日、2023年3月期の調整後連結営業利益(国際会計基準)が前期比28%増の1200億円になる見通しだと発表した。従来予想から100億円引き上げた。インフラ投資や資源高を追い風に、北米や東南アジアなどで油圧ショベルなどの販売が伸びる。供給制約の緩和や販売価格の引き上げも利益を押し上げる。 売上高にあたる売上収益は20%増の1兆2300億円と従来予想から700億円上方修正した。22年3 日立建機の23年3月期、調整後営業益28%増に上方修正
キヤノンMJ純利益21%増 年90円配へ増額 22年12月期 企業決算 企業業績・財務 エレクトロニクス 1月27日 キヤノンマーケティングジャパンが27日発表した2022年12月期連結決算は、純利益が前の期比21%増の355億円だった。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援やデータセンター運営などIT(情報技術)ソリューション事業が好調だった。年間配当は90円(前の期は75円)と従来計画から5円上積みした。 売上高は7%増の5881億円、営業利益は26%増の499億円だった。企業のDX投資を追い風 キヤノンMJ純利益21%増 年90円配へ増額 22年12月期
ファナック純利益6%増、23年3月期 37年ぶり株式分割 企業決算 企業業績・財務 1月27日 ファナックは27日、2023年3月期の連結純利益が前期比6%増の1640億円になる見通しだと発表した。従来予想を45億円上回る。電気自動車(EV)の生産増などを背景に製造工程に使うロボットが伸び、過去最高の売上高を見込む。一方、工作機械の頭脳となる数値制御(NC)装置の受注が減速するなど先行き不透明感も出ている。同日、株式の流動性向上へ向け、約37年ぶりとなる株式分割も発表した。 4月1日付で1 ファナック純利益6%増、23年3月期 37年ぶり株式分割
航空電子、純利益1%増へ下方修正 23年3月期 企業決算 企業業績・財務 エレクトロニクス 1月27日 日本航空電子工業は27日、2023年3月期の連結純利益が前期比1%増の145億円になる見通しだと発表した。従来予想から40億円下方修正した。中国を中心にスマートフォン需要などが想定より減少し、主力のコネクターの販売が落ち込む。急速に進んだ為替の円高・ドル安も収益を押し下げる。 売上高は4% 航空電子、純利益1%増へ下方修正 23年3月期
ミスミGが一転最終減益、自動化投資が減速 23年3月期 企業決算 企業業績・財務 自動車・機械 1月27日 ミスミグループ本社は27日、2023年3月期の連結純利益が前期比3%減の365億円になる見通しだと発表した。最高益を見込んでいた従来予想を55億円下回り、一転減益になる。世界景気減速で工場の自動化投資を抑制する動きが広がり、販売が下振れする。年間配当は32円09銭(前期は33円04銭)と従来計画から4円85銭引き下げた。 売上高は3%増の3770億円、営業利益は6%減の490億円とし、それぞれ従 ミスミGが一転最終減益、自動化投資が減速 23年3月期
SGHD23年3月期、純利益18%増に下振れ 国際物流停滞 企業決算 企業業績・財務 サービス・食品 1月27日 SGホールディングス(HD)は27日、2023年3月期の連結純利益が前期比18%増の1260億円になる見通しだと発表した。従来予想を40億円下回る。逼迫していた北米向け国際物流の需給が昨年秋以降緩み、運賃下落に加えて貨物量も減り採算が悪化した。6期連続の最高益は確保する。 売上高にあたる営業収益は9%減の1兆4500億円と1500億円下方修正した。営業利益は14%減の1340億円と80億円引き下 SGHD23年3月期、純利益18%増に下振れ 国際物流停滞
GMO、タイ孫会社で貸倒引当金46億円 企業決算 企業業績・財務 ネット・IT 1月27日 GMOインターネットグループは27日、タイで証券事業を手がける孫会社で信用取引の提供に伴い貸倒引当金が発生すると発表した。貸倒引当金繰入額46億円を2022年12月期の販売費・一般管理費に計上する。純利益への影響を約30億円と見込む。 子会社のGMOフィナンシャルホールディングスのタイ子会社で、信用取引 GMO、タイ孫会社で貸倒引当金46億円
カゴメ22年12月期、純利益7%減に縮小 海外で外食回復 企業決算 企業業績・財務 サービス・食品 1月27日 カゴメは27日、2022年12月期の連結純利益(国際会計基準)が前の期比7%減の91億円になったと発表した。従来予想(29%減の69億円)から減益幅が縮小する。欧米の外食需要が回復し、業務用トマトを手がける海外子会社の収益が伸びた。ポルトガルやトルコなど欧州で物価高に対する税優遇措置がとられ、欧州子会社の税負担が減るのも寄与する。 カゴメ22年12月期、純利益7%減に縮小 海外で外食回復
日東電工、23年3月期純利益を下方修正 スマホ向け失速 企業決算 新型コロナ 企業業績・財務 関西 株式 エレクトロニクス 1月26日 日東電工は26日、2023年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比3%増の1000億円になる見通しだと発表した。従来予想から150億円下方修正した。新型コロナウイルス禍の巣ごもり需要の反動減でスマートフォンやパソコンなどが失速。エレクトロニクス向けの製品の市況が急速に悪化していることが響く。 下方修正してもなお、通期の純利益は過去最高だった22年3月期(971億円)を上回る見込み。ただ、市場 日東電工、23年3月期純利益を下方修正 スマホ向け失速