室町ケミカル、原薬の輸入・生産 企業業績・財務 2月16日 原薬の輸入や製造などの医薬品事業が売り上げの半分を占める。1917年の創業で、福岡県を中心に様々な医薬品や化学素材を手掛けてきた。今では抗てんかん薬の原薬などの需要が伸びている。 さらに水処理装置向けのイオン交換樹脂や分離膜なども生産、エネルギー企業や半導体メーカーなどに供給している。純水の精製以外の液体処理案件が得意という。家庭用の燃料電池の需要が広がるとみて、今後は燃料電池向けの交 室町ケミカル、原薬の輸入・生産
coly、女性向けスマホゲーム運営 企業業績・財務 2月15日 社名の読みは「コリー」。主に女性を対象にしたスマートフォンゲームを運営する。パズルとストーリーを組み立てるゲームの要素を組み合わせた「スタンドマイヒーローズ」が代表作。ゲームの課金収入に加え、登場するキャラクターをグッズに活用したりアニメ化したりして収益を広げている。2019年11月に配信を始めた魔法使いを育成するゲーム「魔法使いの約束」が好調で、21年1月期の単独税引き利益 coly、女性向けスマホゲーム運営
アピリッツ、サイト開発・運営を受託 企業業績・財務 2月12日 電子商取引サイトなど企業のウェブ開発と運用受託が主力事業だ。2020年2~10月期は売上高の5割強をオンラインゲームの開発受託や自社運営が占めたが、サイトの操作性にゲームの要素を取り入れるためノウハウを得るのが主な狙いという。営業利益の大半はウェブ事業で稼いだ。 ウェブ開発は、百貨店や就職情報サイトの「マイナビ」など消費者向けサイトが多い。企画・設計からセキュリティー対策や点検までまとめて アピリッツ、サイト開発・運営を受託
WACUL、AIでサイト改良提案 企業業績・財務 2月10日 社名の読みは「わかる」。自社開発の人工知能(AI)を使い、ウェブサイトの改善策を自動で提案している。クラウド経由で提供するシステムを顧客のウェブサイトと連携させ、アクセス数や利用動向などを分析。問い合わせや商品購入を増やすため、グーグルなど検索エンジンへの最適な対応や広告の出し方も提案する。分析するサイト数とアクセス数に応じた月額料金が収入源だ。無料でも一部機 WACUL、AIでサイト改良提案
アクシージア、化粧品と美容サプリの製造販売 企業業績・財務 2月8日 化粧品とサプリメントの企画・製造販売を手掛ける。エイジングケアをうたう高価格帯のスキンケア化粧品に強みがあり、売上高の9割弱を中国が占める。同国での電子商取引(EC)販売比率は約80%に達し、競合他社より高い。売上高の6割を化粧品、4割をサプリメントが占める。 中国出身の段卓社長が2011年に創業した。段氏が友人と共に立ち上げたエステサロン会社向けにスキンケア化粧品を販売したのが始まりだ。現 アクシージア、化粧品と美容サプリの製造販売
アールプランナー、愛知県地盤の住宅会社 企業業績・財務 2月1日 愛知県が地盤の住宅会社で、注文設計と分譲の両方を手掛けている。注文設計の技術を分譲住宅に応用、主に20~30代向けにデザインを特色として打ち出している。2020年1月期の販売戸数は474棟と、4年前の3倍に伸ばしている。19年には首都圏に進出した。 20年4月に上場予定だったが、新型コロナウイルスが流行して株式相場が不安定となったため延期していた。その後は「前年を上回る勢いで販売が進 アールプランナー、愛知県地盤の住宅会社
QDレーザ、レーザー光部品開発 企業業績・財務 1月28日 レーザー光部品の開発会社。2006年に富士通の研究所から独立して設立された。生産は外部委託しており、プリント基板や金属の加工装置、細胞などに光を照射して反応を調べるバイオ検査装置に主に使われている。最近はレーザー光で映像を網膜に投映する眼鏡型端末も手掛ける。医療現場や組み立て作業などをサポートするAR(拡張現実)機器をすでに販売しており、小型カメラで外部を撮影する端末では角膜などの異 QDレーザ、レーザー光部品開発
オンデック、M&Aの仲介業務 関西 企業業績・財務 12月18日 中小・中堅企業のM&A(合併・買収)の仲介業務を手掛ける。コンサルタントのうち4割弱が公認会計士などの有資格者で構成される。後継者不足に悩む企業の経営をほかの企業に引き継いでもらう「事業承継型」のM&Aを得意としている。 2007年の株式会社設立後、20年8月までの成約実績は約200件にのぼる。地元の信用金庫や会計事務所、ベンチャーキャピタルなどによる紹介案件が多い。M&Aの成 オンデック、M&Aの仲介業務
クリングルファーマ、難治性疾患の治療薬開発 関西 企業業績・財務 12月17日 有効な治療方法が確立していないなどの要件を満たす「難治性疾患」の治療薬を開発する。ヒトの体内に存在し、肝臓の細胞を増殖させるHGF(肝細胞増殖因子)に着目し、急性期の脊髄損傷とALS(筋萎縮性側索硬化症)の2つの神経難病を主なターゲットとして治療薬の開発を進めている。複数の治療薬候補について研究開発を実施中で、なかでも脊髄損傷の治療薬候補は臨床試験(治験)の最終段階に進んでおり、2022年の治験 クリングルファーマ、難治性疾患の治療薬開発
ファンペップ、阪大発の医薬品開発VB 企業業績・財務 12月17日 大阪大学大学院の研究を生かしてペプチドを用いた医薬品を開発している。アミノ酸が結合したペプチドでも、体内で器官の制御など一定の働きをする「機能性ペプチド」や、患者の体内での抗体づくりを促す独自技術を用いる。皮膚の潰瘍や花粉症、高血圧などの治療薬づくりが目標だ。これまでの医薬品に比べ、生体の力で抗体を生み出す仕組みを活用して生産費用が安く済むという。研究費などが先行しているが、2019年12月期は ファンペップ、阪大発の医薬品開発VB