日野自株15%高「統合」再建期待 ダイムラー技術に待望 コラム 株式 5月31日 「エンジン不正」という重荷を載せていた日野自動車株に見直し買いが入った。独ダイムラー系の三菱ふそうトラック・バスと2024年中に経営統合する方針で基本合意したと30日夕に発表した。経営再建に前進するとの見方から、31日の株価は一時、前日比15%上昇した。統合により国際的な競争力を高められるかが焦点になる。 独ダイムラートラックと日野自の親会社であるトヨタ自動車が新たな持ち株会社を設立し、日野自と 日野自株15%高「統合」再建期待 ダイムラー技術に待望
中国・美団、香港で料理宅配 グローバル化の試金石に コラム 5月31日 【NQN香港=盧翠瑜】中国の出前アプリ大手の美団が香港で料理宅配サービスを始めた。中国本土以外では初めてのサービス展開となる。同社は香港市場を、事業のグローバル化の第一歩と位置付ける。 料理宅配サービスの「KeeTa」が22日、正式に始まった。当初は九龍半島の繁華街の旺角(モンコック)と、近くの大角咀(ダイゴッチョイ)の2地域で展開する。美団は2023年末までにサービスを香港全域に広げる予定とい 中国・美団、香港で料理宅配 グローバル化の試金石に
フィデリティ投信の重見氏「海外勢、統治改革を評価」 コラム 株式 5月30日 日経平均株価は29日に年初来高値を更新し、およそ33年ぶりの高値圏にある。日本の株高の背景や今後の見通しについて、フィデリティ投信の重見吉徳マクロストラテジストに聞いた。 ――日本株上昇の理由は何だと思いますか。 「米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が日本株を買っていることを受け、他の外国人投資家も追随しているように日本の投資家には見えるかもしれない。実際は東証や金融庁が推進するコーポレート フィデリティ投信の重見氏「海外勢、統治改革を評価」
円膨らむ投機売り ミセス・ワタナベ「白旗」で下値も コラム 為替・金利 5月29日 外国為替市場で円安・ドル高が止まらない。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ継続観測が強まるなか、日銀は大規模な金融緩和を維持。金融政策の方向性の違いが目立ちやすく、投機による円売り・ドル買いが増えている。「ミセス・ワタナベ」と呼ばれた日本の外為証拠金(FX)取引を手掛ける個人投資家は円安にあらがうものの、「白旗」を揚げる事態に追い込まれれば円相場が下値を探るシナリオも浮上する。 29日午前の東京 円膨らむ投機売り ミセス・ワタナベ「白旗」で下値も
「逆張り」個人苦境にじむ 日経Dインバ、10億口突破 コラム 株式 5月29日 日経平均株価は一時600円超高と、きょうも上昇基調を強めている。そんななか、相場の流れと反対方向の「逆張り」の取引をする傾向の強い個人投資家は売り持ち高を積み上げているようだ。相場の大幅下落を見込んだ個人は、弱気派の鉄板銘柄とされる上場投資信託(ETF)を買い続けている。前週末に10億口突破し、記録的な買いを集めている。 日経平均と逆方向に2倍の値動きをするよう設定されたNEXTFUNDS日経平 「逆張り」個人苦境にじむ 日経Dインバ、10億口突破
シティグループ証券の阪上氏「株、ピークアウト近い」 コラム 株式 5月29日 日経平均株価は33年ぶりの高値圏にある。今後の日本株をどう見るか。シティグループ証券の阪上亮太・株式ストラテジストに聞いた。取材は25日に実施した。 ――外国人投資家が日本株の上昇のけん引役と言われています。 「私のところで、日本株について問い合わせが多いのは欧州やアジアの外国人投資家だ。米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が日本株を追加投資する方針と伝わったのがきっかけとよく言われるが、私が シティグループ証券の阪上氏「株、ピークアウト近い」
米債務合意、金融市場の見方「上限引き上げ 安心感」 コラム 5月29日 29日の東京市場では、円が売られ対ドルで一時2022年11月23日以来およそ半年ぶりの安値をつけ、日経平均株価の上げ幅が一時600円を超えた。バイデン米大統領と野党・共和党のマッカーシー下院議長が27日、米政府債務の上限引き上げで基本合意したことが手掛かりになった。市場関係者に今後の見方を聞いた。 【為替】 丸山義正・SMBC日興証券チーフマーケットエコノミスト 「上限引き上げ 大統領選後まで延 米債務合意、金融市場の見方「上限引き上げ 安心感」
熱波、アジアを襲う エルニーニョで金融引き締め再開も コラム 5月27日 【NQNシンガポール=秋山文人】アジアの株式相場が軟調だ。米債務上限問題が投資家マインドを低下させている。中国の新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念も浮上する。そんなアジア市場にとって泣き面に蜂となるのが天候問題だ。 熱波、アスファルトも溶かす 日経アジア300指数は26日17時時点で、前週末19日の終値と比べてわずかに下げた。米債務上限問題の不透明感が世界の市場を襲っている。アジア市場では米 熱波、アジアを襲う エルニーニョで金融引き締め再開も
株「香港売り・日本買い」マネー逆回転、景気見通しに差 コラム 株式 海外 5月26日 【NQN香港=須永太一朗】アジア株市場で、日本と香港の勢いの差が目立っている。日経平均株価が33年ぶりの高値圏で推移する一方、香港ハンセン指数は25日に年初来安値を更新した。中国と日本の景気見通しの違いなどが背景で、香港では中国株運用の投資家が続々と日本株に軸足を移している。 「2〜3年前は『香港株ロング(買い)、日本株ショート(売り)』だったけど、今はすっかり逆だね」。香港勤務の大手証券の営業 株「香港売り・日本買い」マネー逆回転、景気見通しに差
円、トヨタとホンダは125円、想定レートと感応度一覧 コラム 株式 5月26日 25日のニューヨーク外国為替市場で円の対ドル相場は下落し一時1ドル=140円23銭とおよそ半年ぶりの円安・ドル高水準を付けた。26日の東京時間でも140円近辺で推移している。米金融引き締めの長期化観測を背景に円売り・ドル買いが優勢と 円、トヨタとホンダは125円、想定レートと感応度一覧