売買代金が増えた銘柄 サンリオ、訪日客増に期待 コラム 株式 企業業績・財務 5月31日 日経平均株価が3万円台を回復しバブル経済崩壊後の高値を更新するなど、日本株への関心が高まっている。時価総額2000億円以上の東証プライム上場企業を対象に、2023年初めから直近(5月26日時点)までの売買代金の合計額の前年同期比の増加率をみると、経済再開で恩恵を受ける企業などが上位に並んだ。 首位は5倍超に増えたサンリオ。新型コロナウイルス禍からの経済再開が進み「サンリオピューロランド」(東京都 売買代金が増えた銘柄 サンリオ、訪日客増に期待
シンガポールドルが軟調 景気減速の懸念強まる コラム 5月30日 シンガポールドルが1米ドル=1.35シンガポールドル前後で軟調だ。米金融引き締めの継続観測で米ドルが買われているのが背景だが、シンガポールの景気が足元で弱いことも影響している。 シンガポールでは景気減速を示す経済指標の発表が相次ぐ。4月の工業生産は前年同月比6.9%減で7カ月連続前年割れだった。4月の輸出額は同9.8%減と3月よりも下落率が大きくなった。生産と輸出がともに弱い。中国の経済再開の遅 シンガポールドルが軟調 景気減速の懸念強まる
ブル型ファンドの年初来騰落率 日本株4.3倍が首位・2位 コラム 5月25日 日本株の上昇で「ブル型ファンド」の値上がりが拡大している。ブル型ファンドは日経平均株価などの投資対象指数の数倍の値動きをするレバレッジ型ファンド。株価指数先物を信託財産の数倍規模で買い建てをして高いレバレッジを実現する。 国内株を対象としたブル型ファンドは9本ある。ここ数年はレバレッジ倍率が2倍を大きく超えるブル型ファンドが人気だ。 年初から5月18日までに日経平均株価は17%値上がりしているが ブル型ファンドの年初来騰落率 日本株4.3倍が首位・2位
3月期決算企業の株価上昇率 ゼンショー、外食需要増で首位 コラム 5月24日 2023年3月期の決算発表が一巡した。新型コロナウイルス禍から経済活動が回復するなか、株価が上昇した銘柄をみると、人出の増加を背景に好業績となった企業や株主還元を拡充した企業が上位に並んだ。 23日時点で時価総額1000億円以上の企業を対象に3月末からの株価上昇率を算出した。首位のゼンショーホールディングス(HD)は、外食需要の拡大で牛丼や回転ずしなどの売り上げが好調だった。23年3月期の連結決 3月期決算企業の株価上昇率 ゼンショー、外食需要増で首位
香港ドル、売り圧力和らぐ 米利上げ打ち止め観測で コラム 為替・金利 5月23日 香港ドルの売り圧力が和らいでいる。香港ドルは米ドルにレートを連動させるペッグ制を採用している。1米ドル=7.75〜7.85香港ドルの取引範囲が設定され、上限か下限に達すると中央銀行にあたる香港金融管理局(HKMA)が介入する。 相場は2月以降、ほぼ下限の7.85香港ドル近辺に張り付いてきた。米国の急速な利上げを受け、香港ドルで調達した資金を米ドルに交換して運用益を稼ぐキャリートレードが膨張。HK 香港ドル、売り圧力和らぐ 米利上げ打ち止め観測で
日本株運用の1年リターン、中小型株ESG投信首位 コラム 5月18日 日本株相場が底堅い動きを見せている。どのような日本株ファンドが優れた運用成績を残しているのか。1年間のリターンでランキングした。 首位は基準価格が33.8%上昇した「りそな日本中小型株式ファンド」。中小型株に選別投資しており、3年間のリターンも90%と高い。少子高齢化や地球環境問題といった社会課題の解決に貢献する企業がリターン向上に寄与したようだ。同ファンドは金融庁が定める「ESG(環境・社会・ 日本株運用の1年リターン、中小型株ESG投信首位
PBR1倍割れから改善した銘柄 自社株買い企業上位に コラム 5月17日 PBR(株価純資産倍率)の改善が進んだ日本企業が増えている。時価総額5000億円以上で3月30日時点でPBRが1倍を割り込んでいた東証プライム上場銘柄(金融・外国株除く)を対象に改善幅の大きさでランキング化したところ、好業績に加えて自社株買いに積極的な銘柄が上位に名を連ねた。 1位の大成建設のPBRは5月12日時点で1.08倍と、0.16ポイント改善した。同社は12日に発行済み株式の3.19%に PBR1倍割れから改善した銘柄 自社株買い企業上位に
豪ドル、対米ドルで底堅く サプライズ利上げで買い コラム 為替・金利 5月16日 オーストラリア(豪)ドルが対米ドルで底堅い。10日には1豪ドル=0.68米ドル台前半と、約3カ月ぶりの豪ドル高・米ドル安水準を付けた。豪準備銀行(中央銀行)が2日に0.25%の利上げを決め、豪ドル買い・米ドル売りが集まった。 豪中銀は4月の理事会で1年ぶりに利上げを停止した。5月も政策金利を据え置くとの予想が大勢だっただけに、サプライズの利上げとなった。 1〜3月期の豪消費者物価指数(CPI)は 豪ドル、対米ドルで底堅く サプライズ利上げで買い
バランス型の積み立てリターン 確定拠出年金、上位占める コラム 5月11日 安定的な資産形成を行うためには、長期の積み立て・分散投資が有効だ。投資信託で運用する場合、複数の資産に分散投資するバランス型ファンドが選択肢の一つ。2023年3月までの20年間に毎月一定額を積み立て投資していた場合のリターン(年率)でランキングした。 首位は「年金積立 グローバル・ラップ・バランス(積極型)」の年率4.02%。国内外の株式、債券に分散投資し、為替ヘッジは行わない。月1万円ずつ20 バランス型の積み立てリターン 確定拠出年金、上位占める
4月に売買が盛んだった銘柄 半導体や内需関連、上位に コラム 5月10日 新年度が始まり、本決算の発表が本格化している。新型コロナウイルス禍からの経済回復への期待が高まる中、4月に売買が盛んだったのはどの銘柄か。東証プライム上場銘柄を対象に売買代金の大きい銘柄をランキングすると、半導体や金融、内需関連が上位だった。 シリコンバレーバンク(SVB)が3月に破綻するなど金融不安の高まりを受け、景気敏感株である半導体関連銘柄を売る動きがみられた。首位のレーザーテックの売買代 4月に売買が盛んだった銘柄 半導体や内需関連、上位に