レストラン・ブランズ、3年8カ月ぶり高値 業績を評価 グローバルマーケット 株式 6月1日 北米外食大手のレストラン・ブランズ・インターナショナル株が上昇している。5月10日に一時74ドル台まで上昇し2019年9月以来、3年8カ月ぶりの高値をつけた。31日の終値は72.91ドルと22年末比13%高い。インフレ下でも着実に業績を伸ばした点が好感されている。 ハンバーガー店の「バーガーキング」やカナダ発のドーナツチェーン「ティム・ホートンズ」を手がける。22年12月末時点で世界100カ国以 レストラン・ブランズ、3年8カ月ぶり高値 業績を評価
米シンボティック、上場来高値 物流自動化事業が好調 グローバルマーケット 株式 海外 5月31日 物流倉庫などの自動化事業を手掛ける米シンボティック株が好調だ。30日に前日比4%高の37.56ドルと上場来高値を更新した。人工知能(AI)やロボットなどを活用した物流システムの引き合いが強く、好業績に着目した投資家の買いが続いている。 シンボティックはソフトバンクグループが出資する特別買収目的会社(SPAC)を経由して上場した。北米で小売店や食品・飲料メーカーなどに物流倉庫の自動化システムを提供 米シンボティック、上場来高値 物流自動化事業が好調
米マーベル・テクノロジーが年初来高値 AI成長期待で 株式 5月30日 半導体の米マーベル・テクノロジーの株価が好調だ。26日には前日比3割高で年初来高値を更新し、2022年末比でも8割高となっている。文書や画像を自動作成する生成人工知能(AI)など向けの需要拡大が見込まれるなか、AIチップの売り上げ成長を期待した買いが入っている。 同社は複雑なSoC(システム・オン・チップ)デバイスを設計・開発し、製造を外注するファブレス半導体メーカーだ。マット・マーフィー最高経 米マーベル・テクノロジーが年初来高値 AI成長期待で
米ゾエティス、新製品の売り上げに期待 グローバルマーケット 株式 5月29日 家畜やペット向け医薬品を手がける米ゾエティス株が2022年末に比べ上昇している。26日の終値は164.74ドルと12%高い。新製品の開発や収益の伸びを期待した買いが集まった。 牛や豚、犬や猫など計8種の動物向け製品を取り扱う。ワクチンや寄生虫駆除薬など約300の製品を世界100カ国以上で販売する。13年に米ファイザーの一事業部門から独立した。 4日に23年1〜3月期決算を発表した。1株利益(EP 米ゾエティス、新製品の売り上げに期待
米ウェンディーズ、年初来高値圏 グーグルとの協業好感 グローバルマーケット 株式 5月22日 米ハンバーガーチェーンのウェンディーズの株価が好調だ。10日に一時23ドル90セントと年初来高値を更新し、以降も高値圏を保つ。足元の業績が堅調なほか、米グーグルとの協業発表で成長期待が高まり、投資家の買いが広がっている。 10日に発表した2023年1〜3月期決算は増収増益を確保した。米国で開催されたバスケットボールの全米大会を利用したプロモーションなどが顧客獲得の支えになり、運営するレストランの 米ウェンディーズ、年初来高値圏 グーグルとの協業好感
米セルシウスHD 上場来高値圏 シェア拡大を評価 グローバルマーケット 株式 海外 5月18日 エナジードリンクの米セルシウス・ホールディングス株が好調だ。12日に135.19ドルと上場来高値をつけ、その後も高値圏で推移する。2022年に米飲料大手のペプシコから出資を受けた。販売網の統合で、シェアが大きく伸びた。9日に発表した23年1〜3月期決算は市場予測を上回る内容で、買いを集めた。 セルシウスは機能性エナジードリンクやサプリをスポーツクラブなどで販売する。調査会社のスピンズとIRIによ 米セルシウスHD 上場来高値圏 シェア拡大を評価
印フェニックス・ミルズ、年初来高値圏 高級住宅が好調 グローバルマーケット コラム 株式 海外 5月17日 インドの不動産大手フェニックス・ミルズ株が堅調だ。15日に一時1512.70ルピーと年初来高値をつけ、以降も高値圏で推移する。経済成長を背景にした好業績を評価する投資家の買いが広がっている。 同社はインド国内で用地取得から建物の運営・管理まで手がける有力デベロッパーで、特に大型商業施設の開発については同国の草分け的な存在だ。足元の業績は好調で、22年10〜12月期の純利益は前年同期比78%増だっ 印フェニックス・ミルズ、年初来高値圏 高級住宅が好調
米ハーシー、22年末比2割高 値上げでも消費底堅く 株式 5月15日 チョコレートなどを手がける米菓子大手ハーシーの株価が堅調だ。12日終値は274.58ドルと2022年末比で2割高となった。原材料となるカカオ豆の価格高騰を背景とした値上げを続けているが、手ごろな嗜好品やギフトとしての需要を伸ばし増収増益を確保。底堅い消費が株価を支えている。 23年1〜3月期決算は売上高、純利益とも前年同期比で1割超の増加となった。新型コロナウイルス禍からの回復で先行した主力の北 米ハーシー、22年末比2割高 値上げでも消費底堅く
米ゴープロ、2年8カ月ぶり安値 11四半期ぶり赤字に グローバルマーケット 株式 5月11日 小型ビデオカメラメーカーの米ゴープロの株価が低迷している。10日には一時3.8ドル台と2020年9月以来およそ2年8カ月ぶりの安値を付けた。9日に発表した23年1〜3月期決算が市場予想を下回り売られた。同社は値下げによる需要喚起にカジを切る方針を示したものの、成長性を取り戻せるか市場には懐疑的な見方が多い。 1〜3月期決算は1株当たり損益(EPS)が0.18ドルの赤字とQUICK・ファクトセット 米ゴープロ、2年8カ月ぶり安値 11四半期ぶり赤字に
米コカ・コーラ、3月末比2%高 値上げ効果を評価 マーケットニュース 株式 5月10日 米飲料大手コカ・コーラの株価が堅調に推移している。9日の終値は63.39ドルと3月末比で2%ほど高い。4月24日に発表した23年1〜3月期決算は増収増益を確保した。米景気の減速懸念が広がるなか不況に強い銘柄としても好感されている。 1〜3月期決算は売上高が前年同期比5%増の109億8000万ドル、純利益が12%増の31億700万ドルと、それぞれ事前の市場予想を上回った。原材料などのコスト増を受け 米コカ・コーラ、3月末比2%高 値上げ効果を評価