稲葉監督「日米野球、いろいろな可能性試したい」 11月7日 野球日本代表の「侍ジャパン」と米大リーグのオールスターチームが戦う日米野球が9日に開幕する(15日まで6試合、東京ドームなど)。4年ぶりに開催される今大会は、2年後の東京五輪に向けた貴重な強化の場となる。稲葉篤紀監督に日米野球に臨む抱負を聞いた。 ――今回の代表はどのような観点で選んだか。 「東京五輪を見据えてというところを基本線にしている。経験のある選手には『ジャパンとはこういうものだ』という 稲葉監督「日米野球、いろいろな可能性試したい」
オリックス・西名球団社長「満点補強、今季花咲かす」 1月7日 今オフ、プロ野球界を最もにぎわしている球団はオリックスだろう。3年ぶりの日本球界復帰となる中島裕之をはじめ、小谷野栄一、ブライアン・バリントン、トニ・ブランコを獲得。昨季勝率2厘差で優勝を逃した球団はかつてない大型補強を断行した。その裏にどんな戦略があったのか。19年ぶりとなるリーグ優勝に向けて攻めの一手を打った西名弘明・球団社長に舞台裏を聞いた。 ■10.2決戦、ファンも泣き一体感生まれた ―― オリックス・西名球団社長「満点補強、今季花咲かす」
阪神・中村GM「常勝チームへ機動力野球を鮮明に」 11月12日 セ・リーグ2位からクライマックスシリーズ(CS)を無敗で勝ち抜いた阪神。9年ぶり出場となった日本シリーズでソフトバンクに1勝4敗と完敗だったが、ゴメス、呉昇桓がタイトルを獲得するなど補強が実を結んだシーズンでもあった。今オフは鳥谷が米大リーグに挑戦する意思を球団に伝えており、来季に向けて新たなチームづくりも求められる。編成トップの中村勝広ゼネラルマネジャー(GM)に今季の評価と来季の補強ポイント 阪神・中村GM「常勝チームへ機動力野球を鮮明に」
DeNA・尚成「巨人、強いからこそ倒したい」 3月31日 プロ野球は28日、セ・パ両リーグが開幕した。今季は楽天のエースだった田中将大が海を渡って大リーグのヤンキースに移籍したが、田中とは逆の道をたどった選手がいる。大リーグを経て日本球界に5年ぶりに復帰したのがDeNAの尚成(高橋尚成)だ。メッツ、エンゼルスなどで通算14勝を挙げた38歳はメジャーで何を学んだのか。8年連続Bクラスからの脱出へ中畑監督に請われて加入した左腕は、かつて在籍した巨人に対して DeNA・尚成「巨人、強いからこそ倒したい」
熊崎新コミッショナー「スピード感持ち立ち向かう」 3月7日 ポスティング制度の更新時にみられた日米間のすれ違いなど、順風満帆とはいかない日本プロ野球界。第13代コミッショナーに就任した検察OBの熊崎勝彦氏(72)に、今後のかじ取りについて聞いた。 ――迷った末のコミッショナー就任だった。 最初はコミッショナー代行という話も出たと思うが、それすら寝耳に水で予想もしておらず、家族も反対だった。検察で長年、大げさにいえば社会のため、お国のために働いてきたし、こ 熊崎新コミッショナー「スピード感持ち立ち向かう」
「被災者から勇気」 元主砲・山崎武司が語る楽天V 9月26日 「球団創設から9年でよく優勝したなと思う」。楽天のリーグ優勝決定に、創設時のメンバーの1人である山崎武司(中日)は、新たな歴史を刻んだ後輩たちの活躍に「たいしたもんだ」と目を細める。一昨年まで7年にわたって主砲として新生チームを支えたベテランに話を聞いた。 ■1年目は2軍レベルだった ――2005年のシーズンから戦いが始まった楽天。プロ野球で51年ぶりに誕生した新球団は文字通りゼロからのスタートを 「被災者から勇気」 元主砲・山崎武司が語る楽天V
WBC・山本監督「3連覇へ憎らしい野球」 1月1日 野球の国・地域別対抗戦ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の第3回大会が3月、開催される。大リーグでプレーする選手の参加辞退で、日本代表は国内選手だけで候補を固めざるを得なかった。「侍ジャパン」が第1回、第2回に続き、3連覇を達成するカギは何なのか。山本浩二監督は「選手たちの気持ちを1つにまとめること」を条件に挙げ、そのためには自分から選手の懐に入っていきたいと抱負を語った。 ■大会までの WBC・山本監督「3連覇へ憎らしい野球」
ヤクルト宮本「一致団結すれば、巨人や中日にも勝てる」 3月3日 プロ野球ヤクルトの宮本慎也内野手(40)が17年目のシーズンに向け順調な調整を続けている。チームは昨季リーグ4位に終わったものの、中盤以降に驚異的な追い上げを見せた。その力は本物か。「今季こそは日本一」を合言葉に、キャンプ、オープン戦で張り切るチームに必要なポイントなどについて、チームのリーダー格である大ベテランに聞いた。 ■巻き返せたことは予想外 ――昨季は5月末の指揮官交代以降、6割2分1厘の勝 ヤクルト宮本「一致団結すれば、巨人や中日にも勝てる」
斎藤佑樹「さあプロへ。直球磨き、総合力で勝負」 1月1日 2011年、スポーツ界はどんな年になるのだろうか。今年、注目されそうな選手や監督に聞く「2011年の顔」。第1回は今年いよいよ日本ハムでプロ野球デビューを果たす早大の斎藤佑樹投手(22)。高校から大学まで「WASEDA」のユニホームに袖を通し、早稲田実業では夏の甲子園制覇、早大では東京六大学野球史上6人目の「30勝、300奪三振」を記録するなど輝かしい実績を積んできた。昨年末にはファンの前でユニ 斎藤佑樹「さあプロへ。直球磨き、総合力で勝負」