「松井キラー」の元阪神・遠山氏、浪速高監督で奮闘 10月17日 1990年代後半から2000年代前半にかけて、巨人の強打者だった松井秀喜さんへのワンポイントリリーフで名をはせた元阪神の遠山昭治さん(53)が大阪・浪速高の監督として奮闘している。昨年11月に就任。新型コロナウイルスの影響で今夏の甲子園大会が中止になり、秋季大阪府大会が甲子園を目指す公式戦の初陣だった。大阪の公立校で26年ぶりに秋季近畿大会の出場を決めた山田に4回戦で敗退。「この冬に鍛え直し、甲 「松井キラー」の元阪神・遠山氏、浪速高監督で奮闘
プロ注目球児 コロナ禍の制約下、光ったたくましさ 8月22日 明石商(兵庫)の中森俊介投手や来田涼斗外野手、履正社(大阪)の関本勇輔捕手や小深田大地内野手ら、今年の関西高校球界にはプロが注目する3年生の逸材がそろう。17日まで甲子園で開かれた高校野球交流試合と各都道府県の独自大会では、新型コロナウイルスの影響で練習を十分に積めない制約があった中でも奮闘を見せた。不遇を乗り越え、たくましさを身にまとうこの世代は将来、どのような輝きを放つのだろうか。 明石商は プロ注目球児 コロナ禍の制約下、光ったたくましさ
代替大会、木製バットの球児も プロ見据え特大の一発 7月18日 新型コロナウイルスの影響で今夏の全国高校野球選手権大会と49の代表校を決める地方大会が中止となった。これを受けて開催が決まった各都道府県の代替大会が関西でも京都府で11日に開幕、他の5府県は18日に始まる。京都大会ではプロのスカウトへのアピールのため木製バットで挑み、本塁打を放った球児もいた。例年とは趣の異なる熱戦が繰り広げられている。 12日、京都府宇治市で高校野球の名門、龍谷大平安の初戦(対 代替大会、木製バットの球児も プロ見据え特大の一発
センバツ中止、球児にエール 高嶋氏「今は心鍛えて」 4月26日 新型コロナウイルスの感染拡大で、関西の学生スポーツ界にも甚大な影響が出ている。選抜高校野球などの大会の中止や延期が相次ぎ、普段の練習もままならない状況だ。スポーツ部活動に青春をささげる若者たちは今、どう過ごせばいいのか。歴代最多の甲子園通算68勝を挙げるなど関西の学生スポーツ界を代表する指導者の一人、智弁和歌山高校野球部前監督の高嶋仁氏(73)に聞いた。 高嶋氏は2018年の勇退後も名誉監督とし センバツ中止、球児にエール 高嶋氏「今は心鍛えて」
履正社、難敵破り甲子園V 磨いた筋力 強打の支え 9月1日 2019年の全国高校野球選手権は履正社(大阪)の春夏通じて初の優勝で幕が下りた。春の選抜大会で完膚なきまでにたたきのめされた星稜(石川)の剛腕、奥川恭伸を打ち崩し、喜び倍増の戴冠となった。 8月22日の決勝。大会屈指の好投手の奥川と履正社の強力打線の対決とあって、平日ながら甲子園球場には4万4千の観衆が集まった。 先制したのは星稜。二回に岡田大響の適時二塁打で1点を挙げた。直後の三回、履正社は4 履正社、難敵破り甲子園V 磨いた筋力 強打の支え
センバツ、関西4校が8強 選手育成 夏以降にらむ 4月14日 1989年に平成最初の優勝を果たした東邦(愛知)が、平成最後の栄冠にも浴して幕が閉じた今年の選抜高校野球。好選手を擁する関西勢の健闘が目立った大会でもあった。 ベスト8入りを果たした関西勢4校のうち唯一、準決勝に進んだ明石商(兵庫)を引っ張ったのは投手の中森俊介。自身とともに二枚看板を成す宮口大輝が手の指を負傷し、ほとんど投げられなかった中、全4試合に投げて大分戦を除く3試合で完投した。 140 センバツ、関西4校が8強 選手育成 夏以降にらむ
智弁和歌山・高嶋監督勇退、甲子園68勝 教え子に感謝 12月15日 高校野球の監督として歴代最多の甲子園通算68勝を挙げ、8月に退任した智弁和歌山高(和歌山市)の高嶋仁・前監督の勇退記念パーティーが今月1日、同市内であった。智弁学園高(奈良県五條市)でコーチや監督を務めた10年を含め、48年にわたって球児を指導した名伯楽は「甲子園は私の人生そのもの。いろんな記録もつくらせてもらい最高の監督生活だった」と教え子たちへの感謝を口にした。 集まった両校OBは200人以 智弁和歌山・高嶋監督勇退、甲子園68勝 教え子に感謝
甲子園8強に近畿勢3校、守備・走塁でも光った技 9月1日 甲子園球場(兵庫県西宮市)で開かれた第100回全国高校野球選手権大会で、大阪桐蔭(北大阪)が史上初となる2度目の春夏連覇を果たした。近畿勢は例年より2校多い8校が出場し、大阪桐蔭、近江(滋賀)、報徳学園(東兵庫)が8強入り。共通するのは投打のバランスのよさだが、守備、走塁のレベルの高さにも目を奪われた。 大阪桐蔭は決勝までの6試合で計12失点。1イニングで2点以上失ったのは1度しかない。「最少失 甲子園8強に近畿勢3校、守備・走塁でも光った技
夏の高校野球100回、関西8校「皆勤」 聖地を行進 8月18日 甲子園球場で開催中の全国高校野球選手権は今年、第100回の節目を迎えた。歴史ある大会とともに伝統を紡いできたのが、100回連続で地方大会に出場してきた15校。兵庫県立神戸高(神戸市)もその一つだ。 7月15日、ウインク球場(兵庫県姫路市)での東兵庫大会2回戦で神戸は甲南(同県芦屋市)に1-8の八回コールド負けを喫した。片岡太志主将は敗退を悔しがった一方、チームが100回連続で大会参加を果たした充 夏の高校野球100回、関西8校「皆勤」 聖地を行進
履正社・安田、本塁打王の系譜 ロッテ1位指名 11月11日 10月のプロ野球ドラフト会議で、大阪・履正社高の安田尚憲がロッテから1位指名された。高校通算65本塁打をマークした大型内野手。憧れだったプロへの道が開け「ずっと自分の目標であった松井秀喜選手(元ヤンキースなど)のように、ファンを魅了できるホームランバッターになるのが自分の夢」と笑顔を浮かべた安田は「将来的には本塁打王を取りたい」と高い目標を掲げた。 今春の選抜高校野球では準優勝を経験。高校通算1 履正社・安田、本塁打王の系譜 ロッテ1位指名