「横綱の義務」果たせ 横審・矢野委員長に聞く 11月8日 朝乃山、正代と続けざまに新大関が誕生し、世代交代の波が押し寄せる大相撲。ともに35歳のベテラン横綱、白鵬と鶴竜は相次ぐ故障で皆勤もままならず、11月場所(8日初日・両国国技館)もそろって休場する。キャリアの終盤を迎えた2横綱に求めるものや評価について、横綱審議委員会の矢野弘典委員長に聞いた。 ――横審は成績不振などの横綱に対して「激励」「注意」「引退勧告」の決議ができると内規で定める。2018年に 「横綱の義務」果たせ 横審・矢野委員長に聞く
琴奨菊「心を鍛えた先に大関があった」 11月16日 13日に初日を迎えた大相撲九州場所(福岡国際センター)を、新大関として迎えたの琴奨菊(27)は3日目を終えて3連勝と無難なスタートを切った。地元・福岡県柳川市出身。同じ福岡県出身の魁皇が引退したため、横綱、大関では唯一の日本人力士だ。大関にふさわしい成績と同時に、相撲界を引っ張る役割も求められる。 「大関になったら周りの反応が全然違う。街を歩いてても声をかけてもらえるし、顔を覚えてくれる。最初は 琴奨菊「心を鍛えた先に大関があった」