国際大会初Vの車いすバスケ男子 東京パラへ弾み 6月19日 車いすバスケットボール男子日本代表が6月8~10日に武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京・調布)で行われた国際大会「三菱電機ワールドチャレンジカップ(MWCC)」で初優勝を果たした。2016年リオデジャネイロ・パラリンピックで9位に終わっていた日本だったが、MWCCでは同6位のオーストラリアなど3チームに4戦全勝。リオ大会以降、トランジッション(攻守の切り替え)をキーワードにチームをゼロから再建し 国際大会初Vの車いすバスケ男子 東京パラへ弾み
パラ競泳、リオ選考は初の一発勝負 選手を触発 4月21日 3月6日、静岡県富士市の富士水泳場で障害者(パラ)競泳の春季静岡水泳記録会が行われた。毎年恒例の、国際パラリンピック委員会(IPC)公認の格式の高い大会だが、今年のプールサイドには一層の熱気があった。9月のリオデジャネイロ・パラリンピック出場選手を内定する選考会も兼ねたからだ。 ■緊張感、選手たちの体熱高める しかも一発勝負。勝てば天国、負ければ地獄の緊張感が、選手たちの体熱を高めた。健常者の競泳 パラ競泳、リオ選考は初の一発勝負 選手を触発
東京マラソン車いす部門、デッドヒート呼んだ国際化 3月26日 2月28日に行われた第10回東京マラソン(東京都庁前―東京ビッグサイトの42.195キロ)の車いす男子の部は、最後の最後までデッドヒートが続く展開となった。日本選手にはリオデジャネイロ・パラリンピック車いすマラソンの選考レースとなったことに加え、今回からレースが国際化されて海外の有力選手が参加、レベルがあがったことが大きい。レース展開を振り返り、車いすマラソン特有の勝負のポイントを検証してみたい 東京マラソン車いす部門、デッドヒート呼んだ国際化
帰ってきた「水の女王」 パラ競泳・成田がリオ切符 3月15日 6日に静岡県富士市の富士水泳場で行われた障害者(パラ)競泳の春季静岡水泳記録会。リオデジャネイロ・パラリンピックの代表選考会となった大会で、会場全体から大きな歓声を浴びたのは、かつての「水の女王」、成田真由美(45、横浜サクラ)だった。女子で唯一派遣標準記録を突破、北京パラリンピック以来8年ぶりの大舞台への復帰を決めた。 ■パラリンピックで金15などメダル20個 午後にあった50メートル自由形。成 帰ってきた「水の女王」 パラ競泳・成田がリオ切符
車いすマラソン・土田、リオで12年ぶりメダルに挑む 2月29日 28日に行われた東京マラソンの車いす女子で、土田和歌子(41、八千代工業)が9連覇を達成、9月のリオデジャネイロ・パラリンピック代表に内定した。1994年のリレハンメル冬季を皮切りに、これまで夏冬合わせてパラリンピック6大会に出場、金3つを含む7つのメダルを持つ第一人者は、息子、夫のサポートと共に3大会ぶりのメダルを狙う。 リオ内定条件の1時間46分を大きく切る1時間41分4秒でゴールした土田に 車いすマラソン・土田、リオで12年ぶりメダルに挑む
45歳・岡村、好記録V 視覚障害者マラソンでリオ前進 2月26日 リオデジャネイロ・パラリンピックの視覚障害者マラソン選考レースで、ベテラン選手が存在感をみせた。7日に行われた別府大分毎日マラソンを好タイムで制した45歳の岡村正広(RUNWEB)だ。出場推薦順位は2位となり、リオ切符獲得へ向けて大きな一歩を踏み出した。 同大会の優勝候補は、昨年4月のロンドンマラソン視覚障害者部門3位で、出場推薦順位1位を確定させた堀越信司(27、NTT西日本)だった。しかし、 45歳・岡村、好記録V 視覚障害者マラソンでリオ前進
車いすバスケ、「選手の足」に激しさ支える秘密あり 2月25日 車いすバスケットボールは、コートの広さや、ボールの大きさ、ゴールの高さなど、健常者のバスケットと基本的に同じルールで行われるスポーツだ。最も異なるのは、いうまでもなく選手たちが車いすを使うことである。では、競技に使われる車いすは、いったいどのようなものなのか。誰がどのような思いで作っているのか。スポットを当てた。 車いすバスケットは、スピードと俊敏さ、そして激しさが伴うスポーツだ。そのため、競技 車いすバスケ、「選手の足」に激しさ支える秘密あり
企業のパラスポーツ支援、まず社内ファンづくりから 2月10日 2020年東京五輪・パラリンピック開催が決まって以降、障害者(パラ)スポーツへの企業の支援が活発になっている。競技団体や大会のスポンサーになったり、選手を競技生活優先のアスリート雇用で社員にしたり。また、障害者スポーツの統括団体「日本障がい者スポーツ協会(日障協)」の人材が足りず、猫の手も借りたい状況なのを聞いて、出向の形で社員を派遣する企業も増えている。舛添要一・東京都知事が「パラリンピックの 企業のパラスポーツ支援、まず社内ファンづくりから
パラ卓球・岩渕、止まらぬ躍進 リオ出場権獲得 2月4日 障害者(パラ)卓球で期待の若手、岩渕幸洋(21、早大3年)がこのほど、9月のリオデジャネイロ・パラリンピック出場権を獲得した。大学の卓球部で健常者の強豪たちにもまれたことで技術とスピードが磨かれ、昨年に世界ランクをジャンプアップ。初めての大舞台にたどり着いた。 足などに軽い障害を持ち、立ってプレーする選手のクラスで、岩渕の2015年当初の世界ランクは21位。だが1年間で7つの国際大会に参加、うち パラ卓球・岩渕、止まらぬ躍進 リオ出場権獲得
境界越えプロが指導 ブラインドサッカー、注目の試み 1月10日 「ようやく」というか、「ついに」というか。主に視覚障害者がプレーするブラインドサッカー日本代表の新コーチに昨年12月中旬、日本サッカー協会(JFA)のフットサル部門でテクニカルダイレクターを務める小西鉄平氏(38)が就任した。日本ブラインドサッカー協会(JBFA)からのお願いにJFAが応え、現職を兼任しながら、ブラサカの強化を手伝う。健常者スポーツの団体が、組織として障害者スポーツの選手強化に協 境界越えプロが指導 ブラインドサッカー、注目の試み